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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
きらきら☆スイーツバイキング ～魔法のプリンを添えて！？～
「修君！」
声に、『ネコット』の前で八神 修は振り返った。
その顔に自然と笑みが乗ったのは、それが、七夜 あおいの声だったからだ。
「修くーん！ やっほー！」
あおいの隣、ぶんぶんと手を振る野々 ののこに、修は小さく手を振り返した。
店の前に３人集まれば、早速話に花が咲く。
「おお、カメラだ～♪ 本格的だね、修くん！」
「新聞部として、ちゃんと写真の撮影許可も取ってるよ。さっき撮った外観の写真、見る？」
「わ、すごい。綺麗に撮れてるね。雑誌とかに載ってる写真みたい」
「うんうん、プロっぽいよね♪ なんかこう……マスコミ？ 的な！」
「ははは、そうだね。じゃあ、２人はアイドルだ」
アイドルか～！ とののこが声を弾ませ、あおいはくすぐったいような笑みを浮かべた。
（いい取材になりそうだな）
新聞部の一員として、注目度の高い限定バイキングに興味を持った修。
あおいとののこは、修の書く記事のための協力を求められ、それに応じたのだ。
「今日はありがとう。料金は出すからさ」
「いいよいいよ。私達、楽しそうって思ったから来たんだし。ね、ののこちゃん？」
「うんうん！ バイキング、めちゃくちゃ満喫してやるー！ って感じだし♪」
仲睦まじい２人のにこにこ笑顔を目に、修も、ふっと目元を和らげた。
※
内装の写真もバッチリ撮影して、一行は窓際の洒落た席に腰を下ろした。
「景色はどうかな」
「わ、すごくいい感じだよ。ほら、修君も見て見て！」
あおいの声が弾む。
一旦席を立ち、皿いっぱいに好きなものを詰め込めば、わくわくな時間の始まりだ。
定番の苺ショート、クレームブリュレにガトーショコラ、宝石箱みたいなフルーツタルト。
パシャリ、とりどりのスイーツを写真の形に切り取って、
「見た目は最高だね。味はどうかな？」
と、修はあおいとののこに促した。
いただきます！ の声が揃って、次いで、
「うわぁ、美味しい！ クレームブリュレ、表面はカリカリで、中はとろっとろだぁ」
「この苺ショート、幸せの味がするよ～♪」
なんて、女性陣の声がきらきらと華やぐ。
修は、はしゃぐ２人の様子を収めんと、カメラを構えた。
「あ、顔出しはしていい？ 隠す？」
「あはは、隠さなくっていいよ。結局ばれちゃうかもだし」
あおいが笑い声を弾けさせ、「何だか本物のロケみたい！」とののこも大興奮。
一通り写真を撮り終えたあとで、修も、やっとフォークを手に取った。
修の皿は、撮影のバランスを考えて、軽食が中心だ。
そのことに気付いて、あおいが言った。
「修君、このマンゴーとカスタードのパイ、夏らしくて美味しいよ。取ってこようか？」
「ん、ありがとう、あおい。冷たいスイーツにも惹かれるし、一緒に取りに行かないか？」
「あ、私も私も！ 魔法のプリン、食べるんだ～♪」
「私も！」
「俺もだ」
外せないよな、やっぱり、と、修は軽やかに笑み零した。
※
「あおいは何をお願いしたの？」
プリンを食べ終えての修の問いに、
「ふふ、さて、何でしょう？ それより、修君は？」
と、あおいは悪戯めいて笑い、修へと問いを返した。
「俺は、大学に合格しますようにって。野々は？」
「……あ！ 食べるのに夢中で、考えてなかった……！」
ののこの言葉に、修とあおいは、顔を見合わせてくすりとする。
「それにしても、スイーツも軽食も、かなり種類が豊富だね」
「うん。どれも気になるんだけど、ちょっと、全部食べ切ったらお腹いっぱいになっちゃいそう、かも」
「そういう時は、シェアしよ、シェア！」
元気良く挙手をしてのののこの提案に、顎に手を宛がって修は思案顔。
「確かに、お腹の容量には限りがあるしな……」
「じゃあ！」
「写真も一通り撮り終ったし、良いよ」
少しはにかんでそう返事をすれば、「「やった！」」と女子２人の声がはもる。
「よし、食べまくっちゃうか」
かくして、修達は見事（しかもそれなりに余裕を持って）、全種類制覇を果たしたのだった。
※
「今日は助かったよ。ありがとう、２人とも」
いい写真が沢山撮れたと、『ネコット』の前、修はカメラを手に白い歯を零した。
胸には、ほこほこと幸せな気持ちが溢れている。
「こっちこそありがとう、修君。すっごく楽しかったよ」
「面白いことする時はまた呼んでね、修くん♪」
あおいが明るい笑みの花を咲かせ、ののこは、瞳をきらきらさせてそんなことを強請った。
「うん、良いネタみつけたら教えてよ。カメラ掴んでとんでくから」
じゃあまた、と別れる時も、３人は皆、ぴっかぴっかの笑顔を浮かべていた。
声に、『ネコット』の前で八神 修は振り返った。
