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FINYALFANTASY7 RE Ep.1「骨太の少女」
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【スラム街中心にて】
その頃、タケミチは無事に追撃を振り切り、スラム街の中心街にたどりついていた。
「さて、フジコさんは――あ、いたいた!」
幸い、フジコの筋骨隆々の姿は遠目にも目立った。
「あら? 遅かったわね。もうちょっとでボディーガードをクビにするところだったわ」
「アハハ。ゴメンネー。あれ、さっきのネコは――」
「ごはんを探しにいくって帰っていったわ。あの子、ノラなのかしら?」
タケミチの問いに、フジコがくねくねと答える。
(何もせずに帰ったってことは、信用していいってことなのかな?)
猫型ロボにノラがいるかどうかはともかくとして、とりあえずボディーガードの仕事はかなり進んだことになる。
「あ、シバ先輩、いたいた」
と、そこで無事にシュンスケを退けたらしいカタナの姿も中心街に現れた。
「あ、カタナくんだ。無事だったんダネ!」
「ええ。先輩も色々と無事なようでよかったです」
カタナがちらりとフジコと自分を見比べて言うのを見て、(いい後輩だなー)とタケミチは感じ入る。
「うふ。あなたもよく見るとかわいいわね。あなたにもきちんとボディーガード代お支払いするから安心してね。ていうか、お代、デート2回におまけしちゃおうかしら」
「け、結構です」
きっぱりと断りつつ、カタナはここまでの経緯をタケミチと話し合い、次の作戦を決めることにした。
「あとはフジコさんを家に送り届けるだけなんだけど、街にもわりと兵隊がいるねー。とゆことで、今回も俺が連中の気を引くから、カタナくんは裏道のエスコートを頼めるカナ?」
「いいですよ。お世話になってる先輩の頼みとあらば、どんとこいだ」
力強く請け負ったカタナにフジコを任せて、タケミチはさらに街の中心に急いだ。
「酒場は――あー、なんかもうみんな出来上がってるからこっちは大丈夫かなー?」
最初、酒場でもひと騒ぎ起こそうと思ったが、店ではすでに多くの神猫兵が酔いつぶれていた。なかなかストレスの多い職場らしい。
「それじゃあ、次の目的地に急ぐかー」
かくして、タケミチはマッスルアーム家にほど近いとある孤児院に向かう。
孤児院――フォレストハウスでは、子供達が楽しそうに遊びまわっていた。
「ねーねー。ソルニャーごっこしようよ。ぼく、ソルニャーのファースト!」
おもちゃの剣を持ちつつ、そういいだしたのはフウタ。
「おー、すごいねぇ。じゃあ、オレはソルニャーのセカンドにしようかねぇ~」
それに応じたのは、リューキ(
曖浜 瑠樹
)。彼は神猫のマスコットである灰色猫が好きで、いつかぬいぐるみを作りたいと思っている。
「あきれた。たとえごっこ遊びでも、あんたたちにソルニャーがつとまるわけないじゃん」
と、冷めた視線を送るカンナという少女だった。
三人は同じ孤児院で育ち、ともによく遊ぶ仲間同士である。
「えー、ぼく、ソルニャーになれないの?」
「え……、あ、ちょっと泣かないでよ。が、頑張れば、可能性はゼロじゃないかも」
「やったー!」
「立ち直りはや……」
ころころ表情を変えるフウタと、それにあきれた様子のカンナを見守りながら、
(なごむねぇー)
と、リューキはなごんだ。
すると、不思議なことに、場の空気がなごみ、結局カンナもソルニャーごっこに参加することにした。
「じゃ、私はソルニャー1stの奥さん。ねぇ、あなた、いつになったら出世するの? まだ家のローンが――」
「「なんかリアル!?」」
そんなこんなで無駄にリアルなソルニャーごっこをしていると――。
「わー! たいへんだー! こんなところに神猫のおにーさんたちがいるよー!」
どこからともなく陽気な青年の声がした。
「わ! 神猫の人だって!」
「すごいねぇ!」
「結婚!」
子供たちは慌てて、外に出ていった。
そこにはフジコを追ってきたゲンゾウやセイヤ、そして神猫の兵達が多くの子供達に囲まれている姿があった。
「おい、ガキども! 危ないから離れてろ! 俺はこれからフジコの家に先回りして――なに、神猫に憧れている? しかたねーなー、ちょっと遊んでやるか!」
「……ちょ、ちょっとゲンゾウさん!? え? 私はソルニャーなのかって? いえ、私は神猫の一般社員でして……」
神猫の社員達はなんだかんだ言いながら、子供達の遊び相手になってやっていた。
(んん? 今、フジコおねえさんの名前が聞こえた気がしたけど、おねーさんとあのおにいさんたち、知り合いなのかねぇ)
リューキはふと首を傾げつつも、せっかくなのでフウタやカンナと一緒に神猫の人に遊んでもらうことにした。
「わー。おにいさんたち、オレとも遊んで~」
こうして、フジコを慕うリューキは自分でも気づかないうちに彼女(?)のボディーガードに一役買うことになったのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年06月19日
参加申し込みの期限
2020年06月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年06月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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