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寝子島の風にのって、ぱーたぱた
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からりと晴れ渡った青空に、真っ白な雲がコントラストを描く夏の日だった。
ひまわり畑の描く黄金と緑の海を、
御剣 刀
と
小山内 海
が歩いていた。それはそれは大きく立派に育ったひまわりを、ゆったりと眺めながら。
(大きい……)
ひまわりはどれも海より高いどころか、刀と同じくらいの背丈がある。小柄な彼女にとっては、見上げるだけでも結構大変だ。そのぶん迫力というか、ひまわりの力強さみたいなものも感じ取れるのだけれども。
――びゅお。
(――わ)
涼しくも激しさのある風が吹き付けて、海は思わず目をつむった。
「うおっ」
不意の風に、刀は顔を覆った。ざぁ、っとひまわりの揺れる音が耳を打つ。
落っことしそうになったルヴィアを抱えなおしながら、
「海、大丈――」
振り返った刀の視界を塞ぐのは、畑の細い通路にはみ出すくらいに揺れてしなるひまわりたち。
小柄な海の姿は、ほっそりした脚が見えるくらいで。
ひまわりを乱暴にならない程度に払いのけると、刀はそのまま海のひとまわり小さな手を取った。
「はぐれると大変だから」
スケッチブックは使えなくなるけれど、海の考えてることはなんとなくわかると思う。
いつだったかも、同じようなことがあった気がする。
ふっと浮かんだ思い出に頬を緩めて、海は刀のひとまわり大きな手を握り返した。
手を繋ぐとスケッチブックは使えないから、代わりに微笑みに「ありがとう」の気持ちを乗せて。
豊田 華露蘿
がひまわり畑を通りがかったのは、外回りから戻る道すがらのことだった。
涼やかな風に揺れる向こう、遠目にちらりと見えるのは連れ立って歩く少年少女の姿。
(いやあ、青春だねえ)
心の中でぽつりと呟く華露蘿のポケットの中で、スマートフォンが静かに震える。スケジュールのアラームが、このあとの予定を告げていた。
足を速めて通り過ぎながら、ひまわり畑を横目に見やる。
この一面に広がる鮮やかな色味を再現するなら、どこの色鉛筆を使うのがいいだろう?
アイスをくわえた
穂村 敦
の目の前を、サッカーボールが通り過ぎていく。
アスファルトを横切って、そのまま道端に広がるひまわり畑へと転がる、転がる。
「よっと」
反射的に足が出ていた。
ボールを止めたところに、慌てた様子でやってくる小学生。
気をつけろよと優しく蹴り返し、足元の違和感に気づいたのはその直後。
食べかけだったアイスが、アスファルトの上でぐじゅぐじゅになっていた。ボールを止めた時に棒からすっぽ抜けたのだろう。
しゃあねえとため息をこぼす敦だったが、
「……ん?」
棒を二度見する。
そこに印字されているのは、「アタリ」の三文字。
そういえばこのアイス、アタリつきだった。
からりとした夏日とは対照的に、
森篠 琳子
の心はどこかじめっとしていた。
溜め込んでるな、というのが自分でもなんともなくわかる。
ひまわり畑に吸い寄せられてしまったのは、無意識に気分転換を求めていたからなのだろうか。
ふと足元で、心細げに「にゃあ」と一声。
猫が一匹、足元にすりよっていた。
「どうしたの? 迷子?」
抱えあげる琳子の腕に、猫は鳴きながら身を寄せる。
ひょっとしたら、ひまわり畑の中で道に迷ってしまったのかもしれない。
大丈夫よと軽く撫でてあげると、安心したような鳴き声をあげる。
そんな猫の様子に、二度三度と猫を撫でる琳子。
気づけばその口元には、ほんのりと笑みが浮かんでいた。
「今年のひまわりも見事なもんさね……ん?」
煙草片手にひまわり畑を眺める
宇佐見 満月
の足元を、一匹の猫が通り過ぎる。
ひまわり畑のすぐ目の前で立ち止まり、おすわりのポーズでじいっと畑のほうに顔を向けている。
「アンタもひまわり見に来たのかい?」
反応はないけれど、変わらずひまわりを見つめ続けている。
タバコを消して、「よいしょ」と。
猫の身体をそーっと持ち上げて、頭の上にセットオン。
「ほら、あたしのここ貸してやるさね!」
具合がよかったのだろう、みゃあおと機嫌よさげな鳴き声がひとつ。
それを聞いて、ニィっと笑う満月だった。
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グリーンシナリオ(0)
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3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年11月30日
参加申し込みの期限
2019年12月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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