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<寝子ヶ浜海岸>
海の家の明るい店員女子は、
天満 七星
と
白 真白
と楽しくお喋りしている。
では、他の人物達はどうだろう。
にたにたと気持ち悪い笑いを浮かべる浮き輪メガネ男子と、海上で2人きりになってしまった
宮祀 智瑜
は、彼を見据えて静かに言った。
「貴方の想いを知りたいです」
これは、智瑜のろっこん【想いを見る】。集中すれば相手の求める物や願いなどが頭に浮かぶのだ。智瑜は心の中でメガネ男子の事を思う。さあ見せて。貴方が絶神のしっぽなら、どんな事を思っているの……?
集中する智瑜。すると彼女の頭の中に、メガネ男子の思いがドドドと入り込んできた。それは。
<おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい……>
「―――きゃああああぁぁぁ!!!」
智瑜は涙目で叫んで逃げ出した。
騒がしい海辺の横で、浜辺も騒がしかった。
(―――もう、我慢ならん!)
恵御納 久隆
は、
黒崎 俊介
が
恵御納 理沙
の手を取った瞬間、彼らの前に飛び出してしまっていた。本当はもっと様子を見るつもりだったのに。
でも、愛する妻が俊介と親しげに話し(ているように見え)、寄り添っている(ように見える)のを目の当たりにし、沸々と心の奥底から何かが湧き出ていたのだ。そう、それはジェラシー。
(俺の! 妻に! 触れるな!)
久隆は怒り心頭でバッと2人の間に割って入り、理沙の手を俊介から取り返すと、一言。
「……やぁ、うちの家内に何か用かね?」
そして俊介の返事も待たずに得意の柔道技で、てやあっと彼を投げ飛ばした。咄嗟の攻撃に運動音痴の俊介が受け身を取れるはずもなく。
俊介はずぽっと上半身から砂地に埋まってしまった。
「旦那様、ありがとう~! やっぱり旦那様に触るのが1番好きだわ!」
「う、うむ」
後ろからぎゅうぎゅうと抱き着いてくる理沙に赤面しつつ、久隆は足だけ出ている間抜けな俊介に警戒しながら近付いた。
こいつが絶神かもしれない。もがもがしている俊介の足に関節技を掛けようと身構えた久隆の耳に、女の子の声が届いた。
「あ、あの……この人、本当に黒崎先生です!」
「へ?」
久隆の前に現れた、大きな胸を苦しそうに上下させている女の子。それはメガネ男子から逃げてきた智瑜だった。
そして。
智瑜のろっこんにより俊介が絶神でないことが確認され、久隆は慌てて俊介をひっぱり上げ、平謝りに謝る。勿論フツウでない包容力を醸し出す俊介が許さない訳もなく。
結局、俊介、久隆、理沙、智瑜で仲良くアフタヌーンティーを楽しんだのであった。
浜辺の別の場所は緊迫していた。
(やっぱり、先に行かすのではありませんでした)
寝子ヶ浜の異様な雰囲気の中、
日月 透
は胃をキリキリさせながら恋人
望月 神無
を探していた。
誰も彼も開放的なのだ。ベタベタ、イチャイチャ。こんな中に、あの変な所で無防備な神無さんがいるかと思うと。
「……いててて」
また胃がキリッと痛み、透は顔をしかめた。羽織ったパーカーのポケットにはミラから貰った天界の鏡。早く絶神の尻尾とやらを月に返して、寝子島を元通りにしないと。……でないと自分の胃がおかしくなってしまう。
(ミラさんの言っていた怪しい人物……)
透はきょろきょろと探していた。その人物を探せば、同時に調査に出ている神無も見つかるはずだと思ったからだ。
透の考えは当たっていた。当たりすぎていた。確かに神無はいた。えらい真っ黒なムキムキイケメン監視員と共に。そしてその監視員は、神無の手首を掴んで自分の胸に押し当てていて。
―――プツッ。
透は自分の中で何かが切れる音を聞いた。
その人は、突然現れた。神無は信じられない思いだった。自分を背後から抱き寄せ、監視員から引き離し、透が放った言葉。
「彼女は私のものなんで」
(え?)
自分のすぐ後ろで聞こえるドスの効いた低い声。振り向けばその綺麗なグリーンの瞳は怒りに燃えており。
「透さん……!?」
(この人は、誰?)
こんな透さん知らない。こんなに感情的で、こんなに力強く自分を抱きしめてくる彼を。
戸惑う神無に透は「下がってて」と耳元で囁くと、イケメン監視員に向かい合った。
「ご退場願えませんか。あなたが絶神であろうがなかろうが、不愉快なんですよ」
「何言ってるのかな? あ、君も俺の筋肉触りたい?」
ムキムキッ。ポーズをとる監視員に透は不快そうに目を細めると、天界の鏡をかざした。そこに映る監視員の姿には……尻尾があった。
突然現れたふさふさの尻尾に驚く神無。監視員は悪びれもせず尻尾を動かしながら笑った。
「鏡を持ってたなんて人が悪いな。それを渡してくれないか?」
「嫌ですよ。預かり物ですし」
「そうか。じゃああんたの大事な物と交換はどうだい? 例えば……あの子とか?」
「神無さんに手を出してごらんなさい。たとえ神だって許しませんよ」
透が凄い目つきで監視員を睨む。監視員が笑った。
「は、そんなひょろひょろの体で『許さない』だと?」
言うと同時に監視員は透に飛びかかった!
「皆そう思うんですよね……」
透は両手を緩く前に出すと、監視員を受け流しながら体躯を翻す。そしてその腰に体重を落としながら肘を叩き込んだ。
「グエッ!」
地面に叩き付けられる監視員。その手を捻り上げながら透は言った。
「私は古武術をやっていましてね……神も侮るんですね。いや、神だからかな」
そのまま透はふさふさの尻尾を抱え込むようにして思い切り引っ張る。スポン! と勢いよく尻尾は抜け、監視員は煙のように消えてしまった。
「透さん!」
はっと夢から覚めたように神無が透に駆け寄る。透は大人しくなってしまった尻尾を踏みつけ押さえると、ぎゅうと神無を抱きしめた。
「……触れるのは私だけにして下さい」
熱い腕と熱い言葉に驚く神無。けれどすぐに。
「はい」
柔らかい笑顔を浮かべると、神無も透を抱きしめた。
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担当ゲームマスター
KAN
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
90人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月11日
参加申し込みの期限
2020年04月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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