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\ オーバータイム!/
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羽生 碧南
はその日、部活のために寝子高へ足を運んでいた。
碧南は、バスケットボール部の所属である。
一日の練習を終えて、シャワーで汗を流した、そのあと。
カラフルなTシャツの上から肩にスポーツバッグをかけて、帰り支度も万端だと外へ出た。
鷹取 洋二
とバッタリ遭遇したのは、その時だ。
「おや? 羽生くんじゃないか。奇遇だね。部活の帰りかな?」
「は、はい、あの……そうです」
何気ない調子の挨拶に、けれど碧南は、すらすらと応じることができない。
ドクン、ドクン。
心臓が、いつもよりも早く脈を打っている気がする。
碧南は、気持ちを落ち着かせるように、髪の毛を手で撫でつけた。
(うう、挙動不審に見られてないかな……)
顔の火照りも感じる。
きっと、頬は朱に染まってしまっているだろう。
それでも「先輩、」と何とか会話を繋げようとする碧南。ところがその刹那、
「――羽生くん、君のことが好きだ」
と、洋二が唐突に言った。
「……へ?」
突然のことに、碧南の脳は、その言葉の意味を理解するに至らない。
碧南は、ただただ瞳をぱちくりとさせて、洋二の顔を見た。
(今のセリフ、確かに先輩の声で聞こえたよね?)
そして、
(はっきりと、私の名前を呼んだうえで『好きだ』って言ったよね?)
視線に戸惑いを滲ませる碧南。
その時、碧南ははたと気付いた。
洋二の特徴的な天然パーマに、何故か、花びらがくっついている。
(季節外れの桜? 桃? みたいな……あ!)
――まさか、この花びらの……せい?
そうだ、と、疑念はすぐに確信に変わった。
(先輩が私のことを好きになった……みたいなのは、この花びらのせいだ)
戸惑いが去り、その代わりに、碧南の胸は、切なさに締め付けられる。
(そうだよね、だって私の想いは、まだ先輩に届いてないから……)
けれど洋二の表情は、神魂のせいとはいえ、どこまでも真剣だった。
普段のどこか飄々とした調子とは、別人のよう。
碧南を見つめる眼差しは、真っ直ぐで、真摯な色を纏っている。
「羽生くん」
洋二が、再び碧南の名前を呼んだ。
「好きだよ。わかってもらえるかな、僕のこの溢れんばかりの気持ち」
情熱的な言葉が、碧南に向けられる。
「先輩……」
「君に触れたい。君を、この腕の中に抱き締めさせてほしい」
碧南が声を紡ぐよりも先に、洋二の腕が、碧南を包み込んでいた。
至近距離で、互いに互いを見つめ合う。
「羽生くん、好きだよ」
「先輩……私も、先輩のことが好きです……」
洋二の腕の中で、小さくそう零す碧南。
(たとえこれが、神魂の仕業だとしても、それがつかの間のことだとしても……)
(今だけは……ずっと、こうしていたい……)
温もりが、痛いほど、身体に染みた。
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担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月02日
参加申し込みの期限
2019年04月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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