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【クリスマス】あなたに会いたい、雪降る聖夜
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●プロローグ
シャンシャン、鈴の音のメロディ響くシーサイドタウン駅前ネコジマスクエア。
島内のメイン通りへ繋がる大きな駅前広場は、多くの人で賑わっている。
バスターミナルやタクシー乗り場まで敷き詰められた橙色のタイルは、先ごろから降り出した雪で、白く模様替えしつつある。待ち合わせ場所として人気の噴水は水の高く吹き上がるのに合わせて赤や緑の光を放つ。
人通りの多いスクエアの一角に、可愛らしいグリーンのパラソルを立てたケーキの街頭販売のブースが出ていた。雪のちらつく中ながらサンタドレスの少女が売り子をやっている。
そのサンタドレスときたらかなりセクシーで、サンタの衣装のように真っ赤なミニスカートなのだが、豊満な胸元からお臍のあたりにかけて大きくスリットが入っているようなしろものだ。左右の布地を胸のあたりで黒いリボンで結んでいるものだから、黒部渓谷並みな谷間がくっきり露わになっていて目のやり場に困る。
ガーターベルトで吊った太腿までの薄手のガーターストッキングがささやかに足を覆っているが、太腿といい胸元といい露出部分が多すぎて、寒そうなことこの上ない。
しかしながらそんな衣装を纏う
巫部 紫苑
は露出の多さにも寒さにも特に頓着することなく、むしろ楽しくケーキの売り子のバイトに勤しんでいた。
(クリスマスのアルバイトも今日で最後……大変だったけど楽しかったですね♪)
紫苑は数日前からケーキ屋さんでクリスマスケーキ作りの臨時アルバイトをしていた。最初は箱を組み立てたりするようなお手伝い程度のものであったが、手際の良さを買われて後半はホイップクリームや苺でデコレーションしたりなどケーキ作りにも参加させてもらい、数日ながら遣り甲斐があった。そして、ケーキ作りが一段落した今日クリスマスイブは売り子をお願いされたのである。
胸の谷間バッチリのセクシーサンタドレスで。
(……まあ、この服可愛いし、美味しいケーキを買って貰う為に頑張りましょう♪)
薄着に思えた衣装もそれなりに暖かい。
それにせっかく作ったケーキだ、たくさんの人に味わっても貰いたい。
「それでは、頑張ってたくさん売りましょうか」
◇
同じくネコジマスクエアのまた別の片隅では。
「さあ! 今日はクリスマスよ! プレゼントをどうぞ!」
ふんわり広がるレースの裾を翻して、ミニスカサンタの恰好をした女の子が可愛らしくラッピングされたクリスマスのミニプレゼントを配っている。
「あ、CitrusCat'sの!」
「『末明(ほのか)せれね』じゃん!」
誰かが気づいて手を振ったのに、女の子はニッコリ笑顔で手を振り返す。
そう、クリスマスを彩るこの可愛らしいキャストさんは寝子島島内で活動するアイドルグループCitrusCat'sの『末明せれね』こと
夢宮 瑠奈
だ。
サンタを模した赤いベレー帽にファーの付いた赤いケープ。髪と胸元、それにベルトのように結んだグリーンのリボンは、せれね自身がプレゼントであるかのように見せてくれている。
「おとなもこどもも、おねーさんも! 今日は楽しいクリスマスだもの、めいっぱいたのしんで!」
せれねが手を振ると通りすがりの人たちも笑顔になって手を振り返してくれる。
街中に笑顔を届けるのが今日のお仕事。
たぶん大事なのは私が楽しくしてることだろう。
だれかの楽しいは伝染するから。
「素敵なクリスマスソングが流れるこのネコジマスクエア、みんなみんな気分は晴れやか! だったらいいな」
こうしてキャストとしての仕事に勤しんでいたせれねであったが、少し前から気になっていることがある。
広場のベンチに腰をかけこちらを見ているひとりの少女だ。
長い灰色の髪に、色違いの瞳。小学生かと見まごうくらい小柄ではあるが、胸もとは羨ましいくらいダイナマイトな彼女のことは、高校で見かけたことがあったように思う。
(随分前からあそこに座ってたような気がするな。どうしたんだろ……)
気になって、せれねは彼女に声を掛けた。
「こんにちは! 誰かと待ち合わせ?」
すると彼女――
白 真白
は、ううん、と首を横に振る。
「ひとりよ。特に約束をしてる相手もいないし、一人でぶらぶらとしていたところ」
「そうだったんだね。ちょっと寂しそうに見えたから、つい声をかけちゃった」
「いや、まぁ、うん、ちょっとはさみしいけど……でも人の恋路を見るのもそれはそれで楽しいし」
「そうだね。みんなが楽しそうにしているのを見ているのは、あたしも好き」
「だからあなたを見てたの」
「?」
せれねが小首を傾げると、真白はにこりと笑って上目遣いでせれねを見上げた。
「楽しそうにしてるから。私も楽しい気持ちにさせてもらってたわ」
「そう言ってもらえると嬉しいな。何かあたしに出来ることで、あなたにプレゼントが出来るといいけど……歌でも踊りでも笑顔で何でも、このせれねサンタがお願いを聞くよ!」
「だったら歌ってくれたら嬉しいな」
「歌? いいよ、何を歌う?」
真白はつい、と人差し指を駅前のパネルスクリーンの方へ向けた。
キラキラと星のような演出がありクリスマスの鉄板ラブソング「キスしてサンタさん」が流れ始める。
「キスしてサンタさん、だね!」
せれねはリクエストに応えて歌った。
街頭に流れるメロディに合わせて、真白のためだけに。
この「キスしてサンタさん」は、クリスマスのネコジマスクエアの恒例イベント。
曲が流れると広場を歩いているカップルの内の誰かがランダムで駅前のパネルスクリーンに映し出され、カメラに映ったカップルは皆の見ている前でキスしないといけないのである。
真白はこれを見に来たのだった。
「やっぱりクリスマスにカップルウォッチングする場所といったらここよね。さーて、まずはどんな人たちがターゲットになるかなー」
シーサイドタウン駅前を歩く人たちが、足を止めてモニターを見上げる。
カップルたちの中には、自分たちが映し出されたらどうしようなんて、もだもだと頬を染める人もいる。
シャランラと画面上に星が流れる。
本日一組目のカップル(?)が映し出される。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
47人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月18日
参加申し込みの期限
2020年04月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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