this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
妖精のカフェ
<< もどる
1
2
3
4
5
●色付いたエピソード
「ヒューのエピソード、他に何かないの?」
まだあるでしょう? と
ヒュー・ヒューバート
に顔を近づけて
城山 水樹
は話を聞きたがる。
「他のエピソード? そうだな……」
おうちデートでも話したことだけど、店主に話すのもアリかなとヒューは写真家になったきっかけについ語り出した。
水樹には「時間を切り取る魔法が、欲しかったんだ」と答えたが、本当はある1冊の本がきっかけだった。
ヒューが中学2年生、14歳の夏。
生後1年の時に英国人の父親と日本人の母親が離婚し、彼は母親と共に日本へ帰国。
大学を卒業するまで京都にある母親の実家で過ごしたこともあり、英語も殆ど喋れなかった。
そういったこともあり、帰国子女だと言っても信用してもらうのは難しく、誰からも微妙な距離感を保たれていた。
(何となく避けられている。そんな事実を認識し、理解していたな)
孤独にもすっかり慣れ切っていた頃、図書室で時間を潰すため適当に1冊の本を手にした。
それは写真集で、そこには世界中の都市の様々な表情が掲載されていた。
「モノクロームのシャープな陰影の中に切り取られていた写真だったけど、すごかったのは今でも覚えているよ」
運命の出会いと言っていい出来事、写真集に強く感銘を受けた翌日から、その写真家の真似事のように使い捨てカメラを手に外へと繰り出した。
見よう見まねではあるが、心底から真剣に、心を込めて被写体を映した。
現像に出した写真は写真集と違って色がついたものだが、中には、いいなと思うものも。
「その写真を手にした僕は、コンクールに応募してみようかなと思ったんだ」
応募した写真は、とある写真コンクールの中学生部門で特別賞を受賞。
「あの時は、本当に応募して良かったと思ったよ」
モノクロームの自分の世界は、コンクールで受賞したことにより色付いたように思えた。
今でも、そう思うヒューだった。
「そんなことがあったのね。私、あなたが撮る写真が好きよ」
「そう言ってもらえると嬉しいよ。ありがとう、水樹」
素敵なお話ですね、と店主は胸に手を当ててヒューが撮ったその時の写真を想像している。
ヒューのエピソードが終わると、水樹は「これで遊びましょう」と、たまたま持っていたおはじきを取り出した。
テーブルの上に、ガラス製の色とりどりのおはじきが並べられた。
ガラスでできた平たい玉が珍しいのか、妖精達は目を輝かせながら水樹が遊ぶ様子を見つめている。
「綺麗でしょう」
綺麗! と喜んでいる妖精達は、自分達もやると、おはじきを動かし始めた。
小さな体でおはじきを動かす姿は、大きな石をうんしょと押しているかのように可愛らしい。
「これでも遊んでみるかい?」
ヒューは妖精達を手招きすると、携帯アプリのすごろくゲームを起動させた。
楽しんでもらえるかどうかわからないが、サイコロの画面をタップしてみせる。
コロコロ転がるサイコロに面白い、と妖精達は楽しんでいる様子を見せた。
やってみる? とヒューの肩にちょこんと乗っている妖精に画面を見せ、こうするんだよと操作を教える。
サイコロをタップした妖精は、すごーい! と大喜びしていた。
「可愛いわね」
「喜んでくれて嬉しいよ。皆で一緒にやろうか」
水樹と他の妖精達も加わり、すごろくゲームは盛り上がった。
妖精達と楽しい時間をたくさん過ごした二人は、店主と妖精達に挨拶をして、名残惜しそうにカフェを後にした。
「また来られるといいわね」
「そうだね。可愛い妖精達に会えて楽しかったよ」
水樹の話もね、と心の中で呟いたヒューはどことなく嬉しそうだった。
<< もどる
1
2
3
4
5
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
カターレ
ファンレターはマスターページから!
カターレです。
ちょっと不思議な空間のカフェ、いかがでしたでしょうか?
エルフのような店主と可愛らしい妖精のお出迎えに驚かれたり、心躍った、ワクワクしたり。
様々な印象や楽しみ方がありました。
お代となるエピソードは、参加してくださった方の思い入れや特徴があったように思われます。
店主同様、エピソードを楽しませていただきました。
不思議なオープンカフェでの一時が、皆様にとって良い時間でありますように。
ありがとうございました。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
妖精のカフェ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年05月01日
参加申し込みの期限
2020年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!