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【星幽塔】第六階層 ウィッチパーティーへようこそ
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◆
「見てくださいメリィちゃん! このクッキーかわいらしいですよ♪」
リリエル・エーテライト
が、かわいい動物型のクッキーを
メリィ・ランページ
に見せている。
「おおー、かわいいなあそれ。しましまの……猫かな、虎かな?」
クッキーを見つめて、むむむと唸るメリィ。動物型のクッキーはデフォルメが結構かかったデザインで、しましま模様だけだと猫なのか虎なのか、ちょっとわからない。
クッキーを眺めて、リリエルがふと呟く。
「このお菓子もゴーレムが作ったんでしょうか?」
「楽器弾けるくらい器用だし、お菓子も作れそうだよねゴーレム――おお?」
二人のところへ、銀の使い魔がしゅるっと現れた。
どうしたんだろうと見つめる二人の前で、使い魔は自分自身と向こうに居るフローレンス、それからクッキーを順番に指さした。
「どういうことでしょう?」
こてんと首を傾げるリリエルと、「そっか!」と納得した様子のメリィ。
「このお菓子はゴーレムじゃなくって、使い魔とフローレンスさんが作ったんだね!」
我が意を得たりとばかりに頷いて、銀の使い魔が胸を張る。むふー、と自慢げな鼻息が聞こえてきそう。
そんな様子がおかしくも可愛くて、リリエルとメリィは思わず吹き出していた。
――さておき。
リリエルがさっきのクッキーを食べると、
「はわっ!? 耳としっぽがはえてきました!」
くるんと尻尾を前に出して確認してみると、オレンジのしましま模様。
眼の前で瞳を輝かせるメリィのそれと同じ、虎の尻尾だった。ということは、耳も虎耳に違いない。
「わーい! おそろいです!」
「御揃いだー! すごいなあこれ、ほんとにちゃんと耳が生えてる!」
リリエルの耳と尻尾をもふもふするメリィの尻尾は、楽しそうにふりふり揺れている。
そのうち、リリエルが不意に「ふわぁ」と気の抜けた声を漏らした。
「あ、ごめん! くすぐったかったよね?」
パッとメリィが手を離せば、リリエルはちょっと照れた様子で頷いた。
もふられるなんて、獣人か変身能力でも慣れない感覚だろうから、くすぐったくなってしまうのもしょうがない。
「よーし、あたしはこれ食べよーっと!」
ぐるぐる――螺旋模様のクッキーを取り、メリィはぽいっと口に放り込む。
「メリィちゃんはどんな感じに変身するんでしょうね?」
煙に包まれたメリィをわくわくしながら見つめていたリリエルは、直後「わわっ」と手で口を抑えた。
「ねえねえリリエル、あたしどうな……おお?」
変身した身体のあちこちを眺めるメリィ。全体的に身体ががっしりしたというか、背が伸びたような気がする。
っていうか、声が低くなった気がする。
もしかしてというメリィの推測に答えるように、リリエルが青い瞳を瞬かせた。
「メリィちゃんが男の子に……メリィくんになっちゃいました!」
「おおおーー!? やっぱりあたし男の子になってるの!? すっごーい!」
大はしゃぎで鏡を見ると、快活な印象はそのままに、けれど少しキリッとした感じの男の子になっていた。
あと、身長がリリエルよりちょっぴり高い。
それでも十センチ伸びていないのだけれど、それでも普段より背が高いのには違いない。
視線がいつもより高い位置にあるのは、ものすごく新鮮だった。
「メリィちゃん、急に背が伸びるってどんな感じですか?」
「えっとねー、なんかいつもより自分の手が遠い! ――あいたっ」
カップに手を伸ばした拍子に、取っ手へ指先をもろにぶつけた。
「大丈夫ですか?」
「ちょっとぶつけただけだから大丈夫!」
身長が伸びた分、リーチもちょっとだけ広がったのが掴めていないせいなのだろう。カップが空でよかった。
指をふーふーしながら、それにしたってとメリィ。
「すっごくマジカルだよね、クッキー食べたら変身しちゃうとか」
「ゴーレムが演奏もしてますし、流石魔女のお茶会ですよね」
「他にもっとマジカルな感じのお菓子とかないかな!?」
「お菓子じゃないですけど、未来が見えるお茶があるらしいですよ!」
お揃いの虎尻尾を揺らしながら、二人は星詠みのお茶を取りに向かうのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月17日
参加申し込みの期限
2019年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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