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たとえ今日が、終焉(おわ)りゆく明日の始まりだとしても
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「良かった。駄菓子屋さんはやってた」
野々ののこは『つばき』の看板をみて声を上げた。学校そばの小規模店、扱っている商品は文房具と駄菓子だ。くすんだ茶色が似合うたたたずまいながら、薔薇のコサージュがさりげなく売られていたりするという、独自の美意識をもった店だ。
「夏休みはいわば書き入れ時でもあるからな」
着くなりさっそく、八神修は金平糖のつまったガラス瓶を眺める。
店内は小学生たちで賑わっていた。カプセルギアのガチャガチャを開け、店先で組んでいるワンパクたちもいる。
修もののこも、買い物用のバスケットを手にした。半分以上白くなった青というバスケットの配色は、日に焼けて色落ちしたものに違いない。
「私はやっぱりこれだね」
ののこがカゴに入れた最初のものは、タバコ型のラムネだった。といっても、タバコにしては短すぎるし、ラムネというにしても妙な癖のある味だ。よく見ると円筒ではなく六角だったりして、タバコと誤認するのはまず不可能な形状だったりもする。
「定番だな。俺も好きだ」
修もののこに倣うことにした。
駄菓子屋というのは子どもにとってはパラダイスだ。資金力のある高校生にとってはなおさらだ。
たちまちふたりのカゴは、色とりどりのお菓子でいっぱいになっていた。
遊べる菓子、綺麗な菓子、素朴な菓子、いずれについてもいえるのは、高校生にとってはとても安価だということ。
出費はわずかだが心のほうは、満足感で膨らませた状態で店を出る。
店前の自販機には清涼飲料水メーカーの広告シールがぺたぺたと貼られている。プレゼントキャンペーンのものらしいが、どのキャンペーンの締め切りも、最低でも半年以上前の日付だ。
「俺が好きなのは黒棒」
修は言う。
「野々は?」
「私?」
そうだねえ、とののこはしばらく青空に視線をさまよわせて、
「綿菓子」
と言った。入道雲から連想したのだろうか。
「といってもねー、屋台とかで売ってるやつじゃなくて。いや、屋台のも好きなんだけど、こういう」
アルミ包装の袋を持ち上げる。
「駄菓子屋さんで、袋入りで売られてる綿菓子、好きかも。なんていうか現実味がなくって」
「現実味がない食べ物が好きなのか」
「ううん」
ののこはにこりとほほえんだ。
「これって現実味ないなー、って思うことが好きなの」
どこで食べようか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月27日
参加申し込みの期限
2019年05月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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