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「Oh! 今日はここでlunchなのデスか!?」
トワ・E・ライトフェロゥ
はラーメン屋の前でくるりと回った。彼女はいつも大体そうだが今日もご多分に漏れずご機嫌で、普段は入らないような店構えにウキウキしている。
「ああ。ちょっと人に会うんでな」
それとは対照的に静かな印象の男性が、
夜海霧 楓
だ。
「ふーん、lunch作るのメンドウクサイではないデス?」
「ねえよ」
楓はぶっきらぼうに応える。
おおっぴらには明かしていないが、楓とトワは同居している。その関係は対等だが、主に食事担当は楓の役目だ。
しかし、この日は少し事情が違っていた。
楓がラーメン屋の扉を開けると、奥のテーブルから四十がらみの男が手を振った。
天利 二十
だ。
「ああ、こっちだ」
声をかけられた通りにテーブルの前まで進む楓。
「あんたが連絡くれた天利か」
「ああ。わざわざ来てもらって悪い。そちらの家に押しかけるよりは、と思ったモンでな」
「ああ……そうして貰えると確かに助かるな」
楓はテーブルを見る。天利の向かいには男子高校生の姿。
志波 武道
だ。
「oh! タケミチhelloデス!!」
そこにトワが口を挟んだ。元気よく挨拶すると、問答無用でハイタッチする。
「……顔見知りだったか?」
楓がトワに訪ねた。
「やあトワちゃん、奇遇だね、今日は迷子になってない?」
その武道のひとことで楓の疑問が氷解する。10秒目を離せば姿を消すほど落ち着きのないトワの『特技』で生徒会室にでも入り込んだのだろう。
「I knowもちろん知ってマース! タケミチはhighschoolセイトカイカイカイチョーなのです!」
「カイが多くないか?」
「あと『元』会長、だよトワちゃん」
楓の突っ込みと武道の訂正も意に介さず、トワはとことこと武道の隣に座った。
「ナルホドー。タケミチとlunchだからデスねー、ココに来たのは!」
名推理とばかりに胸を張るトワだが、楓の反応は冷ややかだ。
「違う。用事があるのはこっちのおっさんだ」
「悪いね、こっちのおっさんで。というか、学生さん生徒会長だったのかい。道理で聞き上手だ」
楓に返事をしながら武道に話を振る。
武道も天利にちょっと照れ笑いをしてみせた。校内の人間には自分が生徒会長なのは知れ渡っている。それを驚かれるのは新鮮だった。
「いやあ『元』ですよ、もう三年生ですからね」
「ああ、そうだったのか、それなら進路は……」
「いやいや、こちらに用事があったんじゃないのか、まだ雑談が続くなら帰るぜ?」
際限なく話が脱線する予感がした楓は話に割って入った。
「おお……悪い悪い。座ってくれ、話はそれからだ。えーと注文は……」
天利が軽く口の端を上げながらメニューを渡す。楓はそれを受け取りながらこぼす。
「まったく……脱線はこのちびすけの人生だけにしてほしいもんだ……で、何食べるんだ?」
ラーメン屋が珍しいのか周囲をキョロキョロしていたトワは再び胸を張った。
「ここはnoodleのお店デスね? ならテッパンのspaghettiをゴショモウしマース!」
「……いきなりパスタかよ。ラーメン屋でする注文じゃねえな」
返答に詰まった楓に畳みかけるようにトワは二の句を継いだ。
「oh……if not……お子様ランチでもveryオッケーデス!!」
こりゃあ大変なことになった、と天利は天を仰いだ。
というのも、トワまだまだ日本語が怪しいので、壁に張られたメニューの文字を満足に読むことができないのだ。
「えーと……そら……にく……せ……し……ありき……しか……」
「落ち着け、何を読んでるか知らんが少なくともそれはメニューじゃねぇ。これでも見てろ、俺はラーメンでいい」
楓は慣れた対応で天利から受け取ったメニューをトワに渡す。
「Yes、コレならーillustつきだからわかりマスねー、サンキューデス楓!」
「さっさと選べよ」
楓は面倒くさそうに手をひらひらさせながら天利に向き直った。
「それで、俺たちに話したいことがあるんだろ?」
「ああ。先日の女の子の件で……」
先日フィリアが寝子島を訪れた際に遭遇し、宿泊先など何も考えていなかったフィリアを自宅に泊めてやったのがトワだ。フィリアが寝子島を後にする際、天利も隠れて見ていたため、見送るトワの姿を確認していた。
「それで、家に連絡してきたってワケか」
天利が中でも目立つトワを調べたところ、どうも関係が深そうな楓に突き当たった、というわけだ。トワの家に連絡すれば、おのずと楓に通じる。
「正直助かったよ、話の通じそうな相手がいてな」
天利はトワの方をちらりと見た。楽しそうにメニューを眺めている。
「コレがいいデスねー、red beautifulネ!」
そう言ってトワが勝手に注文したのは見た目にも赤が鮮やかな『激カラ地獄ウマ唐辛子赤熱ラーメン』である。
その事実に天利も楓も、二人の会話に耳を傾けていた武道も気付いていない。
「これは赤くて美味しそうってヤツなのデス……あの赤さはberry的なサワヤカな甘さがexcellentにexpectなのデス!」
トワ・E・ライトフェロゥ
、お昼下がりの大惨事まであと10分。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
まるよし
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年06月05日
参加申し込みの期限
2020年06月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年06月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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