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サマー☆部活動のお時間です! ~運動部編~
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適度に身体が解れた
志波 拓郎
はトラックを走る。時に横目で部員の様子を窺った。先輩達の熱の籠った指導を見て表情が緩んだ。自身のランニングに専念した。
決めた周回をこなし、緩やかに速度を落とす。そこにポニーテールの後輩が駆け付けた。
「志波先輩、飲み物とタオルをどうぞ!」
「…ありがとう、助かる…もうすぐ、九月なのに…今日は暑いね…」
「そうですね! 木蔭で身体を休めてください! 失礼します!」
ポニーテールを振って走っていく。抱えたタオルを別の部員に渡していた。
「…本当に、暑いね…」
拓郎はタオルで顔を拭った。近くの木蔭に入ってペットボトルの中身を喉に流し込んだ。
僅かに風が吹いた。薄目となって顔で受ける。
「ここからが、本番だ…」
走り幅跳び用の砂場に向かう。タオルとペットボトルは傍らに置いてトンボを手にした。砂の表面を平らにならす。
「…何本か跳んで、感覚を肉体に、覚えさせよう」
かなりの助走距離を取った。砂場を見据えて走り出す。大きく腕を振って白い踏み切り板を踏んで跳んだ。
両腕を高々と上げた状態で身体を反らし、空中を走る。最後に全身を丸めて両脚で砂場に着地した。
後ろを振り返って飛距離を目にする。
「いい感じだ…」
トンボで前の状態に戻して再び走り出す。
五回、立て続けに跳んだ。徐々に飛距離が伸びてきた。自信が顔にも表れる。
拓郎は周囲に目をやった。ポニーテールの後輩を見つけて手を振る。
「志波先輩、どうかしました?」
「…計測を…頼みたい、誰か…いないかな…」
「わかりました。呼んできます」
ぺこりと頭を下げた。その五分後、大人数で戻ってきた。全員が女子で後輩だった。
拓郎は戸惑うような目となった。
「…あの、計測は、二人で…十分、だよね?」
「本番の臨場感を演出してみました! どうですか?」
「…そう、だね…その意味では…悪くない、かな…」
「志波先輩、大記録を目指して頑張ってください!」
その力強い言葉に触発されて盛大な拍手が送られた。
拓郎はぎこちない動作で位置に付いた。
「頑張ってください!」
「記録を更新してください!」
「がんばってー!」
飛び交う声援の中、緩やかに走り出す。途中で加速して跳んだ。
瞬間、両腕を高々と上げて反り返る。ギリギリまで粘って着地の体勢に入った。その僅かな力みが災いして身体が傾いだ。
「…うぁっと!?」
奇妙な声を発し、両脚で着地した。ぐらりと身体が揺れて後方に手を突いてしまった。
集まった全員が残念そうな声を上げる。計測すると平凡な距離となった。
「…集中が、難しい、ね…」
拓郎は苦笑いで立ち上がった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月01日
参加申し込みの期限
2019年06月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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