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BOOK BAR「百一」
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気づけば閉店間際の時間。推理小説を半分ほど読み進めたところで、志波はグラスが空になっていることに気付いた。
まだ当分は読み終わりそうにない。ちょうど第三の殺人が起きたところで、まだ謎解きパートまで至っていない。周囲を見てみると、他の人も同じようで……真剣に本に没頭している白石と志鷹、二人で一つの本を覗き込んでいる。
「すみません、そろそろ閉店になります」
マスターの声で、皆が弾かれたように顔を上げた。そうして席を立ち、元あった場所へ本を戻していく。
(閉店までに読みきれませんでした……これからどうなるんでしょう……これは明日も来るしかありませんね)
栞をはさみたい気持ちにかられながら、志波は本を棚に戻した。そして、会計を済ませて外へ出る。外の空気は幾分か暑く、肌にまとわりついた。
白石も会計を済ませると、外に出てぱたぱたと顔を扇いだ。結局犯人が誰なのかわからないまま、読み終えることなく閉店時間がきてしまった。明日本屋に向かって同じ本を買うのも良いかもしれないと思いながら、自宅への道を行く。久々にのんびり出来た気がした。
「ありがとうございました」
志鷹は会計を済ませると、ずいぶんと気持ちがすっきりとしている自分に気付いた。仕事終わりの疲れもあまり感じない。星空の写真集と美味しいお酒で癒やされたのだろうか。
上を向いて星空を仰ぐ。故郷の空とも写真集の空とも違う空が、広がっていた。
(明日は当直。明日も患者さんのためにがんばるよ)
そう誓って、帰り道を行く。その足取りは軽いものだった。
ヒューバートのおごりで、城山とヒューバートは会計を済ませた。二人、満足した気持ちを抱えながら店を後にする。
「ごちそうさま、ヒュー。ありがとう」
「どういたしまして。いい店だったね」
「ええ、また来たいわ。他にもうちの本があるかもしれないから、それを探すのも楽しそうね」
「家まで送っていくよ」
「ありがとう、ヒュー。じゃあ行きましょうか」
そう言って二人は手を繋いで歩き出す。二人の背中を月が見守っていた。
BOOK BAR「百一」に残されたマスターは、本棚を眺めて一息つく。やってきた客の、満足げな顔を思い出しながらウイスキーを一杯やる。本と人との出会いに乾杯、と一人呟きながら。
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あとがき
担当マスター:
青崎灰次
ファンレターはマスターページから!
こんにちは、青崎です。
こんなお店があれば良いなと考えて書きました。
お酒を飲みながら本を読むの、楽しそうですよね。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月04日
参加申し込みの期限
2019年03月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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