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にゃんぴーす!~黒猫海賊団が現れた!~
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「誰か助けてー!」
展望台に向かった瀬莉だったが、小さな黒い影を見つけ、道を外れた。そして草むらに足を踏み入れた瞬間、木の上に吊るされていたのである。
いわゆるスネアトラップと呼ばれる罠だが、頭を下にした瀬莉にはわけが分からない。
クククッ、と誰かが笑った。
「誰!? 誰でもいいから、助けてください!」
引っ繰り返ったまま、瀬莉はその誰かに叫ぶ。
「助ける? さあ、どうするかにゃあ」
「にゃあ?」
瀬莉は、ぱちくりと二~三度瞬きし、その人物を見つめた。――否、人ではなかった。
「猫……喋ってる……」
それは、艶やかな毛並みの黒猫だった。右目は大きな傷が走り、糸のように細く閉じられている。
件の黒猫だとすぐに分かった。
それはともかく、
「助けてくださいっ」
言葉が分かるなら、頼んで損はないだろうと思った。
「質問に答えたら、助けてやるにゃ」
「なに?」
「にゃんぴーすについて、知っていることはないかにゃ?」
「にゃんぴーす……? って、何?」
「世界でたった一つの宝にゃ。それを使えば、猫の王になれるにゃ」
「猫の王……王様になりたいの?」
「そうにゃ」
「他の猫たちを支配するってこと?」
「そうにゃ」
「どうして?」
「黒猫の世界を作るためにゃ。俺たち黒猫は、世界中で嫌われているにゃ……俺の部下たちも、みんなそうやって追い出されてきたにゃ。だから、猫の王になって、黒猫が一番の世界を作るにゃ」
「でも、だからって他の猫を支配するなんて」
「お喋りしすぎたにゃ……さあ、答えるにゃ」
「……知らない」
「そうか」
黒猫――ニャッドはくるりと瀬莉に背を向けた。
「えっ? ま、待って、助けて――」
「質問に答えられないなら、助ける意味ないにゃ」
「そんなあ……」
絶望したその時、瀬莉の身体がふわりと持ち上がった。
「え? え?」
何が起きたか理解できぬまま、視界がぐるりと反転する。恐怖と気持ちの悪さから、瀬莉は咄嗟に目を瞑った。そして、どん、という衝撃。
恐る恐る目を開けると、そこにあったのは大きな猫の顔だった。
「――!!」
「怖がらないで。俺は人間だから」
悲鳴を上げそうになったが、降ってきたのは意外にも優し気な声だった。
「もれいび……?」
「そう、そういうろっこん。立てる?」
「う、うん……」
支えられながら地面に足を付けた瀬莉は、改めて助けてくれた人物――幸次をまじまじと見つめた。
見た目は巨大な猫だ。手も足も、猫のそれである。だが体格は完全に人間だったし、何より服を着ている。
「話は聞いたよ」
瀬莉を庇うようにして、幸次はニャッドと相対した。
「他の猫を支配下に置くと聞いたら、黙っているわけにはいかないな」
「だったら、どうする気にゃ?」
「力尽くでも止める!!」
幸次の右手から、巨大な爪が覗いていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月30日
参加申し込みの期限
2020年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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