this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
<天穹>埋蔵金と【影】との対話
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
>第六幕:
呉井 陽太
陽太が踏み出したのは、歪んだ空間だった。気持ち悪くなるような感覚に襲われ、思わず立ち尽くす。そして彼が眼にしたのは、己と同じように笑うもう一人の自分の姿。それらに、彼は大きくため息を吐いた。嫌な空気の流れる中、いつもの自分と同じ笑みを零すもう一人の自分。それらに陽太はちょっと……いや、かなり惑っていた。
(わぁ……、そのままでてきちゃったかぁ)
――彼は、自分の事があまり好きではないのだ。
「こーして向き合うのも頭が痛くなるし、……困ったねぃ」
『んー、お前に言われたくないなぁ』
眉を寄せ苦々しく溢す独り言に、もう一人の自分が同じような表情で答える。僅かに驚いた陽太は、少しだけ息を飲んだ。
「うわっ、ごもっともなこと言われた……」
『しかたないだろ? オレは「オマエ(じぶん)」が嫌いなんだから』
陽太がげんなりすれば、もう一人の自分もげんなりする。鏡から抜け出したようなもう一人の自分が中身も同じなのだな、と改めて感じ取ると深いため息をついて考察の海へと飛び込んだ。おそらく、目の前の相手も同じことをしているのだろう、と心のどこかで思いながら。
(ホント、どーしようかな。……キミの場合は話しても納得してくれないってわかるしさ。 何せオレだし、ひねくれ度も増してるしなぁ……)
――そう、向き合っているのは
好きになれない自分自身
だ。
陽太は、考えた。考えて、考えて……考察をやめた。考えても仕方が無かった。だから、彼はもう、考えることをやめたのだ。
「『うん、
物理的に解決しよーか!
』」
2人の声が重なる。同じことを考えていた事にげんなりしながらも、一気に間を詰める陽太。狙うは、足。だが、『もう一人の陽太』はさっ、と避けて殴り掛かる。
(やっぱり同じ自分だからかな?)
だから、踏み込み、顔を殴……るとフェイント。
『!!』
怯んだ隙に、強烈な拳を『もう一人の陽太』の鳩尾へと叩き込んだ。確かな感触が、彼の手の中に伝わる。それが消えた時、彼は思わず瞬きをした。
「あれ?」
歪んだ空間は、音もなく元に戻る。よく見渡せば子供の絵が描かれた部屋だった。子供が仲良く遊んでいる光景に少し癒されるような気分になる陽太だったが、直ぐに目的を思い出し、「行かなくちゃね」と駆けだした。
――本来の目的を果たすために。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
<天穹>埋蔵金と【影】との対話
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年05月24日
参加申し込みの期限
2020年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!