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タピオカにゃんにゃん
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3 初めてのデートと写真撮影
画像投稿サイトの一つであるにゃんすたを見ていた
早坂 恩
は、並んだ画像を前に瞳をキラキラとした笑顔を浮かべていた。シンプルだけれども可愛い印象の店の外観、アップで写ったタピオカの形――
「ネコちゃんの形のタピオカですって!? しかもネコちゃんもいるのね」
しかも、好みの真ん中を直撃したタピオカ店は十分に行ける範囲内にあった。そんなの、絶対に行きたくなる。
「セレッソちゃんは行ったことあるかしら?」
恩はメッセージアプリを開いて
御薗井 E セレッソ
に連絡した。
『センパイ! チャオチャオ!』
『新しく出来たタピオカにゃんにゃんっていうお店に行ったことある?』
『聞いたことあるノ! 行きたいと思ってたワ!』
『じゃあ、今度のお休みに行きましょ♪』
それからもしばらくやり取りを続け、アプリを閉じる。そこで、恩はあることに気付いて、ふふっ、と笑った。
「あら、もしかしたら初デートかしら?」
「恩センパイ! 誘ってくれて嬉しいノ!!」
当日、セレッソは可愛いスカートを着て待ち合わせ場所を訪れた。活発な動きも出来る、カジュアル寄りのコーディネートだ。
「セレッソちゃん! 今日も可愛いわね。そのコーデ、よく似合ってるわよ」
「ありがとうナノ! 恩センパイもカッコいいの! タピオカとっても楽しみナノ!! 行きましょ!」
2人は手を繋ぎ、車道側に恩という形で店に向かう。道すがら、人波の中から自転車が飛び出してくる。セレッソにぶつかる直前、恩が彼女を引き寄せてそれを回避した。
「大丈夫? セレッソちゃん」
「わー! 恩センパイ素敵ナノ、次はワタシがセンパイをエスコートするわネ!」
恩を見上げ、セレッソは彼に腕を絡ませた。そして、はっ、と我に返って手を繋ぎ直す。
「えへへー」
顔を真っ赤にした彼女は、照れ臭そうに笑ってギクシャクと歩き出した。
「ま、まだ暑いワネ! 早く行きましょウ!」
店に着くと、恩はミルクティーとマロンクリームクレープを、セレッソはタピオカ黒糖ミルクとプリンを頼んだ。
「もちもちしてて美味しそうナノ!」
「色々と目移りしちゃったけど、これにして良かったわ。セレッソちゃんの頼んだものも美味しそう♪」
2人はまずストローに口をつけた。セレッソは底のタピオカを狙ってから黒糖ミルクを吸う。
「タピオカって、意外と狙わないと吸えないのよネ! なんだか宝探しをしているみたいナノ……」
飲み物を軽く混ぜながら、セレッソは楽しそうだ。
「あとね、ワタシ恩センパイとやってみたいことがあるノ!」
「? あら、何かしら? セレッソちゃんがやってみたいことなら是非やりたいわ♪」
「ワタシ、最近スマホに変えたでしょ! だから、スマホの……カメラ! ジドリ!! というのをやってみたいノ!」
セレッソはスマートフォンを出してカメラ機能を立ち上げた。画面には、にこにこ笑っている恩が映っている。
「そうね、食べちゃう前に、一緒に写真撮りましょうか」
恩もスマートフォンを持って席を立ち、ソファ席に座るセレッソの横に移動した。
「やった! えーと……横にして撮るの!」
カメラのモードを変え、横向きにしてクレープやプリンも枠内に入れてシャッターを押す。けれど、初めてということもあって枠に収まりきらなかったり、ぶれたり、タピオカスイーツが入らなかったりと中々うまくいかない。
だが、セレッソはそれも楽しかった。
「2人で写るの難しいノ。ぱしゃー、ぱしゃー。……!」
突然、恩が顔を寄せてきてびっくりする。多分、心臓が1センチくらいは跳ねた。
「もうちょっと近付けば入るわよ、ほら!」
くっつかないまでも近くに寄り、恩は写真を何枚か撮る。
(ふふ、ちょっとドキドキしてくれるかしら?)
ちょっとどころではなくドキドキしながら、セレッソは恩との写真撮影を終えた。
(な、なんか緊張したケド嬉しかったノ……)
恩はそのまま隣に座ってクレープを食べ始める。生クリームとマロンクリーム、マロングラッセに加えてタピオカがくるまれている。
(これが、デートなのネ……そうだワ!)
セレッソはプリンを掬って、恩に話しかけた。
「恩センパイ、プリンも一口食べてみる?」
「ええ、いただくわ。あら、食べさせてくれるの?」
「あ、あーん、ナノ……」
口元にスプーンを持っていくと、恩はぱくっと口に入れた。「おいしいわ!」と彼が顔を綻ばせたところで、にゃーん、と声がした。こちらを見ている黒猫に、セレッソの目は釘付けになった。
「お店のネコチャン!!!! とっても可愛いノ!」
「たぴおかちゃんっていうんですって。このお店のアイドル猫ちゃんだそうよ」
「撫でて大丈夫? ワタシの事怖くないカシラ?」
「撫でてもらうのが好きだから大丈夫ですよ」
彼女の問いには、カウンターにいた店長が答えてくれた。
「店長さん!」
「店長さんは素敵なダンディさんだったのね、ちょっと意外だったわ」
「店長さんちょっとタピオカに似てるノ! 店長さんのお名前は? えーっと……」
「とどろき、と読みます。轟 一茶です」
ネームプレートを指した店長が、ふと外を見て顔を曇らせる。
「ああ、また帰られてしまった……」
「どうしたの?」
たぴおかを膝に乗せた恩が訊ねる。「実は……」と一茶は悩みを吐露した。セレッソはたぴおかを撫でながらそれを聞く。
「……ということで、私としては男性の方にもタピオカを楽しんでもらいたいんです。好みでない方に勧める気はありませんが、興味があるのに遠慮されるのは悲しいですから」
「なるほど……そうねぇ、私ならそんなに気にしないけれど、ちょっと恥ずかしくなっちゃって気後れしちゃうかも?」
恩は店内を見回しつつ考える。
(店長さんの力になりたいわねぇ……出来るかしら?)
そこで、彼はこの店を知った時のことを思い出した。
「店長さんと一緒に写真を撮ってSNSでお店を宣伝しちゃおうかしら? 男性も楽しめるってアピールになるでしょ?」
「そうだワ! それに、店長さんが男の人ってわかればお客さんも来てくれるかもしれないノ! てんちょ……とどろき……だからロキさんネ! ロキさん、後ろ姿でもいいノ。どウ?」
セレッソも恩の提案に賛成し、たぴおかもにゃあ~と鳴く。店長は苦笑しながら首肯した。
「正面からでいいですよ。たぴおかも一緒にお願いします」
「にゃああ~!」
「じゃあ、早速撮りましょうか♪」
3人と1匹はどういうポーズにするか話し合いながら写真を撮り――
セレッソと恩は『#店長(ロキさん)と自撮りチャレンジ』というハッシュタグをつけてそれをSNSに投稿した。
「閲覧数が増えてるわ!」
「えへへー、もっとお店が人気出ますように!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月12日
参加申し込みの期限
2019年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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