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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
きらきら☆スイーツバイキング ～魔法のプリンを添えて！？～
カフェ『ネコット』の前で仁王立ちして、白 真白は二色の双眸を陽に煌めかせた。
「やってきたよ、スイーツバイキング！」
宣言した真白の口元に、ふくふくとした笑みが乗る。
バイキングが開催中であることを知らせる品の良い貼り紙は、真白の心を膨らませた。
写真の中のスイーツ達の、輝かしくいかにも美味しそうな様子と言ったら！
「よーし、スイーツを堪能するぞ～」
意気揚々、真白は涼やかな店内へと足を踏み入れた。
※
ずらりと並ぶスイーツ達のきらきらしさは、物語に出てくる宝物庫のそれを思わせる。
（しかも、どれも食べられる宝物なんだよね）
と、真白は口元に緩く弧を描いた。
美しく繊細なスイーツは、どれを取っても美味しいに違いない、と見る者に思わせる風格を纏っている。
『ネコット』のスイーツの評判を耳にして、此度のバイキング開催を心待ちにしていた真白。
どうやら世間の評価は本物であるらしいと、彼女は満足げにひとつ頷いた。
（いやー、楽しみにしてた甲斐があったね、これは。今日はたくさん食べるぞー)
それに折角なら、種類だって、あれもこれもと食べたくもある。
だから、ダークチェリーのタルトはひと切れ、チョコレートとカシスのケーキもひと切れ。
（タルトに、ケーキに、さくさくのミルフィーユ～）
あ、プチシューもおいしそう、と、見る間に華やいでいく純白の皿の上。
（とりあえず最初はこのくらいかな）
と、真白は次いで、ドリンクを選びに向かう。
（ストレートティーにしようかな。今日はスイーツがメインだからね）
という、大人なチョイスだ。
自分で飲みたいものを準備する形式ゆえに、紅茶は皆、ティーバッグタイプだが、
（種類も多いし、老舗ブランドの紅茶なんだね。こだわってるなぁ）
という具合で、好きな香りのものを選ぶだけで、気を抜いたら時間が過ぎてしまいそう。
軽く一通り確認して、真白は柑橘の香りが爽やかな、飲みやすい定番ティーを淹れた。
※
「うん、我ながら盛り付けもいい感じにできたかな」
と、席に着いた真白は、スイーツプレートの出来栄えに口元を綻ばせる。
（って、そもそもスイーツの一つ一つがすっごいかわいいから、適当に盛り付けても見栄えがいいんだけどね）
とも思ったけれど、気分が上がる見た目に仕上がったのは、間違いなく良いことだ。
真白は荷物からスマートフォンを取り出して、パシャリ、プレートを撮影した。
「うん、きれいに撮れた」
と、それでまた嬉しくなる。
「後でアップしとこっと。それじゃ、いただきまーす」
早速、タルトをぱくり。
口の中に広がる、ダークチェリーの酸味と、濃厚なチーズクリームの味わいたるや。
「うーん、おいしいー」
と、自然、声が漏れた。
紅茶をくぴと喉に流して、次はチョコレートケーキを一口。
カシスのムースが、ダークなチョコレートと絶妙に絡まり合う。
ミルフィーユはさくさくで、苺とカスタードとの相性バッチリだし、プチシューも小さいけれど本格派。
「うんうん。どれも最高だね」
とくれば、次なるスイーツを求めずにはいられない！
「次は、ティラミスにゼリーにパイ。それと、噂の願いが叶うプリン！」
真白は弾む足取りで、再びスイーツを取りに向かった。
※
「どれもおいしそうだな～。それじゃ、こっちもいただきまーす」
濃厚ティラミスに、季節のゼリー。
マンゴーのパイは、瑞々しくて夏らしい。
魔法のプリンは、狂おしいほどとろんとろんだ。
真白は、空いている方の手で頬を押さえた。
「う～ん、こっちもおいしいよ～。どのスイーツも季節のフルーツとかいろいろ使ってて、もう最高！」
ここのスイーツいくらでも食べられちゃうよ、とは思うものの、
（……でも、ちょっと食べすぎに注意しないと）
と、瞬間、真面目な顔になる真白。
真白は、自身のたわわな胸を、ちらと見遣った。
（食べたの全部おっぱいに行くから、また大きくなっちゃうもんね）
ああ、だけど。
（やっぱり、こんなにおいしいのに我慢するなんて無理だよ～）
よーし、と、真白はすっくと立ち上がる。
「他のスイーツも食べるぞ～。目指せ、全種類制覇！」
拳を握る。たゆん、と胸が柔らかに揺れる。
けれども真白は、不屈の勇士の如くに、新たな皿を手に携えるのだ。
