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◆桜咲く春の夢
「お、おおー! すごいのだ! 豪華なのだ!!」
器に盛られたプリンアラモードに目を輝かせるイムイムを眺めながら、
落合 まゆら
はカフェオレを飲んでいた。
「で、今日はどうしたのだ?」
「そう! イムイム、来年放送される春アニメのことなんだけどね……?」
「うむ」
「ノンクレジットのモブで出演が決まっているの。実質的にはデビュー作ね。それで、占ってほしいのは……自分の出演した作品がヒットするかどうか、ってこと」
それからまゆらはぽつりぽつりとこのようなことを語り始めた。ついこの前の誕生日、校内選抜で来年の春アニメ『春の音を奏でるのは君』の端役――ガヤ同然の役ながら、その役を声優の卵に充てるというもの――に合格した。告げられた時に、ボロボロ涙をこぼした……という鮮明な思い出がある。輝かしい思い出であるが、それを口にするまゆらの表情は曇っていた。
「出演作と言ってもモブだから誰が誰だかわからないし、尺の関係でカットされるかもしれない……でも、やはり幸先はいい方がいいよね……?」
それを最後まで聞くとイムイムはゴクリとプリンを飲み込み、なんだか神妙な面持ちになり、懐からカードを取り出しては机の上に並べていく。まゆらがカードを繰るイムイムの手を眺めていると、イムイムは突然腕を組み、唸り始めた。
「わかったのだ! 早速占っていくのだ! んむー……んむむむむー……」
イムイムは何か天啓でも得たかのようにピンと立ち上がり、すぐさま座ってカードを開き始めた。
「言いづらいんだが……あまりいい未来が見えなかったのだ……」
「そ、そんな……」
「気落ちしないでほしいのだ……イムイムはアニメのことは詳しくないから、お芝居の話をするが……デビュー作がいまいちでもすごく人気になった役者はいっぱいいるのだ! これからも頑張ってほしいのだ!」
イムイムの言葉通り、テーブルに並んだ四枚のカードにはどこか不吉な気配が漂っている。がっくりと肩を落とすまゆらに対し、イムイムは元気づけるようにその肩に触れた。
「マユマユがすごく頑張ってるのわかるのだ……努力はきっと実を結ぶのだ!」
「そ……そうだよね」
「それに……イムイムがこういうのも何だが、運命は変わることもあるのだ! もしかしたら何かのきっかけでヒットするかもしれないのだ」
まゆらはイムイムの話を聞きながら、どこか覚悟を決めたような顔つきになった。彼女はカフェオレを飲み干すと立ち上がる。
「ありがとう、イムイム」
「どういたしましてなのだ! 頑張れなのだー!」
去っていくまゆらを見送りつつ、イムイムは視界の端に見えた人影に振り返った。
「お? 次の人、どうぞなのだー」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年12月28日
参加申し込みの期限
2020年01月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年01月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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