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月曜日の屋上
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キンコーンカンコーン。
午後の授業の鐘が鳴り、屋上の生徒たちもぞろぞろと塔屋に吸い込まれていく。
寝惚けまなこの刀は慌てて階段を下りようとして、
「ごめん!」
反対に階段を上ってきた女子生徒と体がぶつかってしまった。
「こっちこそゴメンネ~」
振り向きもしないで手を挙げて謝った
晴海 飛鳥
は、刀たちと入れ替わりに屋上へと出て行った。
授業が始まって屋上にきたということは、間違いない。飛鳥はサボるためにやってきていた。
「はー!」
両手をいっぱい広げてよろよろと歩いて、
「はー。はー。はー!」
と連呼しながらフェンスに激突。身を任せたまま、
「は~」
真面目に授業を受けることに限界を感じらしい。
いや、真面目に授業を受けていたのかどうかは怪しいが、とにかく午前中は教室にいて、席に座っていたということは間違いないようだ。それは彼女なりに、とてもよく頑張ったということだ。
「ふー。僕偉い! 僕偉い! 僕偉―い!」
はいはい、偉い偉い。
さて、飛鳥は何か面白いことないかなーと校庭をのぞいた。
体育の授業が始まって、
浅井 幸太
先生が元気いっぱいに走り回っているのが見える。
「はしゃいでるなあ……」
先生は、はしゃいでるわけではない。精一杯頑張っているだけだし、これが正しい真面目である。
すると、今度はそこに
吉田 熊吉
先生がやってきた。
「出たな、鬼熊。荒事か?」
飛鳥はちょっと面白いことを期待して、校庭の様子を見続けていた。
熊吉がやってきたのは、浅井が落とした笛を渡すためだったようだ。
「すみません。ありがとうございます。助かりました!」
「おう、やっぱり浅井先生のだったか。よかったよかった」
ピピーッ!
浅井がさっそく笛を吹くと、生徒がぞろぞろと集まってきた。1年生の授業であることは、ジャージを見ればすぐわかる。熊は、まだ若い浅井先生に釘をさした。
「今年の1年は特にたるんでるから、しっかり頼むよ」
「大丈夫ですよ、吉田先生がしっかり生活指導してくださってますから」
だらしなく集まってきて、点呼に応じる1年生を、熊吉は仁王立ちして様子を見ていた。
「はい、次。
逆巻 天野
」
浅井の呼びかけに、返事はない。
「逆巻いないのか? (他の生徒に)今日は休みか?」
「さっきまでいたような気がしますけど……」
「サボりか? まったく、しょうがないなー。よし、次!」
と浅井は点呼を続けた。
熊脳にはしっかり「逆巻=サボり」とインプットされた。
飛鳥は熊吉が暴れるところが見られるかと思ったが、当てが外れた。
「はー。期待を裏切る男だねー」
と天を仰ぐと、「はー」とか「ふー」とか言ってうろうろと歩いて、今度は中庭をのぞいた。
噴水の前に、ジャージ姿の1年男子が一人立っているのが見えた。
「ははーん、さてはサボりか? サボっちゃダメよ~」
そっくりそのまま言葉を返してあげたいところだが、ジャージの男子
逆巻 天野
も確かにサボりだった。
天野はジャージのチャックを上までびっちりしめていた。
それを少し開けると、携帯電話のカメラで自分の首をパシャリ。
画面を確認すると、絞められた指の痕が残っていた。
つつもの一件
でできた傷で、これでも、だいぶ薄くなったようだ。
「はぁ。先生に怪異とかもれいびの話をするわけにもいかないしなぁ」
チャックを再び上まであげると、ベンチに座ったり立ち上がったりを繰り返しながら考え事をしていた――
つつものような奴は化け物だと思うけど、化け物ってなんだろう。
普通じゃない奴のことか?
だったら、そう、僕たちもれいびも、みんな化け物ということになるな。
立場が変わればもれいびも化け物と言われるかもしれない。
化け物……。
いつだろう。僕たちが化け物と呼ばれるのは。
どうなるだろう。僕たちは化け物と呼ばれて、僕たちを化け物と呼ぶ者に、何をされるだろう。
いつも僕たちは、化け物を倒したり、傷つけたり、壊したりしてばかりいるということは……やはり同じように傷つけられたり、壊されたり、するのかな。
そんな生き方、いや死に方……? やっぱり、悔しいよな。
ちくしょう。そんな展開、そんな結末、認められるかよ?
「ふざけんな!」
思わず天野は声に出して叫んでいた。
目の前にいる者にも気づかぬまま……!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月09日
参加申し込みの期限
2013年09月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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