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【クリスマス】あなたに会いたい、雪降る聖夜
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●シーサイドタウン駅前~楡宮遠海の受難
「えーと……ここ、どこ?」
楡宮 遠海
は迷っていた。
きょろきょろとあたりを見回す。よくある灰色のビルに挟まれた細い路地。どこにでもある破れかけたポスターに、突如心細くなる。
ライブハウスの寝子島Looseyで好きなバンドのクリスマスライブがあって、そこへ向かうはずだった。
振り返る。肩で切りそろえた黒髪が、不安げに跳ねる。
遠海はインディーズのガールズバンドでキーボーディストだった母を持ち、その母の才能を受け継いだキーボーディストである。ライブを見に行くのは楽しみのためでもあるが、同時に自分と同じキーボーディストの演奏技術を確かめに行くつもりでもあった。
それなのに、たどり着けない。
ライブ会場はいったいどこに行ってしまったのだろう?
バンドのロゴ入りTシャツも泣きそうだ。
「嘘でしょ、ちゃんと対策も立ててたのに……」
実は遠海は規格外の食欲魔人で、同時に規格外の方向音痴であった。
そこで遠海は考えた。
「そうだ、同じ目的地に行く人についていけばいいんだ!」と。
具体的には、駅前でそのバンドのグッズとかを身に着けている人を見つけたら、さり気なく話をして付いて行く……というものだ。そうしていたつもりだったのに。
なぜ、こんな路地裏に彷徨い込んでしまったのか、自分でも皆目見当がつかない。
「こんなことで挫けちゃだめ。失敗したならもう一度よ。もう一度この路地から出て、同じ目的地の人を探せばいい。そう簡単なことよ……」
言い聞かせながら人通りのありそうな方向へ歩いてゆく。
大きい通りに出た。人ごみの中に、黒ずくめで鋲の入ったジャケットを羽織り、バンドのロゴ入りTシャツを着た二人組の女子が歩いているのを見つけて胸を撫でおろす。
「よかった! あの人たちに声をかけてついて行けばきっと……」
早足で近づこうとしたそのときである。
太ももに纏わりつく柔らかい重みが、遠海の足を留めた。
「え、何?」
見れば、太腿に4歳くらいの男の子が目に涙をいっぱいためてしがみついている。
「おねえちゃん……」
「ど、どうしたの? お名前は?」
「ぼく、たかちゃん。おかあさん、いなくなっちゃったの……」
嘘。迷子?
どうしよう。でもライブもあるし……。
顔を上げると、もう、あの二人組の姿がみえない。
もう一度目線を下げれば、ぐずぐずと鼻を啜るたかちゃんが、太腿に顔を押し付けてくる。
「ああもう、しょうがないわね。放ってなんておけるわけないじゃない。たかちゃん、大丈夫よ。迷子センターまで連れて行ってあげる。そこで待ってればお母さんに会えるから」
遠海はたかちゃんの手を取って歩き出そうとした。
「……で、迷子センターはどっちなの……?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
47人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月18日
参加申し込みの期限
2020年04月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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