this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
琥珀色の霙降る日 ――出会いを取り戻せ――
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
つぎへ >>
急:出会いを、今……。
恵御納 夏朝
と猪瀬 イオリは、仲良く街を散策していた。美味しいクレープを一緒に食べたり、可愛い小物をみたり、ウミネコに餌をやったり……と、海辺の街を楽しんでいた。動物好きなイオリは、夏朝とも気があい、時が忘れそうになるぐらい話もした。
こうすることでうまーくごまかせていたのだが、ここで問題が噴出した。
「ねぇ、君たち。猪瀬ボクシングジムって知らないかい?」
まさにシティボーイ! という雰囲気のハンサムな若者が2人に話しかけてきたのである。
(ストレートに来たね)
夏朝はイオリの手を握り警戒している事を悟られぬように「行こう」と促す。
「え? でも父の……」
「ああいうのは人の良い振りして悪い所に連れ去ろうとするから気をつけないと!」
「!!」
夏朝の言葉に、イオリはこくんと頷いて若者から離れようとする。だが、若者もまけてはいない。
「君、オーナーの娘さんだろう? ポスターに写真があったから覚えてるよ。だから知っているんじゃないか?」
それでも無視だよ、と眼差しを送る夏朝に、イオリは頷いて走っていく。人の多い場所故に、これ以上話しかけては怪しまれる。若者は2人に笑いかけると雑踏に消えた。
(えーっと、もうこんな時間か……)
夏朝は、建物にかけてあった時計を見、ため息をつく。そろそろ準備をしなくては。名残惜しいが、これも2人と寝子島のためである。
「イオリちゃん、こっちになにかあるみたい」
「? なんやろねぇ」
夏朝は、そっと彼女を例の路地の方面へと連れて行った。あとに残されたダッフルコートの男はふっ、と笑って見送る。だがその顔に諦めは浮かんでいなかった。
――一方その頃、とある喫茶店。
「ここまで来たら大丈夫かしら」
と、
羽生 碧南
が一息つきながら言えば、
牛瀬 巧
が少し落ち着かない様子で辺りを見渡していた。
「普通の喫茶店じゃない」
虚栄 心
が落ち着きの無い巧に苦笑するが、彼は気恥ずかしそうに
「いや、こういうトコって大人が行く気ぃして」
「まあ、いいじゃないか」
八神 修
はそんな巧を嗜め、コーヒーを注文する。碧南と心も飲み物を注文し、巧もレモンスカッシュを注文した。
注文の品を待っている間に、修のスマホがなる。相手は
響 タルト
であった。彼女は
曖浜 鴻
と
深縹 露草
が女性の堕天使を追い払った事、彼女は『バタフライエフェクト実験』という物を行っていた事を告げた。
(……バタフライエフェクトの実験……)
その言葉に、修は僅かに眉を顰めた。
一方、心はどこか疲れた顔の巧をみた。切れた口元を気にしながら、彼はどこか遠い目で窓の外を見ている。
「母ちゃん、なんでワイらを捨てたんや。その所為で父ちゃんは」
それから先は声が細くなり喧騒に解けてしまった。だが、その口元の動きで心は不穏な物を感じた。
飲み物が運ばれてきてからしばし無言で飲んでいた一行だったが、碧南が時計を見るとそろそろ運命の時が近づいているようだ。
「遅ぅなったけど……おおきにな」
巧が照れ半分、申し訳なさ半分で3人に礼を述べると修は首を横にふる。
「俺には護りたい人がいる。好きな女性を護らない男に愛を語る資格はないよ」
「ん?」
修の言葉に巧は目をしばたかせる。
「まあ、貴方を助ける事が自分を鍛えると思えばどうってことないよ」
その言葉に、巧は「そういう考え方もあるんやな」とポツリと呟いた。
(うぅ、寒いな……)
タルトは路地に潜んでいた。運命の時……午後5時30分が近づいている。彼女は白い息を吐きながら猪瀬 イオリの姿を探していた。夏朝からの連絡では着実にこの路地へと近づいてきているようだが……。
(そろそろかな)
タルトは思い切って持ってきた水筒のお湯を頭からかぶって念じる。すると彼女の姿が愛らしい猫に変身していた。彼女のろっこん『チェシャ猫』の効果である。
(あの子かな?)
猫の姿でてってけ歩み寄るタルトだが、彼女が見たのは……、ダッフルコートを着た若者が、夏朝とイオリの2人を無理矢理路地とは反対方向へ誘っている姿だった。
「君たち、そっちは危ないよ? ほら、僕と行こう! ジムの場所を聞いてきたんだ」
夏朝が無視しようとイオリに促し、立ち去ろうとするも彼は進路を塞ぐように立つ。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
琥珀色の霙降る日 ――出会いを取り戻せ――
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年09月11日
参加申し込みの期限
2020年09月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年09月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!