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ファンタジーDay★
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~シーサイドタウン駅最上階。裏手側~
「んにゃ~交渉決裂にゃ~~~! 修、どうするにゃ!?」
翡翠が手足をバタバタしながら叫ぶ。興奮の為か、肉球が濃いピンク色に染まっていた。
「皆、いいか、押し潰されたら圧死、中に取り込まれたら骨まで溶かされるぞ、気を付けろ」
エルフ姿の修が指示を出す。
「りょーかいなのだっ! 真央ちゃんの斧でぶった切るのだぁ~~~」
万歳アタックさながら、真っ直ぐに突っ込んでいく真央。
「フギャ! 真央あぶないにゃ! 月、バックアップにゃ!」駆けながら叫ぶ翡翠。
「……分かりました……」
小さく頷く月。きわどい衣装を翻し、駆け出す。
「椿、おまえも後木のサポートを頼む」
「八神さん、了解だよ!」
スコップを振り上げる美咲紀。ポニーテールを揺らし、真央の後を追った。
~シーサイドタウン駅最上階。入り口付近~
「……スライムはしびれるから、気をつけてくださいねー……」
まほろがパーティメンバーに声を掛ける。
直接攻撃能力を持たない彼女は、戦況を見てみんなのサポートに回っていた。
―……うーん個人的にはファンタジー世界も好きなんだけど、不便なことも多いし……早く直した方が良いよね……ー
まほろの背後では二匹? の猫獣人がスライムを翻弄している。
「う~~~にゃ! た~~~りゃ! うにゃにゃにゃ~~」
「にゃーにゃーうるさいにゃ…………にゃっと!」
茶トラの毛並みを靡かせながら、縦横無尽に駆ける夏朝。
鯖トラ柄の松生がぶつぶつ言いながらもスライムにケリをかます。
赤いスライムを切り裂き、青いスライムを踏みつぶす。
黄色いスライムをはじき飛ばし、ピンク色のスライムを投げ飛ばす。
「にゃふぅ……キリがないにゃ~~~こーなったら……にゃんこーずコンビネーション攻撃にゃ! 塔尾にゃん、いくにゃ~~~!」
「にゃに、それ? っていうか、勝手に仲間にしにゃいで……って、うにゃ~~~~!?」
夏朝が手当たり次第にスライムを投げつける。
眼前に迫ったスライムを反射的に蹴り飛ばす松生。
まさに攻撃の流れ作業! 戦闘のオートメーション化!
……なんのことはない、攻撃→トドメを分業しただけのことであった……
が……分業化した結果、殲滅スピードが向上したのであった。
「うにゃ! ほいにゃ! どっこいにゃ!」
「ちょ! はや! んにゃ! あにゃぁ! んにゃあ!!」
ぽい!
ピギャ!
ぽぽい!
ピギャ!
一つのことに集中すると周りが見えなくなるという、猫の習性が乗り移ったのか……
単純作業に集中し始める夏朝と松生。
「どんどん、もってくるにゃ~~~~~!」
尻尾を膨らませながら、蹴りまくる松生だった。
~シーサイドタウン駅最上階。裏手側~
―今なら、北原達が小型のスライムを引きつけてくれているおかげで、デカイ奴をやれるな……― 修は、戦闘に酔っているメンバーの中でただ一人、冷静に戦況を把握していた。
「皆、一カ所に固まるな! 別々の方向からタイミングを変えて攻撃してくれ」
修の指示を受けて散らばるメンバー達。
ビシィ!
シュバ!
ビチィイイ!
美咲紀がスコップでぺしぺしとスライムを叩く。
翡翠が猫キックで爪痕を着ける。
月が鋼糸で巨体の一部を切り取る。
だが依然として巨大スライムの動きは衰えない。
巨体を揺らし、触手を伸す。
ビシュ!
