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先生、スカートめくりがしたいです!
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パニックになる校内で、冷静に動く人影がひとつ。
「男子達の欲求の目的は何か? スカートなら何でもいいのだとしたら……」
果たしてマネキンには反応するのか、と
旅鴉 月詠
は家庭科準備室から持ち出したマネキンに女子制服を着せていた。ついでにとブロンドのかつらとセクシーな下着を身につけさせる。
「ふむ。こんなところかな」
不可解なこの現象も、旅鴉にとっては知的好奇心の対象のひとつに過ぎなかった。
彼らはスカートならば何でもいいのか。目的は下着を見ることなのか。それならマネキンにも作用するのか。
ただ単にそれらの疑問を解消すべく、旅鴉は着飾ったそのマネキンを廊下に運び出す。
「よいしょ、と……よし、あとは観察対象が来るのを待つだけか」
その隣で待つこと数分。現われたのは、二人の女子からからがら逃げ出した
握 利平
であった。
「っかしーな、なんで発動しなかったんだ……ってうおぉ、スカート!」
マネキンのスカートを目の当たりにした握は、半ば条件反射でそのスカートへと手を伸ばし……
「っておぉい! これマネキンじゃねーか!」
どうやら寸でのところで気づいたようだった。マネキンと気づいてからはめくろうとする素振りは見せない。
「なんだこれ、なんでこんなとこに置いてあるんだ? これパンツ履いてんのか? ……おっ」
と、思ったがめくった。中の下着を覗き込み、かすかに嬉しそうな表情を見せている。
「マネキンだと気づいた上でめくったようだが、スカートならマネキンでも構わないのか?」
隣にいた旅鴉が彼にそう問いかけると、彼女の存在に気づいた握は驚いたような声を上げる。
「な、なんだ、これお前が用意したのか? さすがにマネキンのスカートには興味ねえよ」
冷静に問いかけられ、思わずまじめに言葉を返す握。その返答に、ふむ、と旅鴉はうなずいた。
「じゃあなぜ今スカートをめくったのか?」
「はあ? いやこれは別に……ただ単にパンツは履いてるのか気になっただけだぜ」
マネキンのスカートをめくったのは神魂の影響ではなく単なる好奇心である。
神魂の妙な欲望に支配された彼らは、どうやら正常時にスカートをめくりたいと思う対象――つまり人間の女子にしか反応を示さないらしい。ひとつの結論を出しながら、旅鴉は一人で納得する。
(確かに彼は、マネキンのスカートをめくる前に一回我に返ったからな。これはマネキンには興味ないと考えてよさそうだ)
考え込む旅鴉の背後に、握はゆっくりと足を忍ばせて回り込む。
何の実験をしているかは知らないが、今の彼にとって重要なことはただひとつ――
「食らえ、必殺、サマーソルトピンナップっ!!」
彼女の後ろに回りこんだ握は、勢いをつけて大きくバク転をした。
そしてそのつま先はうまい具合に旅鴉の制服のスカートにひっかかる!
(よっしゃ! あとは中を見るだ……け……)
ふわっと舞い上がるスカート。無事着地し、そのスカートの中を覗き込んだ握は……。
「スパッツ……」
思わず落胆の声を上げた。
旅鴉のスカートの中身を目撃したのは、握だけではなかった。たまたま握の姿を見かけ、また彼が行おうとする狼藉にピンと来て慌ててとめようとした
松谷 洋志
も、旅鴉のスパッツを目の当たりにしてしまった。
「う、わ!」
タイミングが悪かった、と思わず松谷は動きを止める。
これが俗に言うラッキースケベというヤツか、と思わずつばを飲み込む。
「私はめくられても恥ずかしくはないが」
恐ろしいほど冷静な旅鴉の声。ゆっくりと振り返ると、彼女はじっと握を見つめて言葉を続けた。
「だからといって、めくっていいとは言っていない」
「ひえっ!」
嫌な予感を察した握は慌てて身を翻そうとするが、遅かった。
無駄のない動きで握に近寄ると、旅鴉は渾身の力を込めて彼のズボンをひっぱり降ろしたのだ。
「う、うわあああ!」
想定しなかった事態に思わず叫び声を上げる握。その声に周囲の生徒が――めくる男子もめくられる女子も、一瞬みんな素に戻って彼の方に視線を向けた。みんなにパンツを見られることがこんなに気恥ずかしかったとは。思わず顔を赤らめると、握は慌ててズボンを引き上げた。
「い、いきなり何をするんだ!」
「そのセリフ、そっくりそのまま返そう。これで等価だ」
そう言うと、旅鴉は冷静に松谷に向き直った。
「君も見ただろう?」
有無を言わせぬ旅鴉の言葉に、松谷は怯えた様子で一歩下がる。これから自分が何をされるかは明白だ。
「ち、ちがっ、僕は彼を止めようとして――み、見たのは事実だけど違うんだ!」
必死に言葉を並べてみるも、どうにも言い訳くさくなってしまう。
(お、女の子にズボンを下ろされて挙句みんなに見られるだなんて、僕の高校生活はもうオシマイだ!)
もう駄目だ、と観念したように目をぎゅっとつぶる。
と、彼のズボンには何の異変もない。
「……?」
恐る恐る目を開いてみると、彼の目の前に立つ旅鴉と目があった。
「どうやら故意ではないようだ。不慮の事故への制裁はフェアとはいえないからな」
彼女なりの理屈があったらしい。見逃された松谷は、はあ、と大きく安堵の息を着いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
花村翠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月11日
参加申し込みの期限
2014年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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