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\ オーバータイム!/
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【体育祭2nd】アニマル☆スター、熱く翔る!
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玉入れ
森篠 琳子
は黒猫組で玉入れに参加した。
――意外に体力を使うのね。寝子島信用金庫の就職試験に備えて勉強ばかりしていたせいなのかしら。結果待ちの状態だから少しすっきりしたわ。
首に引っ掛けたタオルの端で顔の汗を拭った。
「おねーちゃーん!」
その声に琳子は透かさず反応した。カラフルなシートを敷いた上で九歳の妹、奏子が観客に混じって両手を振っていた。その傍らには母親が控え目に座っている。
自然と笑みが浮かぶ。琳子は小さく手を振って歩き出す。
家族の姿を見た途端、頭は別のことを考え始めた。
――試験に合格したら、来年の私は寝子島信用金庫の制服を着て配属された先で働くことになるだろう。結果がどうであっても寝子高を去る時は近づいている。なんだろう。社会人になる不安や感傷とは少し違うと思うのだけれど、この気持ちは。
少し先の未来が見えない。自分の姿を想像できないことが。
思考を中断して琳子は頬を摩った。強張っていたところを解し、自然な笑みを作る。
「今だけは……」
「玉入れ、すごかったね! たくさんの玉を持ってバーンと入れて、びっくりしたよ!」
「あれもテクニックの一つなのよ」
「そうなんだ! やってみたいなー。そうだ、寝子高に入ったらできるんだよね。そうだよね、お姉ちゃん!」
奏子は目を輝かせて琳子を見上げる。母親は二人の遣り取りを微笑みながら見詰めていた。
「そうね。その前に受験があるから、しっかり勉強しなきゃね」
「うん、頑張るよ。ここって何か楽しそうだし」
奏子は一方に目を向ける。金色の羽で応援をしていた
恵御納 夏朝
の姿があった。
琳子は母親に迷いのない顔で言った。
「来年の春からは私も本格的に働くことになると思うから、少しは楽をさせられるよ」
「ありがとう。でも、無理はしないでね」
母親は儚げな笑みに憂いを滲ませた目で言った。ふと気付いたようにトートバッグから弁当箱を取り出した。
「一緒にお弁当を食べる?」
「私は友達と校舎で食べるよ。じゃあ、いくね」
琳子は奏子に笑い掛けて校舎へと歩き出す。家族に背を向けた状態で教室を見やる。
「今だけは」
迷いが吹っ切れたような顔で足を速めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月03日
参加申し込みの期限
2019年08月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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