this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
にゃんぴーす!~黒猫海賊団が現れた!~
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
7
ただ一人、三すくみ状態から外れている瀬莉が巧の傍に駆け寄り、脈を取った。
「大丈夫。生きてるよ! 怪我もない」
瀬莉は巧と顔見知りだったが、お互いのろっこんまでは知らない。だが、硬直しているのは彼の能力だろうと判断した。
「……提案があるんだけどな」
距離を取りながら、幸次は口を開いた。
「お前らさ、つまりにゃんぴーすがどこにあるか、そもそもどういう形をしているかも知らないってことだよな?」
ニャッドたちは答えない。
「返事がないってことは、イエスでいいかな? そこで提案。好き勝手してる黒猫たちを止めてくれれば、探すの協力するけど?」
「……何が狙いだにゃ?」
「狙いっていうか」
幸次はがりがりと頭を掻いた。
「俺が漫画で知ってる海賊は、弱きを助けて悪をくじく、あとお宝はいただくってスタイルで冒険をしているんだ。何にも縛られない、やりたい放題できる海賊だからこそ、悪の権力者とか独裁政治をする人にも立ち向かっていける。……ま、勝手な憧れだけどさ」
「確かに」
うむ、とニャッドは腕を組んでついでに胸を張った。
「黒猫海賊団も?」
「もちろんだにゃ。我ら黒猫海賊団は、故郷を追われた黒猫たちの集まりだにゃ!」
と、ニャリファドも言い切る。
「だったらさ、黒猫海賊団も弱いものの味方になれるんじゃないかな? そういうものになってくれるなら……協力する」
ニャッドとニャリファドは顔を見合わせた。
「いいだろう」
と、ニャッドが頷く。
「君もそれでいい? そっちの彼も、怪我もなさそうだし」
幸次に訊かれ、うーむ、と唸った龍樹だったが、
「……兄ちゃんも怪我ないって言うし。そんなら」
龍樹がムテンをしまうと、ニャリファドも爪を引っ込めた。
幸次はほっと息をつく。変身を解こうかとも思ったが、ニャッドたちがこの姿ゆえに信じてくれたかもしれないと考え、そのままにした。
「まずは部下たちを何とかしてくれ。それから、にゃんぴーすをどう探すか考えよう」
「よかろう」
また明日、会うことを約束し、ニャッドとニャリファドは立ち去った。あくまで猫らしく、音も立てずに。
「君たちも帰った方がいいね」
「でも、兄ちゃんはどうする?」
巧は固まったままだった。
「あー……俺が送ってくよ。目が覚めたら」
「あたし、親に黙ってここまで来ちゃったんだよね……」
瀬莉がため息をついた。スマートフォンには、両親からの着歴がずらりと並んでいる。
「じゃあ、オレを送ってったってことにすれば?」
と、龍樹が言った。「オレ、姉ちゃんより年下だし、年下を送ってったってことにすれば、あんまり怒られないだろ?」
「でも、龍樹君は大丈夫なの? おうちの人……あたしがなんか言い訳する?」
「だいじょーぶ。今日はかあちゃん出かけてるし、とうちゃんもいないし」
「――分かった! 何もかもあたしに任せて!」
龍樹の手をぎゅっと握り、瀬莉は言った。「父親がいない」という言葉を勘違いした瀬莉の、庇護欲を搔き立てたらしい。実際に世話になるのは、瀬莉の方なのだが。
連絡を取り合うことくどいほどに念押しし、瀬莉と龍樹は帰った。幸次は地面に座り込み、これからのことを考え始めた。
にゃんぴーすをどう探すか、見つけたとして、ニャッドたちに渡すべきかどうか。
「……面倒くさいなあ」
ぼんやり物思いに耽る幸次の後ろで、実はとっくに動けるようになっている巧が、この謎の獣人からどう逃れるか頭を悩ませていたという……。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
泉 楽
ファンレターはマスターページから!
お待たせしました。「にゃんぴーす!~黒猫海賊団が現れた!
~」のリアクションをお届けします。
今回参加された三名の方、全員がニャッドと関わるアクションだったこと、にゃんぴーすを探す具体的な方法が一切なかったことから、このような結果になりました。
ひとまず、黒猫の騒動は収まり、彼ら全員が寝子島に留まることになりましたが、また何か起きるかもかも…?
遠からず、続きが書ければなーと思っています。
それでは、また!
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
にゃんぴーす!~黒猫海賊団が現れた!~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月30日
参加申し込みの期限
2020年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!