「きゃぁあああ~~~~~!」
オクターブの高い悲鳴が響く。
聞き覚えのある声音。
咄嗟に視線を向けるメンバー。
見ると月が触手に囚われていた。
「くぅ! くるしぃ……」
苦悶の表情を浮かべる月。艶やな唇が歪み、荒い呼吸を繰り返す。
触手が漆黒の肌に絡みつき、締め上げる。
ダークエルフと化したせいなのか……凹凸のある体のラインをくっきりと浮かび上がらせた。
「やぁ……うぅ……」
「くっ!」
咄嗟に銃を構える修。
躍る鼓動を押さえつけるように無理矢理深呼吸。
スコープを覗いて……トリガーを引いた。
タン!
ビチィイイ!
弾丸は正確に触手を撃ち抜き、月の体を解放する。
「んにゃ!」
「よいっしょっと!」
翡翠と美咲紀が月を受け止め、その場を離れる。
「ナイスなのだ! 真央ちゃんが時間稼ぎするのだ!」
真央が斧を振り回し、スライムの気を引く。
「はぁはぁはぁ……助かりました……ありがとう、ございます」
三人に礼をいう月。
髪先に溜った汗が雫となり床に滴る。
「常闇! 怪我は無い…………」
喉を鳴らす修。フリーズしたかのように固まる。
スライムの粘液で服は溶け、漆黒の肌が露出している。
汗で濡れた肌に下着が張り付く。
荒い呼吸を繰り返す度、薄手の下着で覆われている双丘が隆起を繰り返していた。
「その……あまり見ないでくれると助かります」
破れた衣服をかき合わせるかのようにして、横顔を見せる月。
「す、すまん! こ、これ、着てくれ」
同じように横顔を見せながら、自分の上着を渡す修だった。
翡翠と美咲紀が前線に戻り、真央を支援している。
相変らず防戦一方に戦いになっていた。
―くっ……闇雲に攻撃してもあの図体だ……致命傷をあたえられないか……どうする?―
サラサラとした前髪の下から覗く、一重の瞳で巨大スライムを観察する。
「うにゃー! 真央ちゃんハンマーあたっくぅう!」
真央の攻撃でぷるんと身じろぎする巨大スライム。
その拍子に頭頂部の宝石が光を受けて光った。
―……光か……たしか……昨夜、九夜山から見える星が輝いてとかどうとか…………賭けてみるか……―
小さく頷くと修が口を開いた。
「頭上から攻撃する! 奴を身動き出来ないように……後木、椿……あそこに追い込んでくれ!」
窓際。事務用スペースなのか区切られた小空間を指し示す修。
「了解なのだ! うにゃ~~~~~!」
真央が突進し、斧で斬りかかる。
「うん! いっくよぉ~~~~」
椿がシャベルを掲げ疾走する。
斧を二度三度と打ち付ける。真央の小さな手に違和感が伝わる。
ガシュ! ガシュ!
ミシィ……バッギィイイン!
酷使に耐えかね、ボロボロと砂糖菓子のように崩れる斧。
「んにゃあ~~~ならばぁ~~こっちでぇえ~~~」
大きく振りかぶって、フランチェスカを投げつける。
ビシュゥウ!
ザシュ! ギャガァアアアアア!
パックリと割れた隙間から、体液が零れ出す。
苦し紛れに触手を伸し、振り回すスライム。
ビシ!
バッギャアアン!!
ラージシールドで受けた真央。
耳障りな音を立てて、シールドが真っ二つになる。
「んにゃあ! 盾が割れたのだぁ~~~にゃあ、かくなる上は~~~~~こうなのだ!」
巨大スライムにダイブする真央。
可愛い口を大きく開けると、そのままカブリついた。
ガブリ!
ギャガァアアアアア!
