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襲来! フード怪人!!
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「はあっ、はあっ、はあっ……」
碧南は幟のついたポールを槍のように構え、お肉怪人と対峙していた。
バスケ部に所属する碧南の運動神経は、決して悪くはない。むしろ、かなり上位に入るだろう。
お肉怪人の攻撃を、コート上の「敵」に見立て、躱していく。――そう、躱すことは可能だった。
問題は、碧南の攻撃が当たらないことなのだ。骨の腕に遮られ、二本のポールが折られた。手元にあるのは、これで最後だ。
「てやあっ!」
碧南はポールを突き出した。
お肉怪人はそれを避け、更にポールを潜り抜けるようにして碧南との間合いを詰めた。
「!!」
咄嗟に発動した【恋する乙女は傷つかない】のおかげでダメージはないが、碧南は大きく吹っ飛ばされてしまった。
地面に尻餅をつき、衝撃に顔をしかめていると、正面に立ったお肉怪人がその腕を大きく振りかぶった。
「――!!」
まずい、と思った瞬間、叫び声が聞こえてきた。
「うおおお!!」
それは雅樹だった。目深に被った帽子で周囲を見ないようにし、お肉怪人に体当たりの突撃をしたのだ。
お肉怪人も倒れたが、雅樹も盛大に転がっていく。
その隙を逃さず、碧南は立ち上がった。ポールをしっかり握り、力いっぱい振り回す。
幟がお肉怪人の顔を覆う。
「!!??」
お肉怪人は視界を塞がれ、パニックに陥った。骨付きの腕をぶんぶん振り回しながら、うろうろ歩き回るが、幟はますます肉に絡みつく。
碧南は折れたポールを拾い、今度は刀のように構えると、お肉怪人に向けて振り下ろした。
「!!!」
お肉怪人は声にならない叫び声を上げる。
「俺も!」
起き上がった雅樹が足を引きずりながらリュックでお肉怪人をぶっ叩いた。二度、三度、四度……。
「後は任せて!」
「トドメ!」
ふらついたお肉怪人に、莉鳥が【スタンハンド】を放つのと、碧南がポールを突き刺すのが同時だった。
サンマさん以上に良い香が漂う。
「これはミディアムかな……」
「バーベキューみたい……」
雅樹と莉鳥が呟くと同時に、バーベキューの肉と化したお肉怪人は、湯気のようなものを立ち上らせ、姿を消した。
「お、終わった……?」
碧南はぺたんと座り込む。
「そうみたいね。ほら」
同じく座り込んだ莉鳥が指差した先では、肉怪人モドキになった人々が次々に元に戻っていた。――碧南が唐揚げを食べさせようとした、あの子も。
「よかったあ~」
地面に大の字になり、碧南はうーんと伸びをした。髪や服が汚れようが、知ったことではない。
取り敢えず、
「しばらくは肉は食べたくないなあ……」
と顔をしかめる碧南であった。
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担当ゲームマスター
泉 楽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月26日
参加申し込みの期限
2019年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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