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BOOK BAR「百一」
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ページをめくる手が止まらない。志波は真剣に写真と向き合いながら、酒とつまみを楽しんでいた。
(どれも見ていると引き込まれそうな陶磁器の数々です……! いい刺激になります)
そんなことを思いながらグラスを傾け、つまみを食す。ページを半分もめくる頃にはおつまみは空になっていた。
きぃ、と扉が空いて客が入ってくる。
志鷹 若菜
だ。病院の日勤を終え、髪をぼどいて楽しみにしていたバーへやってきたのだった。
少しどきどきしながら扉を開くと、マスターの優しい声が出迎える。
「いらっしゃいませ、どうぞ、カウンター席にお座り下さい」
そう言われるがままに、志波、白石と少しだけ距離を開けて席へと座る。メニューをめくると、本をイメージしたカクテルの名前や、料理が並んでいた。それよりも気になるのは本棚の方で、ちらちらと視線を向けながら、志鷹はマスターに尋ねた。
「先に本を選んできてもいいですか?」
「ええ、どうぞ。ごゆっくりお選び下さい」
その言葉に安堵して席を立ち上がると、壁に設置された本棚を眺める。物語から写真集まで、様々な本が豊富に収められている。
志鷹が選んだのは一冊の写真集。世界各地で撮影された星空が収められたそれを手に、席へと戻る。
「お決まりになられましたか?」
「はい、これにしました」
「では、その写真集をイメージしたお酒などいかがでしょうか?」
「じゃあそれで……お願いします」
ぺこりと頭を下げると、志鷹は写真集をめくった。
そこには、美しい星空が広がっていた。
最近は感染症に羅患した子供の診療に追われる日々。夏ということもあり、熱中症で搬送された子供の処置にあたることも多い。一緒に対応をする弟のことを思い出した。
(お酒好きだから、一緒に来れたら良かったんだけど)
生憎弟は仕事で、時間が合わなかった。残念に思っていると、カウンター越しにカクテルグラスが差し出される。
「お待たせ致しました。こちら、その写真集をイメージしたカクテルとなります」
深い青に、金粉が散りばめられたカクテル。それを見て、思わず顔を明るくした。
「ありがとうございます」
礼を言ってから一口飲む。すっきりとした、飲みやすい味わいだった。酒を飲んで、ページをめくる。どこまでも広がる美しい星空に、故郷の空を思い出した。両親と、きょうだいと、星になった大好きなあの子と。じんわりと胸の奥が熱くなる。最近は忙しくて実家に電話も掛けられていない。
(お父さん、お母さん、元気かな……)
そんなことを思いながら、カクテルを傾けた。今度時間が出来たら電話をしてみようと思いながら。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月04日
参加申し込みの期限
2019年03月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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