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●夏休みの終わりに
「ふっ……灼熱の安息日(夏休み)の終焉も近い」
折河 樹
は自宅で小説の設定を夢想していた。そして迫り来る現実も同時に見ていた。
「ならばこそ、終焉ののちに始まる第2の大戦(2学期)の前に英気を養わねばなるまい」
夏から連想されることを脳内に並べていくと、あることに気づく。
「む、そういえば涼やかなる水辺(プール)にはまだ行ってなかったな。孤高なる存在となる(一人で行くこと)も一興だが、我が盟友
観月 光
もこの灼熱の加護で消耗しているだろう。せっかくだ、誘ってみるか」
そう思い、スマホを手に取ると光の連絡先を表示した。
* * *
「はあーあ。楽しい夏休みも終わりかあ」
観月 光
は自室でそう呟いた。夏休みが終われば2学期が始まる。
「せめて最後はパーッと遊びたいなぁ、それこそ夏らしく……海とかプールとか!」
頭のなかで広がる青い世界に思いをはせる。気づけば幼馴染の樹の顔が浮かんできて、一緒に遊んでいるイメージが広がる。
「……別にあいつを誘いたいとかそういうのじゃないけど!? し、仕方なく。仕方なくなんだからね、ほんとに!!」
光は自分に言い訳をしながら、幼馴染の
折河 樹
に連絡しようとスマホを手に取る。その途端に着信音が鳴り、少し焦りつつも掛けてきたのが樹だと気づくとすぐに出た。
「ふっ……我が盟友光よ、息災か?」
「その盟友って言い方分かり辛いんだよね~……別にいいけど……」
「此度はお前を涼やかなる水辺へといざないにきてやったぞ」
「涼やかなる水辺ぇ? う、うーん……、……あ、プールのこと?」
「そうだ」
(って、あたしは通訳か!?)
心のなかでツッコミを入れつつ、会話は続く。
「勘違いするなよ? 別に大した理由はない。この灼熱の刻に孤高なる存在になるもよしと思ったが、お前も蝕む炎気(暑さ)で消耗してると思ったから声をかけたまでだ」
「べ、別にいいけど? 夏休みも終盤だし? 暑かったし、ちょうどいいかな」
「ふっ……お前なら我が呼びかけに応えると思ってたぞ」
「あ、勘違いしないでよ!! あんたと遊びたいからオッケーしたとかそういうんじゃないから!! あくまで自分のため!!」
「さあ、涼やかなる水辺へと共に旅たたん!」
(なによ、ほんとに調子狂うんだけどっ)
自分から誘うつもりだったが、これはこれでいいかと光は納得してプールへ出かける準備を始めた。
* * *
プールへ到着した2人は、着替えるために一旦別行動を取った。
待ち合わせの場所に先に来たのは樹だった。
「ふむ、新たなる水魔の衣(新しく買った水着)の着心地も悪くない」
樹は自分の格好を見ながら頷いた。
「さて、我が盟友はどこに……」
待ち合わせの場所にはまだ光は来ていない。
夏の終わりとはいえ、人はそれなりにいる。それでもこちらに向かってくる幼馴染はすぐに見つけられた。
「おまたせ」
光はそう言いながらゆっくり樹に近づく。そして樹の水着をまじまじと見る。
「ふーん?」
(随分とかっこいいじゃないの……ちょっとびっくりしちゃった)
「なかなかいいんじゃないの? ……あ。別にあんたを褒めたわけじゃない!! あんたのイカした水着を褒めたの、勘違いしないでよ!?」
慌ててそんな訂正を挟んだ。彼もまた光の水着を眺めてこう言った。
「ほう、馬子にも衣装とはよくいったものだ、なかなか似合うではないか」
「うっ……」
「勘違いするなよ、俺は水着をほめただけだからな」
「うう。う~……嬉しいわけじゃないんだから!!」
褒められて思わず照れてしまう。本当はとても嬉しいけど、ついついこんな言葉を返してしまう。そんな様子を見ながら、樹はぼそっと呟いた。
「……やるな光、お前がナンバーワンだ」
「ん? あんた今なんか言った?」
「いや、なにも。さあ、涼やかなる水辺を満喫しようではないか」
それから2人はプールで夏らしさを思いっきり楽しんだ。
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あとがき
担当マスター:
星織遥
ファンレターはマスターページから!
この度は、シナリオへのご参加ありがとうございました!
素直になれなかったり、照れ隠しだったり。
そんなツンデレな雰囲気を楽しんでいただけたら嬉しいです。
改めて、この度はありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月20日
参加申し込みの期限
2019年05月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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