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ビーチでピーチ狩り ウィンター!
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神魂というヤツは、まあまあ頻繁に不可解な働きをするものである。
はじめの不可解は、冬の寝子ヶ浜海岸で乾布摩擦する集団であった。
それだけであれば健康的荒行という見方も出来ただろう。
しかし、事態は乾布摩擦で終わらなかった。いやむしろ序曲に過ぎなかったと言えよう。
「それでは、準備運動も済んだところで……
『ビーチでピーチ狩り大会・ウィンター』
!! 始めてまいりましょ~~~!!」
桃の帽子をかぶった進行役の男が声を叫んだ途端、さらなる不可解がその場にいた者たちを襲う。
「キャ……!」
「なに、この破廉恥な水着は!」
「あぁ……今回も始まったな、このイベント……フ、フフフ……」
「アハ~ン、悪くないわぁ~ん」
浜辺のあちこちで悲鳴、時々、合点の声が聞こえる。
海岸を歩いていた
宮祀 智瑜
も気付くとマイクロビキニ姿になっていた一人であった。
ピーチ狩りの言葉が聞こえてきたので身構えれば、案の定この展開。
しかも前回は夏だったからまだよかったものの、今は冬。激寒だ! 布地からはみ出まくってしまっている豊かな胸をかき集めるように両手で隠して寒さから身を守ろうとするも、ほとんど意味がないくらい寒い。
「どうしてまた……」
二度目ながら戸惑う智瑜の傍で、初参加と思しき線が細く髪の長い大人しそうな男の子、
彦生 名瑠
がおもむろにサムズアップした。
「話は分かったよ、皆乱れちゃおう!」
「ええっ、物分かり良すぎ!」
この理解の早さ! 驚嘆に値する!
「寒いのが嫌なら触っちゃえばいい、ならどんどん触っていくじゃん? ってことで、最初のターゲットは君に決めた!」
「わわっ!」
びしりっと名瑠の最初のターゲット認定されてしまった智瑜は、大慌てで逃げ出した。
お尻を触るとPP(ピーチポイント)を獲得し、触られるとPPを失うというのがこの大会のルール。
しかも今回は、PPを獲得すればするほど温かくなり、失うほど寒くなるというではないか。
(そう簡単に触られてたまるものですか……それに私のお尻に触っていいのは……)
智瑜の脳裏に
桐島 義弘
先生の顔がほわんと浮かぶ。
(そうだ、もしかして義弘先生も!? 前回は参加していたけれど……)
逃げながらきょろきょろ探すと、見覚えのあるイチゴ柄のブーメランパンツが目に飛び込んでくる!
(いた! 義弘先生だ!)
義弘は目のやり場に困って、顔を赤くし立ち尽くしている。
あのままじゃPPを取られたい放題だ。
智瑜は先生のお尻を守る騎士よろしく颯爽と義弘のそばに駆け寄った。
「義弘先生、大丈夫ですか?」
「宮祀!? お前もまた巻き込まれたのか」
「ええ。そんなことより、先生の綺麗なお尻を狙ってくる人がいるかもしれません。共闘しましょう!」
言いながらイチゴ柄ブーメランパンツをちらり。目のやり場に困るというか、眼福というか。
(とても似合ってます!!)
「どうした宮祀、そんなにいい笑顔で」
「いいえ何でも。さ、逃げましょう!」
智瑜は義弘の手を取り走り出した。
寝子ヶ浜海岸には砂の壁やオブジェが出現し、ある種の迷路を形作っている。これらがピーチ狩り大会のバトルフィールドだ。義弘とともに遮蔽物に身を隠し、自分もできるだけお尻を壁につけておくようにする。
だが強敵は常に現れる!
「あ、みぃつけた」
名瑠である。
可愛らしい男の子が薄く笑む姿は、普段なら微笑ましいものだが、この場では恐怖しかない。
ちなみに名瑠はこう見えて、男女問わず骨格手足フェチであった。
「ん~。僕って骨格の方に興味があるから見るのが主なんだけれど、ここはお尻をやっていくアスゲームなんだよねぇ。仕方ないよね?」
名瑠がゆっくりと近づいてくる。
「く……宮祀に触れさせるわけにはいかん。ここは攻撃は最大の防御作戦で行く!」
義弘はキリッと眼鏡を光らせると、智瑜を振りほどいて名瑠へ突進する。
「あは。触られるのもそれはそれで……なんて言うと思った? 残念やる専です☆」
名瑠は身をかがめて拳を握る。
その途端、義弘の目には彼の姿が掻き消えたように見えた。
「何ッ!?」
ぶぅんと羽音を聞いたかと思った刹那!
「お尻いただきっ」
むにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむに。
「う、ぉぉおおおおおおお、い、一体何が起こったんだ!?」
義弘には分からなかったようだが、智瑜は見ていた。名瑠が拳を握った瞬間に蜂に変身して義弘の背後に回り込み、また人間の姿に戻ってピーチにタッチしたところを。名瑠のろっこん『マイマイベスパ』の能力である。
「
蜂のように舞い、人のように揉む。
ねぇこれなかなか名言じゃない?」
艶やかに笑み、ついでに腰骨もタッチ!
「うぉぁん!」
思いがけぬ腰骨攻撃に義弘は思わず変な声を上げてしまう。
「さーて、これで3PPゲットだねぇ。さっき頂けなかったそっちの彼女のPPも頂いちゃおうかな」
にっこりと智瑜にロックオンする名瑠。
身の危険を察知した智瑜は義弘に頼み込んだ。
「先生、私のお尻を触ってください」
「な、そんなことは……!」
「先生、私を守ると思ってそうしてください。先生が触ってくれれば、5分は私からPPを奪えなくなります。どうせ触られるなら私……先生がいいです!」
そこまで言われて触らない男がどこにいようか。
義弘はごくりと唾を飲み込み智瑜のピーチに両手でタッチした。
「どうです? これで私からPPを奪うことはできませんよ!?」
「あー、しょうがないなあ。どっちかというと触るより見るほうが好きだからここは引くよ」
名瑠は踵を返すと他のターゲットを求めて去って行った。
「……よかったぁ」
智瑜はへなへなと座り込む。
するとちょうど、義弘が智瑜の胸の谷間を覗き込むような体勢になってしまった。
智瑜は気付いて両手で胸元を隠す。
「この水着、布の面積小さすぎると思いませんか? 動くたびに揺れて取れそうになっちゃいます。先生、どうしたらいいんでしょうか?」
教え子の甘い声。智瑜が困り顔で義弘を見上げてくる。
「し、知らん……!」
義弘はイチゴ柄ブーメランパンツの中身が育たぬようきつく口を引き結ばねばならなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月29日
参加申し込みの期限
2020年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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