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寝子島と星幽塔、つながる世界
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●夢(?)の始まり
【寝子島】
寝子島は、とある扉を通じて、異世界とでもいうべき場所――星幽塔と繋がっている。
それは、一部の島民にとってもはやフツウのことになりつつあるが、そうではない者もいた。
たとえば、
水上 桜
もそんな人物の一人だ。
(あれは夢よ。ドラゴンとか獣人とか、そんなの現実にいるわけじゃない)
つい最近夢(?)に見た出来事をそう思い返しながら、桜は暇潰しに眺めていた動画配信サイトのあるタイトルに目をとめた。
『歌う猫耳メイド女子高生(自称)が異世界でも歌ってみた』
「……歌う猫耳メイド女子高生(自称)」
桜は呆然とそのタイトルを読み上げた。
「……ま、まあ、いまどき、女子高生も猫耳メイドも現実にいたっておかしくないわよね」
どこか自分に言い聞かせるように呟きつつ、桜はタイトルをクリックして生放送中のその番組にアクセスする。
『キャンモーニン! 喜矢武あいおですわ! 今日は特別編「にゃんこあいお」バージョンをお届けしますわ!』
夢によく出てくる居酒屋の歌手が動画を配信していた。どう見ても猫耳メイドとかいうレベルではなく完全な白猫の獣人の姿だった。
「…………」
桜は、ハイライトの消えた瞳で、そっとサイトを閉じた。
「……白日夢を見るなんて、疲れてるのかな」
あくまで、夢と信じて疑わない桜だった。
「今日は早く部屋に戻って休みましょう……」
そう思って、桜はできるだけ何も見ないように、聞かないように、速足で寮への道のりを急いだ。
だが――、
「――はいよ。ここに取り出したりますは一本のナイフ。今からこれで相棒の頭の上に乗ったリンゴに直撃させるよ! 当たったらおひねり! おひねりをよろしくね!」
「……」
さすがに、キツネ耳の少女が金髪の少年の頭の上に乗ったリンゴにナイフを投げている場面に遭遇してしまっては、思わず足を止めずにはいられなかった。
(……これって幻覚? それともまだ夢を見てるのかしら?)
桜は頭痛にこめかみのあたりを押さえながら、深くため息を吐いた。
二人は、夢で逢ったフォルカとルークという人物によく似ていたが、彼らは現実には存在しないはずだった。
と、次の瞬間、フォルカ(?)のナイフがルーク(?)の眉間に一直線に飛んだ。
「……って、ちょ、おま、危なッ……!」
ルーク(?)はすんでのところで避けた。
「あ、ちょっとルーク! 避けたら芸にならないでしょー!」
「避けなかったら、シャレにならないだろ!」
その大道芸(むしろコント?)は思いのほか好評で、わりとおひねりもよく飛んでいた。中身は音からしてお金ではなく飴玉か何かのようだったけど。
(……見なかったことにしましょう)
桜は何も見なかったことにして、この場を通り過ぎることにした。
「……んん? あ、あんた、確か『塔』で会ったことあるよね」
と、そのとき、フォルカ(?)が目ざとく桜の姿を見つけて声をかけてきた。
「え? 『塔』? なんのことですか? というか、私のことご存知なんですか?」
桜は、さも今彼女の存在に気づいたような顔で、そう訊き返した。
「……え? あ、いや、ごめん。人違い……かな?」
あまりに平然と聞き返すので、フォルカの方も自信を失ってきたようだった。
「ですよね。じゃあ、急いでいますので、失礼します」
静かに微笑み、桜はさっさとフォルカ(?)の前を通り過ぎて行った。
「あれー? 絶対に会ったことあると思うんだけど……。あれー?」
後ろでまだ納得の行かないような声が聞こえたが、桜は聞こえないフリに徹した。
「……あれは夢だから。これは現実だから。私の現実にキツネ耳の生えた知り合いなんていないから」
歩きながらぶつぶつと呟く桜の目はだいぶ据わり始めていた。
街には、同じように、いつもと違う格好の人の出現を訝しむ人の姿が多く見られた。
「あ、なんかコスプレのイベントでもあるんじゃね。ネコミケ前夜祭的な」
「ああ、それなー」
寝子島の住人は目だけでなく、肝も据わっている人が多く、全てはコスプレで済まされた。
「……そうよね。そう。コスプレよ。そうに決まってるわ」
桜は頷き、自分に何度も何度もそう言い聞かせる。
このまま部屋に戻って寝てしまえば、夢は夢のまま終わるはずだった。
そう。アイツと出会ってしまうまでは――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年12月12日
参加申し込みの期限
2019年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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