this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
お化け屋敷でハロウィンを
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
つぎへ >>
●がいこつ夫人より妻がいい
馳夫は妻のミヨの手を引き、屋敷の広い廊下を歩いて探索していきます。窓はあるものの、茂った草木に阻まれて光は入って来づらいようで、薄暗くひんやりしています。
「山の中にある、こういうお屋敷を見るとねぇ……むかーし貴族が生活してて、ガラス張りの浴室や、回転するベッドなんかがねぇ」
何を思い出したのか鼻の下を伸ばす馳夫に、
「馳夫さん、そんなお屋敷いつ行ったんですか?」
と、すかさずツッコミを入れるミヨ。
こんなやりとりも平然としているのは熟年夫婦ならでは、です。
しばらくして二人は大広間につきました。
かつては夜な夜な燕尾服や色とりどりのドレスを着た紳士淑女が集ったであろうその広間は、今はおばけでいっぱいです。
「あらまあ……おばけのパーティに出くわしちゃったみたい」
ミヨは落ち着き払った様子で辺りを見回しました。
天井から下がる豪奢なシャンデリアも蜘蛛の巣で覆われていました。
調度品も蜘蛛の巣まみれではありましたが、ものの良さは伝わってきます。
「あなたが行った回転ベットのお屋敷より、よほど高貴な方がお住まいだったようですよ」
そういって夫の方を振り向くと、夫はいつの間にやら現れた、華やかな衣装のがいこつ夫人の手を取ろうとしているではありませんか。
「ダンスに誘われちゃったよ、ミヨちゃん。ぼくも、まだまだイケてるってことかな?」
「コホン」
ミヨは冷たく咳払いします。
それを聞いた馳夫は、がいこつ夫人の誘いを丁重に断りました。
「ははは、すまないねぇ、素敵なお嬢さん。ぼかぁ奥さんがいるんだ、夫婦で踊ることにしますよ。それ」
妻の手をとり華麗なステップを踏むと、ミヨは少し照れて夫にゆったりとあわせました。
「若い頃に、戻ったみたいですねぇ」
「そうかい? ぼかぁ今の君の方が好きだよ」
「馳夫さんたら……」
ミヨはまた少し照れました。
けれど若いころのように夫しか目に入らないということでもありません。
踊りながらほかのおばけを観察して考えています。
おばけたちは悪いかんじはしません。
霊だという感じすらも希薄なのです。
屋敷のような大きな家が抱える霊はもっとエネルギーが強かったり禍々しかったりするものですが、この屋敷のおばけたちは一言でいうと『子どもっぽい』のです。ただただいっしょに遊びたい、という感じです。
(この幼く可愛らしい霊障の大元はいったい何なのでしょう)
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
お化け屋敷でハロウィンを
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
しまみ
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
冒険
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年09月13日
参加申し込みの期限
2019年09月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年09月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!