this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第二階層 洞窟温泉に潜む魔物
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
8
つぎへ >>
ティオレは『はいびと』に追われながら、狭い通路を走っていた。恐らく、開けた空間を探した方が有利だ。
「凄い数ね」
追ってくる『はいびと』はこの狭い通路を塞いでしまうほどだ。ティオレは走りながら、腕を後ろに回し、手のひらをかざす。間髪入れずに魔水の光を発動させ、拳銃の弾のように水の塊を飛ばした。さすがに上手くコントロールは出来ないが、先頭の『はいびと』、数匹にヒットし、多少は足止め出来たようだ。
「さて、と」
体力が尽きるまでに戦闘に適した場所が見つかるだろうか。要り組む迷路を進みながら、そんなことを考えていると、
「ん?」
差し掛かったY字路、右の道の先で手を振っている人物が一人。ティオレは少しだけ迷って、右の道へ飛び込んだ。
「こっちへ」
絵を構えた月詠だった。月詠は小石を視認し、絵に封じると進化能力を発動させた。その瞬間、追いかけてきた『はいびと』達が絵に吸い寄せられる。
ティオレは滑り込むように月詠の後ろへ。
「もしかして、数を減らせるのかしら?」
「全部は無理だけど、ある程度は」
「助かるわ」
月詠は頷いて、吸い寄せられてきた『はいびと』に向かって絵を突き出した。月詠のろっこんが発動するということは、彼らは生物ではないようだ。
『はいびと』達は次々と絵の中へと封じられていく。
その様子を見ていたティオレは再び手をかざした。
「ところで、この辺りに開けた場所はないかしら? ここじゃ戦い憎いのよ」
「もしかすると、この先にあるかもしれないな。……魔水の光か?」
「ええ」
月詠は絵を構えたまま、ティオレの手に自分のそれを重ねた。お互いに頷き、水弾を放つ。二つのそれが混じりあい、いつもより勢いを増して、『はいびと』へ届いた。
狭い通路内に風が吹き荒れる。
「行きましょう」
「ああ」
ティオレと月詠は駆け出した。
温泉から顔を出してクロスボウを構えた桜はバックをとった『はいびと』の背中に矢を打ち込んで行く。
「っ!」
追いかけてきた三匹を倒したと思えば、次から次へと集まってくる。
「ここじゃ不利っ」
桜は威嚇の意味も兼ねて『はいびと』達へ矢を何発か打って、通路を駆け出した。
例の特殊な温泉を見つけることが出来れば、状況が変わるかもしれない。
と、別の道との合流地点が見えた。真っ直ぐ駆け抜けようとしたのだが。
「!」
「!」
飛び出してきた二人、ティオレと月詠にぶつかりそうになって足を止める。
「もしかして、追われてるのか?」
月詠に問われ、桜は頷いた。
「なら、一緒に行きましょう。この先に開けた空間があるみたいなの」
ティオレが言って、
「わかったわ」
桜は後ろを気にしつつ、同意した。
三人はひたすら通路を進む。
やがて三人の前に開けた空間が現れた。天井が高く、地面には所々に温泉が湧いているよう。
「ここなら、行けそうねっ」
ティオレは高らかに天井へ手を掲げた。すると、温泉が渦を巻き紐状になって、入り口からなだれ込んでくる『はいびと』を弾き飛ばす。
月詠は『はいびと』を封じた絵はそのままに、温泉を少しだけ絵に封印し、それをぶっかける。
一瞬だけ動きが止まった。その隙に再び、魔水の光を発動させ、水の刃で迫りくる『はいびと』を切り裂く。
「ん……!?」
気配を感じ振り返ると、いつの間にか後ろに回っていた一匹の『はいびと』が月詠に手を伸ばしていた。
間に合わないかも知れない。それでも、ダメ元で、魔水の光を発動させようとした時、
「!」
クロスボウの矢が『はいびと』の肩を貫いた。間違いなく狩人の光が発動している。動きが鈍くなったものの、覆い被さろうとしてくる『はいびと』の攻撃をかわした。そして、
「それっ」
月詠は体勢を低くして足払い。
『はいびと』は抵抗できずにバランスを崩すと、どすっどすっという音と共に、クロスボウの矢が数本刺さり、倒れ混んで動かなくなった。
月詠は遠くでクロスボウを構える桜に礼の合図を送ったのだった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第二階層 洞窟温泉に潜む魔物
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月06日
参加申し込みの期限
2019年04月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!