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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
襲来! フード怪人!!
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八月である。
中旬である。
暑かった。
それも非常に暑かった。
外を歩けばうだり、クーラーなしで家にいられないほどに。日中の犬の散歩など、以ての外だ。アスファルトで足の裏が焼けてしまう。
「あーつーいー」
文句を言いながら母親に手を引かれている子を見て、うんうん、そうだよな、と
北里 雅樹
は頷いた。
雅樹は寝子島高校三年生。受験生である。だが彼の住まいである猫鳴館にはクーラーがなく、とても勉強どころではない。実家に帰るという選択肢はなく、当然、図書館へと向かうことになる。
だがその道中ですら、うだる暑さだった。
雅樹はリュックから水筒を取り出し、口をつけた。氷を放り込んだ麦茶は、口から喉へ、更に全身に染み渡る冷たさだった。
「――ここは、どこ?」
楡宮 遠海
は途方に暮れて、呟いた。
楽器屋へ行こうと、朝早くから電車に乗ってやってきた遠海であったが、シーサイドタウンに着く前に迷子になっていた。かれこれ四十分は歩いているだろう。
刺すような日差しに、Tシャツもホットパンツも汗まみれだ。顔や首がどろどろに溶けていくような気すらする。
「早く……どこかの店……」
遠海は、ふらふらと歩き続けた。
「……ふう」
椎井 莉鳥
はTシャツの丸首を引っ張り、ぱたぱたと空気を送り込んだ。クーラーの冷気が身体を包んでいく。
「この格好で正解、かな」
迷いに迷ったのだが、大きめのTシャツとだぼっとしたジーパン、ビーチサンダルに日差し除けの野球帽という格好は、大正解だったらしい。
些かだらしないかもしれないが、デートでもなし、楽なのが一番だと莉鳥は思った。
既に目的の本は買ったが、まだ日は高い。気温が落ちるまで時間を潰そうと、スポーツショップに向かった。
「食べ物を粗末にする、悪い子はいねがぁーーー」
水守 流
がシーサイドタウンに着いたとき、野菜や肉の着ぐるみと
サンマさん
がそんなことを言いながら子どもたちを追いかけていた。
「サンマさん、何やってんすか?」
サンマさんは流を振り返り、お、という顔――というか目――をすると、身振り手振りを交えて説明した。
「はぁー、なるほど。子どもたちに好き嫌いなく色んなものを食べてもらうための食育キャンペーン……」
サンマさんは島中のイベントと揉め事に顔を出す、観光大使である。これもその一環だろうと流は思った。
「――にしても」
サンマさんはともかくとして、全身様々な野菜や肉で出来ている着ぐるみ――というのは、デザイン的にどうなんだ、と流は思った。あまりにグロテスクすぎる。子どもたちは、泣きながら逃げ回っているではないか。
「これ、失敗だよなあ……」
と呟いて、流はゲームセンターに入った。
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担当ゲームマスター
泉 楽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月26日
参加申し込みの期限
2019年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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