その顔に自然と笑みが乗ったのは、それが、七夜 あおいの声だったからだ。
「修くーん！ やっほー！」
あおいの隣、ぶんぶんと手を振る野々 ののこに、修は小さく手を振り返した。
店の前に３人集まれば、早速話に花が咲く。
「おお、カメラだ～♪ 本格的だね、修くん！」
「新聞部として、ちゃんと写真の撮影許可も取ってるよ。さっき撮った外観の写真、見る？」
「わ、すごい。綺麗に撮れてるね。雑誌とかに載ってる写真みたい」
「うんうん、プロっぽいよね♪ なんかこう……マスコミ？ 的な！」
「ははは、そうだね。じゃあ、２人はアイドルだ」
アイドルか～！ とののこが声を弾ませ、あおいはくすぐったいような笑みを浮かべた。
（いい取材になりそうだな）
新聞部の一員として、注目度の高い限定バイキングに興味を持った修。
あおいとののこは、修の書く記事のための協力を求められ、それに応じたのだ。
「今日はありがとう。料金は出すからさ」
「いいよいいよ。私達、楽しそうって思ったから来たんだし。ね、ののこちゃん？」
「うんうん！ バイキング、めちゃくちゃ満喫してやるー！ って感じだし♪」
仲睦まじい２人のにこにこ笑顔を目に、修も、ふっと目元を和らげた。
※
内装の写真もバッチリ撮影して、一行は窓際の洒落た席に腰を下ろした。
「景色はどうかな」
「わ、すごくいい感じだよ。ほら、修君も見て見て！」
あおいの声が弾む。
一旦席を立ち、皿いっぱいに好きなものを詰め込めば、わくわくな時間の始まりだ。
定番の苺ショート、クレームブリュレにガトーショコラ、宝石箱みたいなフルーツタルト。
パシャリ、とりどりのスイーツを写真の形に切り取って、
「見た目は最高だね。味はどうかな？」
と、修はあおいとののこに促した。
いただきます！ の声が揃って、次いで、
「うわぁ、美味しい！ クレームブリュレ、表面はカリカリで、中はとろっとろだぁ」
「この苺ショート、幸せの味がするよ～♪」
なんて、女性陣の声がきらきらと華やぐ。
修は、はしゃぐ２人の様子を収めんと、カメラを構えた。
「あ、顔出しはしていい？ 隠す？」
「あはは、隠さなくっていいよ。結局ばれちゃうかもだし」
あおいが笑い声を弾けさせ、「何だか本物のロケみたい！」とののこも大興奮。
一通り写真を撮り終えたあとで、修も、やっとフォークを手に取った。
修の皿は、撮影のバランスを考えて、軽食が中心だ。
そのことに気付いて、あおいが言った。
「修君、このマンゴーとカスタードのパイ、夏らしくて美味しいよ。取ってこようか？」
「ん、ありがとう、あおい。冷たいスイーツにも惹かれるし、一緒に取りに行かないか？」
「あ、私も私も！ 魔法のプリン、食べるんだ～♪」
「私も！」
「俺もだ」
外せないよな、やっぱり、と、修は軽やかに笑み零した。
※
「あおいは何をお願いしたの？」
プリンを食べ終えての修の問いに、
「ふふ、さて、何でしょう？ それより、修君は？」
と、あおいは悪戯めいて笑い、修へと問いを返した。
「俺は、大学に合格しますようにって。野々は？」
「……あ！ 食べるのに夢中で、考えてなかった……！」
ののこの言葉に、修とあおいは、顔を見合わせてくすりとする。
「それにしても、スイーツも軽食も、かなり種類が豊富だね」
「うん。どれも気になるんだけど、ちょっと、全部食べ切ったらお腹いっぱいになっちゃいそう、かも」
「そういう時は、シェアしよ、シェア！」
元気良く挙手をしてのののこの提案に、顎に手を宛がって修は思案顔。
「確かに、お腹の容量には限りがあるしな……」
「じゃあ！」
「写真も一通り撮り終ったし、良いよ」
少しはにかんでそう返事をすれば、「「やった！」」と女子２人の声がはもる。
かくして、修達は見事（しかもそれなりに余裕を持って）、全種類制覇を果たしたのだった。
※
「今日は助かったよ。ありがとう、２人とも」
いい写真が沢山撮れたと、『ネコット』の前、修はカメラを手に白い歯を零した。
胸には、ほこほこと幸せな気持ちが溢れている。
「こっちこそありがとう、修君。すっごく楽しかったよ」
「面白いことする時はまた呼んでね、修くん♪」
あおいが明るい笑みの花を咲かせ、ののこは、瞳をきらきらさせてそんなことを強請った。
「うん、良いネタみつけたら教えてよ。カメラ掴んでとんでくから」
じゃあまた、と別れる時も、３人は皆、ぴっかぴっかの笑顔を浮かべていた。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2019年06月24日
- 参加申し込みの期限
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- 2019年07月01日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2019年07月01日 11時00分
