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\ オーバータイム!/
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にゃんぴーす!~黒猫海賊団が現れた!~
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「えーと、黒猫があちこちの店を襲っている……?」
ねこったーの投稿を読み上げ、巧は眉を寄せた。
「黒猫?」
と、龍樹が繰り返した途端、足元を影が通り過ぎて行った。
続いて悲鳴が上がり、コンビニから肉まんを咥えた猫が飛び出してくる。これも黒猫だ。
「……兄ちゃん、キャットロードにもいるって、書き込んだら?」
「誰かやるでしょ、他の人が」
巧の顔には、関わりたくない、とありありと書かれている。
「ねこったー、他に何て?」
「んーと、そのうちの二匹がにゃんぴーすとかいう宝を探してるとか、高いところにあるらしいとか……」
「ちょっと待って! 猫が喋ったの!!??」
「……そういうことになるかなあ?」
巧もすっかり寝子島に慣れ、そんな不思議なことがあっても疑問に思わなくなっている。
「すごいじゃん!? なんで!? その猫、もれいび!?」
「あー。そうかも?」
「探そう!!」
「え? 何で?」
「会いたいから!!」
「いやいやいや!」
巧は慌てた。龍樹のこのキラキラした瞳には、見覚えがある。こういう目をした子供は、頑として言うことを聞かない。
「大体、君、家に帰らなくていいの? 親、心配しない?」
「大丈夫。今日、かあちゃんいないから!」
「いないって」
「PTAでなんか色々あるとかで、朝早くから出かけたんだ」
龍樹も一緒に起きて、見送った後にこうしてキャットロードにやってきたのだ。
「だから、夜までに帰ればオーケー。とうちゃんもどっか行ってるし」
「だからって、子供一人で」
「一人じゃないよ?」
「え?」
龍樹はにっこり笑って、巧を指差した。
「兄ちゃんいるし」
「は?」
「心配なんだろ? なら、一緒に来てくれよ」
「はあ!?」
「よし、決まり! しゅっぱーつ!!」
「決まってない! 出発しないで!!」
ずんずん歩き出す龍樹を、慌てて追いかける。
十歳の小学生に振り回される、十七歳の巧であった。
展望台前駅に降り立った瀬莉は、さてどうしようかなと思った。
人間の言葉を話す猫が九夜山に向かったようだ、という情報を元にここまでやってきたが、この後どうすればいいか分からない。
商品を全て奪われた魚屋は、今日は休むらしい。涙目の主人を、今度買いに来るからと慰めて電車に乗った。ねこったーでは、同じような被害報告が幾つも上げられていた。
瀬莉が見た黒猫たちは、にゃあにゃあと鳴くのみで喋らなかった。ということは、喋る猫は特殊なわけで、それが鍵だろうと瀬莉は考えたのである。
ねこったーで情報を集めつつ、ひとまず瀬莉は、展望台に向かうことにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月30日
参加申し込みの期限
2020年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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