this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
心残りを食い尽くせ!
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
●「欲しい」って言うからさ
「美食クラブの名にかけて、食べれないものは作らせませんよーっ!」
意気込む璃人は、日菜を助手にトシゾーにも食べれるよう、新しいレシピを披露した。
豆腐を使って作る、噛みやすく、喉に詰まりにくいなんちゃってお餅★
本物の餅ではないものの、安全でヘルシー!
これなら好きなだけ食べても大丈夫。
「いいですかーっ? 絹ごし豆腐200gに、片栗粉60gを加えてすり潰しながら混ぜ混ぜ。均一になったらラップをかけて、レンジで二分間チン」
日菜が計った材料を、璃人は手際良くまとめていく。
「よーく混ぜてっと! あとは一口サイズにちぎって丸めて、味付けすれば出来上がり! ね、簡単でしょう?」
「わぁ、りぃちゃん。創作料理だね、すごーい!」
もちもちした食感には、トシゾーも大喜びだ。
「良かったぁ! 今度からこっちを試して見てくださいねっ。お爺ちゃんとお婆ちゃんには、ずっと元気でいて欲しいのですっ♪」
「あらあら、ありがとうね。後で、ちゃんとレシピを聞かなくちゃねぇ」
「私も、料理出来ない女の子のままじゃ嫌だから。りぃちゃんみたいに、ちゃんと勉強して、練習して、どんなお料理も作れるようになろうっと!」
「日菜ちゃん……感動しましたっ! りぃも応援しますよーっ♪ 一緒に、頑張りましょうねっ!」
手を取り合う少女達を微笑ましく見守るトシコに、
滝原 レオン
が雑煮のスープを分けて欲しいと願い出た。
「あの、トシコさん。雑煮の汁と具、ちょっと分けて欲しいんすけど、いいっすか?」
「ええ、どうぞ。まだ、たっぷりあるわよ」
「トシゾー爺さんだけ食えないってのも可哀想だし、手を加えて、爺さん用に喉に引っかかりにくい雑煮を作ろうと思って……」
心優しいレオンの申し出に、トシコは少し驚いて見せたが、快くスープを分けてくれた。
喉に詰まらせないよう、餅は小さくカット。
スープも片栗粉で軽くとろみをつけ、引っ掛かり辛く。
レオンは毎日、祖母の食事の支度をしている。
高齢者用の食事の作り方は、心得ていた。
老夫婦のもとへは、美食クラブからもう一人。
庚もやって来た。
「……良かったら、食ってください」
庚が作ったのは、餅を水に入れレンジで戻した後、パン生地の材料を混ぜ合わせてオーブンで焼き、コッペパンのようにした『モパン』という創作メニューだ。
味も魚肉シーセージ入りでホットドック風の物と、小倉マーガリン入りの菓子パン風の物がある。
こちらもトシゾーが喜ばないはずがない。
あまりの勢いに、お茶を差し出す天野や虎治にたしなめられながらも、完食。
トシコも特に小倉マーガリンが、お気に召したようだ。
「面倒事を……と思いましたが。この状況……存外、悪くなかったすよ。……感謝を」
「こちらこそ、今日は来てくれてありがとう。皆さんも、本当にありがとうございます。クラブにも、次は主人と伺わせてもらうわね」
「心より、お待ちしております」
ほんの僅かながら、口元に笑みを浮かべ。
庚は気取って礼を取る。
「ところで、ワシの飯はまだかのぅ!?」
響き渡る、侘しげな声。
おい、トシゾー……。
今、なんつった!?
「トシコ! ワシさっきから、何も食わせてもらっとらんぞ! 腹減った!!」
周囲がぎょっとする中、レオンはため息をつきつつ、トシゾーをなだめる。
「爺さん落ち着け、ほれ。アンタ用の雑煮。ちゃんと奥さんの味付け、損ねないようにしといたから」
「おぉぉ……こりゃ、すまんのう!」
「トシゾーさん、食べる前にお茶飲んで!」
雅人から貰ったお茶を飲み、トシゾーは美味そうに雑煮を頬張る。
「お爺様。詰まらせないように、ゆっくり召し上がってくださいね?」
静香も心配そうに見守っているが、レオンが手を加えた雑煮は、とろみもついて熱い。
さすがのトシゾーも、一気にかっ込む事は出来ない。
「なあ。奥さんはさ、アンタのこと心配してんだよ。もう歳だし、この前の窒息騒動の一件もあるし、なんかあったら気が気じゃないわけだ」
「ん? ああ、トシコの雑煮は世界一じゃの!」
爺さん。
「……来年はもうちょっと考えて買ってこいよ? また餅詰まらせて、倒れたりしたら大変だからさ……」
「おかわりじゃ!!」
「うぉぃ! 聞いてんのかよっ!?」
「今度から正月の買出しは、トシコさんに任せた方が良さそうだね……」
目を丸くしながら言う雅人に、レオンは激しく同意した。
「気持ちがこもっているのが、一番大切です。お爺さんもお婆さんも、相手を大切にする気持ちが強いのが伝わってきますから。とても微笑ましいですね……」
小鳥を肩に乗せたまま、時子は目を細めた。
「いつまでもお体を大切に……」
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
心残りを食い尽くせ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月24日
参加申し込みの期限
2012年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!