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サマー☆部活動のお時間です! ~運動部編~
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紫の下には三人の女子が集まった。二人の目配せを受けた一人が覚悟した表情で前に出た。
「先輩、クロールで質問があるのですが、いいでしょうか」
「もちろんよ。他の二人も同じ質問で、『どうすれば今よりも速くに泳ぐことができるのか』を知りたいのよね」
「え、なんでわかるの!?」
素の言葉が口を衝いて出た。ごめんなさい、と慌てて頭を下げる。後ろの二人は驚いて声も出なかった。
「プールサイドであなた達の泳ぎ方を見させて貰ったわ。言葉で教えるより、見た方が理解し易いかしら」
紫は足からプールに入った。レーンの中を軽く泳いで最初に質問してきた女子に目を向ける。
「あなたは息継ぎに問題があるわ。顔を上げ過ぎているのよ。そのせいで身体の軸がぶれて速度を落としているようね。このような泳ぎ方になっているわ」
紫はクロールを始めた。息継ぎの顔が真横となり、周囲の水面が激しく波立った。
「そうそう、あんな感じよね」
後ろに控えていた一人が納得の声を上げた。
「そうなんだ。全然、気付かなかったよ」
「教えて貰えたんだから、良かったんじゃないの」
別の一人が肩をポンと叩いた。
紫は綺麗なクイックターンを決める。最初とは違い、息継ぎは最小の動きにとどめた。伸びやかなクロールで三人のところに戻ってきた。
「今のクロールが改善したあなたの姿なのよ。どうかしら」
「とても綺麗で、というかよくわかりました! 丁寧なご指導、ありがとうございます!」
他の二人も、良かったね、と口々に言った。
紫は言葉を続ける。
「右のあなたは手の動きが乱暴で速度を落とす原因になっているわ。左のあなたは膝が少し曲がっていて余計な水の抵抗を受けていたわ。指摘された部分を意識して泳げば記録は伸びると思うわ」
「え、手が乱暴?」
「わたしは膝が曲がっていたんだ」
「そうそう、二人共、そんな感じよね」
含み笑いの顔に二人は揃って、真似するなー、と笑顔で返した。
「指導をしていたら、私も泳ぎたくなってきたわ」
「ストップウォッチを借りてきます!」
三人が同時に動き出す。借りられた一人が計測することになった。
紫は飛び込み台に立ち、綺麗なフォームで飛び込んだ。水の抵抗を受けない綺麗なクロールで滑らかにターンをして戻ってきた。
計っていた一人が驚きの表情を見せる。二人は肩を寄せてタイムを覗き込んだ。
「先輩、すごい記録が出ましたよ!」
ストップウォッチを下に突き出すようにして見せる。目にした紫はぽつりと言った。
「去年とあまり変わらないわね」
三人は目を丸くして、えー、と驚きの声を上げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年06月01日
参加申し込みの期限
2019年06月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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