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……アンド・ユア・バード・キャン・シング
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食堂内もにわかに色めきだった。あれほど無反応だった入居者が、立ち上がってざわめいている。
「座れ! なんでもない! これは警報器の演習だ!」
職員が声を張り上げているが、あきらかに狼狽しており言葉は虚しいばかりだ。
随分な言いようだな――陽太の不審感は高まるばかりだ。なんとかしてこの食堂から出て、可能なら武道くんと合流したいと思う。
「ほえー、こりゃまたなんとも臨場感に富んだ演習だねえ?」
のんきこの上ないののこの言い方に、それはないよとあおいは声を潜めた。
やはり尋常な事態ではなさそうだ。
「全員ここから動くな! いいか、食堂にいるんだ!」
こう言い残すと、黒い制服の職員たちがバラバラとドアから出て行ってしまったからだ。全員である。しかもがっちりとドアに錠をおろしていった。
やっぱりおかしいよ、とあおいは言う。
「これ、本当になにか起こったんじゃない!?」
「そうらしいね」
と応じたのは意外にも鷹取洋二だった。彼はトレードマークのもしゃもしゃ頭を指でかきまわして、
「本当に火事でも発生していたとしたら大変なことだよねえ。僕らはともかく、入居者さんたちだけでも逃がさないと」
「先輩……」
「なんだい七海くん、また『鷹取先輩がまともなこと言うなんて』とか言って目を丸くしてくれたりするのかい?」
「そうじゃないです。それどころか私、その可能性を考えてませんでした。先輩の言うとおりだと思います」
「はっはっは、それはそうと……」
部屋には二カ所の出入り口がある。洋二は職員が出て行ったのとは逆側、両開きの扉に飛びつくも、案の定しっかりと施錠されていた。
「閉じ込められたみたいだね……なんとかならないかなぁ」
「なんとかしました」
「えっ?」
洋二は目を見張った。びくともしなかった扉が音もなく、ごく自然に開いたのである。
「ちょっとしたテクニックがありましてね」
多くを語らず修は、謎めいた笑みを浮かべただけだ。
「ありがとう、修君! 私、入居者さんたちを誘導するよ!」
あおいはすぐに察し、扉を全開の状態にして固定した。
「まずは安全なところに逃げましょう!」
「オーライ私も手伝うよ~!」
「さあ、外に出ましょうか。慌てず騒がずにね」
すぐにののこも洋二も協力する。
さすがあおいだ、と修はうなずいた。強くて賢いだけではない。機転が利く。人々を避難させる仕事は彼女に任せよう。
ならば自分は、自分のすべきことをするまでだ。
修は反対側、つまり職員が出て行った扉に手のひらをむけた。『分解』能力がある限り、この程度のドアが修の行く手を阻めるはずがない。
このときグレーのジャージを着た入居者女性がテーブルの下にもぐり、修のしていることを背後から観察していることに気付いた者はいない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年05月03日
参加申し込みの期限
2020年05月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年05月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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