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\ オーバータイム!/
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「ひぃっ……!」
日中と雰囲気が違うことを理解していても、薄暗い森の中で得体の知れない生き物と目が合えば、誰だって怖いと思う。
そんな言い訳を胸に、
仙藤 蒼
は姉である
仙藤 紫
の腕にしっかりとしがみついていた。
「蒼が、課題に向いてる夜行性の生き物が見たいって言ったんでしょう?」
「おばけがみたいなんて言ってないよ~!」
日本の森を再現した、まるで植物園のように飾られた展示室。薄暗く鬱蒼とした中で、ぬるっと動く夜行性の生き物なんて、おばけとそう変わらない。怯える蒼の姿に、昔の自分が重なるようで、紫は凛とした声で諭した。
「オオサンショウウオは、国の天然記念物よ。課題には向いてると思うけれど」
「そう聞くとそうなんだけど……」
自分の片腕ほどはあろうかという全長は、まさに世界最大の両生類。餌を探しているのか、時折思っていたより機敏に動く様子にびっくりするものの、ゲームに出てくるモンスターのように見えなくもない。
「お姉ちゃんに、大きなトカゲを見せられると思ってなかったから、びっくりしちゃった」
「オオサンショウウオは両生類よ。あと、音には鈍感だけど振動には敏感だから、注意してあげてね」
「さすがお姉ちゃん、頼りになるね!」
紫の解説を聞いて、おばけと勘違いしたオオサンショウウオにも興味が湧いてくる。蒼は簡単なスケッチをとりつつ、パネルの説明文も参考に自由課題用のレポートをまとめ始めた。
蒼は短期集中は得意で、夏休みの宿題も早々にほとんど終わらせていたのだが、後々うっかり忘れていたと、ギリギリになって思い出すような子だ。紫は蒼のミスを減らすべく、やる気を削がない程度に手伝ってあげなければと、自分が高校時代に課題のため訪れたことを思い出した。
あの時は、生物の先生が見回りに来ていて、苦手な爬虫類のように思っていた生き物にも、興味をもって課題が進められるよう手伝ってくれたものだ。懐かしいと思うにはそんなに経っていないはずなのだが、学び舎が変わればそれだけで何かが変わってしまったような気もする。
懐かしいといえば――
「お姉ちゃん?」
「……っ、ごめんなさい。ちょっと考え事をしていて」
「お姉ちゃんも、何か見たいものがあったの?」
「そうね、できれば……イルカを。でも、きっと休んでいるものね」
長い髪を耳にかけながら微笑む紫は、暗がりだからか少し物悲しく見えた。
「今日って、普段見れない所も見れるんだよね? だったら、イルカが休んでる所も見られるんじゃないかな」
「ふふ。なら、蒼には頑張って宿題を終わらせてもらわなくちゃね」
「わ、わかってるよー!」
そうと決まれば、次はどのエリアへ向かおうか。
姉妹仲良く相談しながら、蒼はゲームを攻略するときのように夜の水族館を楽しんだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月17日
参加申し込みの期限
2019年06月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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