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ひんやりきらきら、氷彫刻まつり
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(ジャンボかき氷の時の氷、まだ残ってたんだ……大変だなぁ)
掲示のポスターの前で、
ロベルト・エメリヤノフ
はある日の学食のことを思い出した。調理師のおばちゃん達が超笑顔で売っていたかき氷だ。あの時はかき氷VS生徒というより、あまりの圧におばちゃんVS生徒みたいになっていた記憶がある。
何はともあれ、好きな氷彫刻を造れると知って、絵画専攻のロベルトはせっかくだからとまつりへの参加を決めた。
「それならやっぱり……美少年!」
美少年好きとして、ロベルトは自分の理想の美少年を具現化しようと意気揚々と考えた……が。
「……は、難しいからイヌにしよう」
冷静になって犬の像を造ることにして、その日を楽しみに待つことにした。
(いい息抜きになりそうだね。というわけで、今日くらいは遊ぼうか!)
当日、のんびりとした気分で学校を訪れたロベルトは、まっすぐに講師達のところへ歩いていった。
(レクチャーしてもらえるのか、助かるなぁ)
途中、既に出来ている氷彫刻を見て目を楽しませる。観覧者の中に好みの美少年がいないか探してみたりもする。
(あ、あの子なんかいいかな)
ふらりとそちらへ歩きかけたところで、削の声が聞こえた。
「次の人」
「あ、はい! よろしくお願いします!」
優等生のフリをしている為、敬語で返事をするとロベルトは削からレクチャーを受けた。
(受験勉強も大事だけど、たまにはこういうのも必要だよね)
道具の使い方を覚えるのは新鮮で、削っていくことによって形が出来ていくことが純粋に楽しい。
「……いいだろう。合格だ」
「ありがとうございます!」
講習が終わると、横長の大きな氷を持ってきてロベルトはノミを手に取った。
「よし、早速作ってみるぞ……」
時に大胆に、時に慎重に氷を削り、まずは大まかな形を造る。頭から背中にかけてのくぼみからお尻までのラインを造り、尻尾の部分を縦の長方形にして残しておく。
普通に立っているポーズは細い脚が難しいと思い、おすわりしているところを目指していく。
(当たり前だけど、氷像って石膏像作るのとはまた違うな……)
石膏は硬いが氷は意外と柔らかい。サクサクという触感が心地良かった。
「……できた!」
完成したのは、ゴールデンレトリバーっぽい犬だった。
「完璧とは言えないけど……うん……いい息抜きになったな」
元々絵画専攻の為、出来はそこそこだったが充分に満足出来た。
「他の人の作品も見てみようか」
レクチャーを受けてから氷像を完成させるまでにかなりの時間を遣ったので、この頃には展示作品もかなり増えていた。
(このペンギン達……どれも可愛いな。というか……)
ペンギンワールドの傍で売られているジャンボかき氷を見て、ロベルトは苦笑する。
(まだかき氷を作らないと使い切れないのかな? どれだけ注文したんだろう)
発注画面でうっかりゼロを多く押してしまったおばちゃんを想像しながら、グラウンドを周る。
花をモチーフにした精巧な作品は、ついじっくりと眺めてしまった。
「……うん……うん……いいね」
作者はかなりのセンスを持っていそうだ。
「これは……何だろう?」
奇怪なかぶりものをしたように見える謎の生き物の氷像には首を傾げる。だが、その隣にあったゴアラの氷像は荒削りな迫力があっていいな、と思った。
(あ、あの子……)
その時、多くの人の中から特別輝きを放っている少年を見つけた。身長は恐らく165cm以下で、中学生くらいだろうか。
爽やかな笑顔を浮かべ、ロベルトは迷いなく話しかけた。ナンパである。
「可愛いね! どこから来たの? 一緒に観て回らない? てか、ねこったーやってる?」
「!!?」
突然話しかけられた少年は、あからさまにびっくりした顔をした。
「な、なんだ? いきなり。お、俺、もう帰るから……」
「え、もう帰るの? あ、じゃああれ見た? 猫がのびてる氷像とか。あれ可愛かったよねー」
「別に可愛くないし、趣味じゃないし」
少年はすたすたと歩いていくが、ロベルトは気にせずに話しかけ続けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月20日
参加申し込みの期限
2020年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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