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にゃんぴーす!~黒猫海賊団が現れた!~
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幸次は地面を蹴り、ニャッドとの間合いを詰めた。振りかぶり、右手を力いっぱい叩きつける。
が、そこにニャッドはいなかった。
「どこを狙っているにゃ?」
どん、と背中を蹴られ、幸次は転がった。すぐさま立ち上がり、両手を地面につき、ぐるりと身体を回転させた。
ニャッドは幸次の脚に飛び乗ると、そのまま身体の上を駆け、彼の顔目掛けて前足を振り上げた。
「うわっ! っと……」
咄嗟に顔を逸らしてそれを避けるが、前髪が一房、はらりと飛び散った。ニャッドの爪がきらりと光る。
身体を捻り、ニャッドを地面に落とすと、幸次は再び距離を取った。
「駄目だ、速すぎる……」
汗を拭い、ごくりと唾を飲み込む。
「どうした? 俺を止めるんじゃなかったのにゃ?」
「止めるよ……」
幸次は両手を地面に付いた。ちょうど、クラウチングスタートのように。
ニャッドにはその態勢の意味が分からないようで、眉を寄せている。
――と、幸次が思い切りスタートを切る。一瞬でニャッドの正面に辿り着き、立ち上がる。
「しゃー!!」
常であれば、ニャッドも冷静に対処できただろう。だが、低い位置から急に起き上がったことで、幸次の身体は更に大きく見えた。そこに威嚇である。
寸の間であったが、ニャッドは硬直した。その隙を幸次は見逃さなかった。
ニャッドの首を掴み、激しく地面に叩きつける。
ずんっ、という音と共に土煙が上がり、それが晴れたとき、幸次はニャッドの身体を地面に縫い留めていた。
「……力尽くで止めるって言ったろ?」
ニャッドは無言で、幸次を睨んでいる。
その時、叫び声と共にがさがさという音がして、何かが落ちてきた。
続けて、黒い影が現れる。その影は幸次とニャッドを認めるなり、
「キャプテン!!」
と叫んで、駆け寄った。
幸次は素早く距離を取る。
「ご無事ですかにゃ!?」
ニャリファドはニャッドを庇うように立つと、鋭い爪を幸次に突きつけた。
ニャッドは咳き込みながら、ああ、と答え、
「お前は、どうしてここへ……?」
「あいつらを追ってきたんですにゃ」
ニャリファドがちらりと向けた視線の先には、龍樹と巧がいた。巧は龍樹を抱えたまま、固まっていた。――【缶詰】の能力が発動したのだ。
「兄ちゃん! 大丈夫か、兄ちゃん!?」
そんなことなど知らない龍樹は、巧の腕からどうにか抜け出すと、ポケットからムテンを取り出した。
「近づくな! 近づいたら、オレのムテンが火を噴くぞ!」
空中に向けられたムテンの右腕から弾が発射されるが、それはホログラムである。
だが、ニャッドたちには分からない。また、そうと知られないよう、地面ではなく空中に放ったのだ。
そうして、ニャッドとニャリファド、龍樹、幸次――龍樹には、彼もまた敵に見えた――は、全員が動けなくなったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月30日
参加申し込みの期限
2020年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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