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\ オーバータイム!/
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◆南校舎・二階教室
異変が起こるほんの少し前のこと。
霧生 深雪
は、淡々と進む授業を話半分に聞きながらとある空席に目を向けていた。
(白石のヤツ、この授業もサボりかよ……)
空席の主の名は白石 百合。小柄でおとなしい印象の女子生徒だ。極度の照れ屋のようで、男子生徒とコミュニケーションをとっているところはほとんど見たことがない。
増してや普段から粗暴に振る舞っている自分など、彼女にとっては一番苦手なタイプなのだろう。事務的な会話すらほとんど交わした記憶はなかった。
それでもクラスメイトである。いや、たかがクラスメイト?
彼女の不在などまるで意にも介していない様子で進んでいく授業に、霧生はなぜか心の中で苛立ちを感じていた。その感情の振れ幅は本当に些細なものであったが、どうしてだか押し殺すことができないのだ。
(……ったく、どこ行ったんだよ)
ここ数日、なんとなく彼女に元気がない様子には気がついていた。
かといってわざわざ話しかけるほどの仲ではない。むしろ、自分が話しかけたところで余計に怯えさせるだけかもしれないと傍観していただけだったこともあり、霧生はその胸のうちで密かに気にしていたのだ。
授業は大して面白くもない。いっそ抜け出して探してみるか?
いやでも面倒事に巻き込まれるのはゴメンだし、うーん……
悶々とする心の中。そもそもなぜ俺がこんなことで頭を悩まさなければならないのか。
(くそっ、悩むくらいなら行けよ俺!)
自分に素直になれ、と軽く意を決すると、霧生はがたっと椅子の音を鳴らして立ち上がった。
彼の唐突な起立に、教師はもちろん、クラス中の視線が彼に向けられる。その無言の圧力とかすかな好奇心に晒され、若干居心地の悪さを感じつつも、霧生は口を開いた。
「あの」
その時何を言ったのかは、今となってはよく思い出せない。
次の瞬間、彼の体はこの異空間に飛ばされていたのだ。
2年8組の見慣れた教室は、その一瞬ですっかり様相を変えてしまった。教室には白石はもちろん、先ほどまで確かにいたはずの教師やクラスメイトたちの姿も見当たらない。
そんな非現実的な空間に投げ出されるのは初めてのことではなかった。
「またろっこんか……? もしかして、あいつのせい?」
そう感じたのはもはや直感であった。根拠はない。しかし確信はあった。
外を見ると、現実世界で降っていたときよりも激しい雨が降っている。耳を澄ませば、降りしきる雨音と時折響く雷鳴しか聞こえない。その不協和音のようなふたつの音は、繊細で感性豊かな霧生の耳には単なる雑音以上の色を感じさせた。
すべてを壊し尽くすような轟音が閃光と共に響き渡る一方で、降りしきる雨の音はどうしてだか少し物悲しい。
その激情的な音は、どうしてだか教室でいつも控え目に笑うあの少女を連想させるのだ。
まるで正反対だというのに。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
花村翠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月17日
参加申し込みの期限
2013年08月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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