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<天穹>埋蔵金と【影】との対話
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>第二幕:
白 真白
真白は暗い場所を歩きながら、先ほど神官が言っていたことを考えていた。
(負の感情やトラウマや後悔の念とかが影になって具現化するんだっけ? んー、何が出てくるんだろう?)
実の所、彼女にはトラウマも後悔してることもとくには無いらしい。だから、何が出るのか予想できないようだ。
(まぁ、そういうのは出会ってからの楽しみってことにしておこうかな? ちょっと怖い気もするけど)
何時もの調子で歩いていく真白だったが、急に明るい場所に出て目を晦ませる。
「ん……? ここが、その場所なの?」
目が慣れてきたのか、ゆっくり目を開けて見渡すと、そこは自宅のリビングだった。ソファーやテレビの位置も、何も記憶と変わらない。ただ違うのは、そこに『黒髪の自分』がいることだった。
(ここ、自宅のリビングだ。それに……『私』?)
ソファーに座ったままの彼女は、真白に見向きもせず俯いている。
(なんだか、寂しそうだな……)
真白が、もう一人の自分を見た第一印象がそれであった。口を開かないまま、彼女はずっとゲームをしている。だが、その眼差しはどこか虚ろで。真白は、そんな姿を見ているうちに、納得した。
「そっか……そういうことか。あれは、『私の寂しさ』なんだね」
真白が口に出したとたん、黒髪の自分が顔を上げ真白を見た。真白は、もう一人の自分に歩み寄る。
真白の両親は共働きである。2人がなかなか帰ってこないのも真白の為である、という事は解っている。
(それでも、やっぱり寂しく思うことはあるんだよね)
真白は一歩踏み出すと、そっともう一人の自分の頭を撫でた。やさしく、ほほ笑みながら。
(この寂しさは、消せない。けれど紛らわすことはできるから)
真白は小さく笑う。もう一人の自分は、ゲームの手を止め、真白を見上げ、首をかしげる。真白はもう一人の自分を背後から抱きしめた。
僅かに重なった体温で、二人は、一瞬だけ通じ合えた気がした。
《そなたは、元々影らしい影を持っていなかった。それだけ、心が強いのかもしれないな》
真白が神官の声で我に返ると、そこは小さな白い花が群生している場所だった。天井は崩落していたのか、光が降り注ぐ。
「これで、よかったのかな……」
真白は首を傾げたが、1つ頷くと歩き出す。その足取りは、先ほどよりちょっと軽いものだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年05月24日
参加申し込みの期限
2020年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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