「やってきたよ、スイーツバイキング！」
宣言した真白の口元に、ふくふくとした笑みが乗る。
バイキングが開催中であることを知らせる品の良い貼り紙は、真白の心を膨らませた。
写真の中のスイーツ達の、輝かしくいかにも美味しそうな様子と言ったら！
「よーし、スイーツを堪能するぞ～」
意気揚々、真白は涼やかな店内へと足を踏み入れた。
※
ずらりと並ぶスイーツ達のきらきらしさは、物語に出てくる宝物庫のそれを思わせる。
（しかも、どれも食べられる宝物なんだよね）
と、真白は口元に緩く弧を描いた。
美しく繊細なスイーツは、どれを取っても美味しいに違いない、と見る者に思わせる風格を纏っている。
『ネコット』のスイーツの評判を耳にして、此度のバイキング開催を心待ちにしていた真白。
どうやら世間の評価は本物であるらしいと、彼女は満足げにひとつ頷いた。
（いやー、楽しみにしてた甲斐があったね、これは。今日はたくさん食べるぞー)
それに折角なら、種類だって、あれもこれもと食べたくもある。
だから、ダークチェリーのタルトはひと切れ、チョコレートとカシスのケーキもひと切れ。
（タルトに、ケーキに、さくさくのミルフィーユ～）
あ、プチシューもおいしそう、と、見る間に華やいでいく純白の皿の上。
（とりあえず最初はこのくらいかな）
と、真白は次いで、ドリンクを選びに向かう。
（ストレートティーにしようかな。今日はスイーツがメインだからね）
という、大人なチョイスだ。
自分で飲みたいものを準備する形式ゆえに、紅茶は皆、ティーバッグタイプだが、
（種類も多いし、老舗ブランドの紅茶なんだね。こだわってるなぁ）
という具合で、好きな香りのものを選ぶだけで、気を抜いたら時間が過ぎてしまいそう。
軽く一通り確認して、真白は柑橘の香りが爽やかな、飲みやすい定番ティーを淹れた。
※
「うん、我ながら盛り付けもいい感じにできたかな」
と、席に着いた真白は、スイーツプレートの出来栄えに口元を綻ばせる。
（って、そもそもスイーツの一つ一つがすっごいかわいいから、適当に盛り付けても見栄えがいいんだけどね）
とも思ったけれど、気分が上がる見た目に仕上がったのは、間違いなく良いことだ。
真白は荷物からスマートフォンを取り出して、パシャリ、プレートを撮影した。
「うん、きれいに撮れた」
と、それでまた嬉しくなる。
「後でアップしとこっと。それじゃ、いただきまーす」
早速、タルトをぱくり。
口の中に広がる、ダークチェリーの酸味と、濃厚なチーズクリームの味わいたるや。
「うーん、おいしいー」
と、自然、声が漏れた。
紅茶をくぴと喉に流して、次はチョコレートケーキを一口。
カシスのムースが、ダークなチョコレートと絶妙に絡まり合う。
ミルフィーユはさくさくで、苺とカスタードとの相性バッチリだし、プチシューも小さいけれど本格派。
「うんうん。どれも最高だね」
とくれば、次なるスイーツを求めずにはいられない！
「次は、ティラミスにゼリーにパイ。それと、噂の願いが叶うプリン！」
真白は弾む足取りで、再びスイーツを取りに向かった。
※
「どれもおいしそうだな～。それじゃ、こっちもいただきまーす」
濃厚ティラミスに、季節のゼリー。
マンゴーのパイは、瑞々しくて夏らしい。
魔法のプリンは、狂おしいほどとろんとろんだ。
真白は、空いている方の手で頬を押さえた。
「う～ん、こっちもおいしいよ～。どのスイーツも季節のフルーツとかいろいろ使ってて、もう最高！」
ここのスイーツいくらでも食べられちゃうよ、とは思うものの、
（……でも、ちょっと食べすぎに注意しないと）
と、瞬間、真面目な顔になる真白。
真白は、自身のたわわな胸を、ちらと見遣った。
（食べたの全部おっぱいに行くから、また大きくなっちゃうもんね）
ああ、だけど。
（やっぱり、こんなにおいしいのに我慢するなんて無理だよ～）
よーし、と、真白はすっくと立ち上がる。
拳を握る。たゆん、と胸が柔らかに揺れる。
けれども真白は、不屈の勇士の如くに、新たな皿を手に携えるのだ。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2019年06月24日
- 参加申し込みの期限
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- 2019年07月01日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2019年07月01日 11時00分
