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たとえ今日が、終焉(おわ)りゆく明日の始まりだとしても
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波の音が心を鎮めるのは、気のせいではなく事実だと思う。
寄せては返す律動が、水溶性の薬液のごとく心にひろがってゆく。
水谷 真優理
は空を見上げた。
海と同じだ。青い色。
世間、少なくとも学生は夏休み真っ最中だが、真優理にとって夏休みなるものが、色あせた過去の記録となってから久しい。
真夏の観光シーズンの今、真優理がコンシェルジェとして勤務するステッラ・デッラ・コリーナはもちろん繁忙期にあった。率直に言ってしまえば毎日、目が回るほどに忙しい。
その日、ハードな夜勤が明けて、真優理がシーサイドタウンの自宅マンションへ帰ってきたのは午前十時過ぎのことだった。
「ただいま」
明け方まで神経質な客の対応に追われたこともあって、細胞レベルで疲弊していた。
「シャワー浴びて寝るから、天変地異でもないかぎり起こさないでね。絢ちゃ――」
奥の部屋、同居の従妹に呼びかけようとして苦笑する。
従妹は臨海学校に行っているのだった。発しかけた声は、受け手のないまま消えることもできず、ただ茫漠と空中にとどまっているような気がした。
――寂しい。
火が消えたみたい。
従妹のことが大好きすぎる真優理は、そう思う。
うなだれた姿勢シャワーで汗を流すと、ベッドに潜り込んだ。
目が覚めたのは午後一時過ぎだった。ずいぶんと中途半端に目が覚めたものだ。まだ疲れが取れていない気がした。
しかしいくらシーツをまくりあげても、エアコンの設定温度を調整しようとも、頭は冴えきって眠りのクレバスに落ちることができない。仕事上の雑事や残務、日常の細々としたことがらが浮かんでは溜まり溜まっては浮かんで、だんだん窒息しそうになってきた。
ゆえに逃れるかのようにして、真優理は床を出ることにしたのだった。
久しぶりに海へ泳ぎにいこう。
そう決めていた。
かくして真優理は身支度をととのえ、寝子ヶ浜海岸を訪れたのだった。
良い天気だ。少々、良い天気すぎるくらいだ。
閑散と、と言いたくなるほどに空いている。
さすがにこの暑さじゃ、家の中にいたほうがいいとみんな思ったみたいね。
熱中症には気をつけたいところだ。
特に迷わず海の家に入り、更衣室で水着に着替えた。
エスニック柄のトライアングルビキニだ。水色の縁取りも目に涼やかである。このところの激務で痩せてきたせいか、前に付けたときよりやや余裕があったのがわずかに哀しい。
しかし水着となったこと、白い砂浜を踏みしめたこと、そしてなにより、これから海に入るのだという期待で、真優理の心の昂ぶりはたちまち最高潮に達していた。
海を見つめる。
波が立っている。水しぶきが生まれては消える。
空と同じだ。青い色。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月27日
参加申し込みの期限
2019年05月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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