this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
琥珀色の霙降る日 ――出会いを取り戻せ――
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
――港
巧たちを出迎えたのは、髪を金髪に染めた、身なりのいい少年。その背後に控えるのが暴走族とヤクザである。
「巧、てめぇが助太刀を頼むとは思わなかったなぁ? ビビったかぁ?」
少年の言葉に、巧は肩をすくめる。
「芝かてぎょうさんお守り連れとるやないか。保護者がおらんとケンカの1つもできんのか」
呆れたように言う巧に、芝と呼ばれた少年はぐっ、と歯を食いしばるが、見下した表情を浮かべると首で示した。
チッ、と舌打ちしたのは、スイッチが入った露草。彼は雁首揃えた暴走族やらヤクザやらを見、激怒していたのだ。
「おい、30人以上の大の大人が、寄ってたかって1人の若者を……性根と脳みそ腐ってんのかてめぇら!!!」
普段の穏やかな露草を知る者からしてみれば、予想外なほどの怒声。芝少年はそれに腰を抜かしたが、「坊ちゃんはこちらに」と一人の男が手を引いて非難させようとする。だが、露草は見逃さない。
「芝! てめぇがこいつを呼んだんだろ! タイマン張るって言ったんなら張れや!」
「うぅ、煩せぇ! そいつがオレの邪魔さえしなけりゃよかったんだ!」
ビビりながらも返す芝の前に、暴走族の若者が出てくる。芝は「お前たち、巧を殺れ!」と叫ぶとよろよろと走り出す若者たちの中に消えてしまった。
「やってやろうじゃねぇか……」
拳を鳴らし、立ちふさがる鴻。身長192センチな上、なかなか逞しい体をしている彼はそれだけで威圧感がある。鉄パイプを手に襲い掛かろうとした暴走族の何人かが、竦むほどだ。その隙に走り込む小柄な影。心である。彼女は右手に小型拡声器、左手に書道の文鎮を手に笑った。
「お前はただの人間だ!!」
彼女のろっこん『人間惨禍』は彼女がそう言うことにより、『ひと』の筋力が低下するのだ。確かに『ひと』が多い状態故に普段ならばろっこんの効果が薄れるだろう。だが、
変異した時空故か、その効果は多少落ちた程度に収まっているようだった。
鉄パイプを落とす暴走族たちの膝を、思いっきり文鎮で叩き割る。もちろんろっこん『人間惨禍』を使用した状態で、だ。
(……敵に回したくないな)
別方向から襲い掛かってきた暴走族を払いながら、鴻は口内を嚙み切っていた。血の味と痛みを振り払い、力が欲しい、と念じれば彼のろっこん『例え己が血を流せども』が発動し全身の筋力が増強される。
ますます強そうに見えるため、ヤクザの下っ端ですら立ちすくむ威圧感。震えながら小刀を構えるも、鴻は腹から声を出した。
「どうした。……こいよ!」
それで自棄になったのか、ヤクザが小刀片手に襲い掛かるが、軽々と叩き伏せた。そして、一人でも多く引き受けようと、思い切り暴れ始めた。
(寝子島の未来も、幸せな一家の未来も、改悪・崩壊させるような輩は許さねぇ。だから……!)
鴻は、気合を入れると、地面や敵に襲い掛かってくる存在を叩きつけていた。
「ほんましょうがないやっちゃな……」
巧は、しなやかかつ強力な蹴りでヤクザや暴走族相手に戦っていた。我流だろうが、なかなかにいい拳と蹴りである。
「そこの兄さん、強いな」
そうしながらも自分の背中を守る露草に苦笑いする巧に、露草は何も言わずさらりと紋章をメモに書き、襲い掛かってくる敵を蹴り上げながら念じた。
――彼を狙う者達の両目よ、光れ!
同時に光る幾人もの目。露草のろっこん『我が紋章は、光り輝く道標』の効果である。
「っしゃああ!」とばかりに目つぶしを放つ露草は、さりげなく敵の目印になるような紋を探す。だが、そういったものが見当たらない。
(敵の紋を書いて念じたらわかりやすそうに思ったのデースが)
露草は、すぐに意識を切り替え、相手から奪ったバットで武器を跳ね飛ばす。
さりげなく息を止め、ろっこん『分解』を使いながら巧の死角をカバーしていた修は、巧がわずかに笑ったのを見た。
「余裕か?」
「いや、助太刀されるんはあんまなくてな。でも悪ぅない」
そういって、思いっきり敵を投げ飛ばす巧。その顔に先ほどまでの達観さはなく、年相応な悪ガキの顔だった。
「あんた、名前は」
「修」
「そっちの兄(あに)さんがたは?」
「露草です」
「後で教えよう。……今は」
「あぁ、分かっちょる」
巧は2人に頷き、暴走族の攻撃をかるく躱す。そして露草がそこに蹴りを放ち、修は別方向からくる敵の銃を『分解』させるのだった。
一方、碧南は身体能力の高さを生かし躱したものの、時に攻撃を受けそうになる。
(危ないっ!!)
絶体絶命の危機を感じたことにより、碧南のろっこん『恋する乙女は傷つかない』が発動し、見えないバリアが彼女を覆う。
「な、なんだこいつ!」「か、硬てぇ!」
どうにか防御する彼女であるが、危機は去っていない。このろっこんは防御力は増強されても、攻撃力までは増強しないのである。
(このままじゃ……)
碧南は周囲を見渡し、安全なところに連れていけないか模索しはじめた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
琥珀色の霙降る日 ――出会いを取り戻せ――
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年09月11日
参加申し込みの期限
2020年09月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年09月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!