意表を突いた攻撃に、身震いするスライム。
窓際にずりずりと移動していく。
「まぐまぐ……どーにゃぁ~~~~~! って、お口ひりひりするのだ~~~~~!」
「きゃあ! 真央ちゃん! こ、このこのこのぉ~~~」
ガンガンとシャベルを叩き付ける椿。
園芸で鍛えた? スコップ術が冴える。
実はスコップは指して良し切って良し叩いて良し潰して良しの万能武器であった。
半透明な体にシャベルが食い込む。
―弱ってる? いまなら行けるかな?―
シャベルの取っ手に手を掛け、スライムの体に垂直に突き立てる。
ギャガ!
刃先がズブリと入り込む。
「よい……しょっとぉ!」
シャベルにがっちりと足を掛け、全身の力を込める。
粘土質の土に差し込むように、ずっぷりとスコップが入り込む。
ギャガガガ!
「まだまだぁ~~~……いよぃしょっとぉ~~~」
深く指しこんだスコップをぐりっと回しながら引き抜く。
ボコリと巨大スライムの体に穴が開いた。
ギャガガガ~~~~~~~~~~!!
「うひゃぁ!」
尻餅をつく椿。
椿とスコップを振り払い、逃げ出すスライム。
「二人ともグッジョブ!」
修が銃を構え、巨大スライムの周りを銃撃する。
誘導されているとも知らず、スライムは奥まった場所へと逃げ込んだ。
「猫村、トドメを!」
「うにゃ! 分かったけど……このままじゃ威力がたりにゃいかも!」
その時、頭上から声が掛る。
「猫村さん、上です。こっちに飛んで」
修の上着を身に纏った月が、天井の鉄骨に捕まり手を伸している。
「わ、分かったにゃ! たったったった~~~~~うにゃあ!」
助走を付け走る翡翠。
ぴょんとジャンプすると壁を蹴り、三角跳びの要領で上に飛ぶ。
ガシィ!
翡翠のほわほわな手を、月が掴む。
「くぅう!」
先程のダメージが抜けきっていない月が小さく悲鳴を上げる。唇を噛みしめ、痛みに耐える。
―私は、私の役割を……果たす!―
振り子の要領で体を振り……一番高いところで手を離した。
「んにゃぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」
雄叫びを上げながら、急降下をする翡翠。
翡翠に気づいた巨大スライムが触手を伸すが……届かない!
「遅いにゃあ~~~~~~!」
ガシィ~~~~~~~~~~~~~~~~!
重力によって加速された、全体重の乗った蹴りが巨大スライムの宝石に振り下ろされる。
グギャアアアアアアア~~~~~~~~~~~~~~~~!
耳を劈くような悲鳴を上げて体を震わせるスライム。
それはやがて激しい震動となり、フロアーを揺るがせる。
灰色の体が膨張し、真紅に染まった。
「ふせろぉおおおおおおお! 爆発するぞぉ!」
修の声にフロアーに身を投げ出すメンバー達。
その直後、轟音を立てて、スライムが爆散した。
~最上階。入り口付近~
「けふっ、けふっ……し、しぬかと思ったにゃ……」
「こほっ、こほっ……んにゃ、お、おもいぃい~~~あんた、どきなさいにゃ~」
夏朝が松生の上に倒れ込んでいた。
まるで冬場の猫みたいに絡まっている。
「にゃは……ごめんにゃ~~……ボス、倒せたかにゃ?」
「どうかにゃ……あ、ノーラ、だいじょうぶ?」
やはり側に倒れていたノーラ。さらさらだった金色の髪があちらこちらに跳ねていた。
「なんとか……あっちのチームの子がボスの上部から攻撃したのは見えたけど……そうだ、まほろちゃんは」
ノーラの声に反応して、まほろが身を起こす。
もとから寝癖の付いた髪だったが、さらにもじゃもじゃになっていた。
「けほっ、けほっ……大丈夫。この子がクッションになってくれました……」
小柄な彼女の体の下には、ぬいぐるみがあった。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月23日
参加申し込みの期限
2013年12月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年12月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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