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欲望の果てに望むものは
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【久保田美和】
「聞いてよー、私失恋しちゃった! え~ん……なんて泣かないもんね! だって何だか楽しくない?」
あははと笑いながらひたすらグラスを煽るのは、寝子高教師
久保田 美和
だ。まあ失恋をしても果てしなく落ち込む方ではないが、今回はやけに明るい。酒の力だろうか。
(あれは……久保田先生ですね。また随分と飲んでいらっしゃるようです)
立食パーティーに紛れ込んでいた
獅子唐 ケンジ
は少し眉を顰めた。
失恋を「忘却」ではなく、健気にも酔って浮かれて「乗り越えよう」としているその姿。それはとても健気で素晴らしい。が。―――絶神を求め訪れるであろう生徒達にあられもない姿を見せるのは彼女の本意ではないはずです。
へらへら笑いながら千鳥足の美和を心配そうに見守るケンジ。やがてうむと小さく頷くと、少し髪を整え美和の前に立った。
「こんにちは。とても楽しいパーティーですね。僕もご一緒してよろしいですか?」
美和は突然現れたケンジにきょとん。けれどもすぐに笑顔になった。
「うん、いいよ! だって今日は私の失恋記念日だもんね! ……何十回目かもう忘れちゃったけど!」
あははと笑い美和はグラスを掲げる。ケンジもウェイトレスからグラスを取り、カチンと美和と杯を合わせた。どうやら丁寧な物腰のケンジを自分の所の生徒だとは思わなかったようだ。
それから美和はケンジ相手に喋った喋った。
「……ていう感じで振られたのよ、私。笑っちゃうでしょ~?」
「いえいえ、相手を責めない久保田さんの姿勢は素晴らしいと思いますよ」
「……まあ確かに家はゴミ屋敷だけどね!」
「でも何度か掃除をしようと試みようとしているんですよね? 現状を諦めない姿勢は立派です」
ケンジは美和の一言一言を受け止めてやった。人生の苦難に立ち向かっているこの1人の女性の少しでも力になれればいいと。―――やがて。
「えーと、獅子唐さんだっけ……? ありがとう……。でも私、何だか眠くなってきちゃった……」
きっと安心したのだろう。美和は目をとろんとさせ、ケンジに頭を預けてしまった。
ケンジは一瞬(物理的に)ぐらついたが、自分より重い美和をしっかりと支えた。それが男の役目だからだ。
ケンジはボーイを呼び、言った。
「この女性が休める部屋をお願いしたいのですが」
ボーイは心得たようにすぐに空いている客室に案内する。そしてケンジはボーイと共に美和をベッドに寝かせてやった。
(おやすみなさい、久保田先生)
ケンジが部屋を出ようとした時、美和がむにゃむにゃと言った。
「……獅子唐さん……ありがと……」
その寝言にケンジは微笑みを見せる。そして廊下に出ると静かにドアを閉めた。
―――欲望とは人が未来という見渡せない暗闇へ1歩踏み出す力でもあります。今はゆっくり休んで。
「……良い、夢を」
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
90人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月11日
参加申し込みの期限
2020年04月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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