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ひんやりきらきら、氷彫刻まつり
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「これは、何かいいことがありそうだなあ……」
ポスターを見た時から面白そうと思っていた氷彫刻まつりに来た
佐藤 英二
は、能美 削の造った巨大恵比寿猫像を見上げていた。ふくよかなフォルムで柔和に笑うその姿を見ていると、それだけで福が来そうな気がしてくる。
「えっと……誰に教えてもらおうかな」
展示場から離れた場所では、講師に呼ばれた3人が背後にある大量の氷と共に氷の扱い方を教えていた。
「もっと早く削って! 形ができる前に溶けちゃうから。違う!」
びしびしと厳しい口調で指導している若い女性と。
「ドリルは難しいけど、慣れたらこんなに面白い道具はないぜ!」
動作がパフォーマンスめいている金髪碧眼の男性と。
(あの人はネットで見たことあるなあ。氷の神業Mewtuberだ)
動画は面白いが、教えてもらう時にあのテンションについていけるかは怪しいところだ。
「…………そうだ。そこで槌を使う」
どっしりした雰囲気を持っている壮年の男性の声が聞こえる。
(あの人は……恵比寿猫の製作者だ)
恵比寿猫をもう一度見て、英二は男性――能美削の方に歩いていった。
「これで基礎は終わりだ」
「ありがとうございました!」
練習用の氷の前から離れ、新しい氷を前に独自の作品造りにチャレンジしてみることにする。
「よし、ゴアラを造ってみよう」
多数の主演作品がある特撮映画の人気怪獣を思い描く。基本はコアラだし、何とかなるだろう。
脚立に乗って、ノミを持って氷を削っていく。地道な作業だったが、新鮮で楽しかった。
(プラモデルを作るのとかとは全然違って……どちらかと言うとアートな感じだけど、これはこれで面白いね!)
気温が低いからか、あまり氷が溶けずに余裕を持って作業を進められる。硬い氷はごつごつした肌を再現するのにも適していた。
(格好良く咆吼している姿をイメージして丁寧に仕上げて……)
ゴアラ像から離れて全体を見てみる。
「うん、何となく、それなりの見映えに出来たんじゃないかな!」
ゴアラを知っている人が見れば、ちゃんとゴアラだと分かるだろう。初めてにしては上手く造れたのではないだろうか。
「お、ゴアラじゃん」
「この前の新ゴアラ、凄かったよな!」
寝子高の制服を着た少年達がそんな会話をしながら通り過ぎていく。
削や職人達の後ろには、未使用の氷の塊が残っている。
(まだあるみたいだし、もうちょっと造ろうかな)
英二は削に氷を貰いに行き、それからみかん宇宙人とさくらねこ星人の氷像も造った。
「……うん!」
素人のインスタント作品だから精密な出来にはほど遠いが、何となく雰囲気は再現できた……ような気がする。
「さて……そろそろ展示作品も見て回ろうかな?」
他の参加者達の氷像がどんなものかも興味がある。
(見応えのある作品があるといいな)
期待を胸に、英二は校庭を周り始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月20日
参加申し込みの期限
2020年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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