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暑い時の遊び方
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「やぁ、遠藤。お待たせ」
「ん、おぉ。八神、来たか」
「おう。で、今日は美咲紀も一緒だけどいいかな」
「そりゃ、勿論。女の子が増えるのはいつだって歓迎さ。だろ?」
「よろしくお願いします!」
気安い関係。正にそれを体現したかのようなやり取りをするのは
八神 修
と
遠藤 健
だ。
彼らは寝子高に入ってからの付き合いなのだが、そのレスポンスの良さと言えばそれ以上の付き合いがあるかのようですらある。
そして、元気に爽やかに挨拶をするのは
椿 美咲紀
だ。
修の事をシュー君と呼ぶ女の子で、その呼び方からも解る通りに修とは気楽な友人関係と言える間柄だ。
その修を通して健ともまた幾度かの交流があったりする。
「暑いのは好きな方なのですが。さすがに近頃暑すぎると思うのです」
「本当になぁ。まぁ、だからこそこんな計画を立てたわけだが」
「えーと、確か今日行くのは洞窟、だっけか?」
今も尚流れる汗をハンカチで拭う美咲紀がぼやけば、修がそれに同意する。
そして、今日の予定を確認するように健が修へと行き先を尋ねた。
「そうそう。少し前に様々な鉱石があると言う洞窟が噂になってな。そこに行ってみようってわけだ。洞窟の奥は流石に気温も安定してて涼しいだろうという事とやはり奥に何があるのか気になるんだよな」
「なんでも、虹色洞窟とか言うそうなのです。私、行ったことないので是非連れて行ってほしいのです!」
「ほー。そりゃまた面白そうな洞窟だね。まぁ、森林の中に入るってだけでも涼は取れそうだしな。んじゃ、早速向かうとするか」
こうして修、美咲紀、健の三人は涼しくなりたいという願望を叶える為に冒険へと出かけるのであった。
「おぉ……。山の中に入ったらやっぱ違うなぁ」
「時たま吹く風が心地良いよな」
自然のままに存在している森林達が降り注ぐ日光を遮る。そのお陰であれ程悩ませていた暑さも大分和らいでいた。
その事に健がリラックスするように呟けば、その横で修がそよそよと流れる風を全身で感じるように手を広げていた。
「例の洞窟は不思議な現象で繋がったものだからもしかしたら既に無くなってるかもしれないけど、それならそれでここを散歩でもすれば問題はなさそうだなぁ」
「もし森林浴だけになっても、私大喜びですとも! それにこの豊かな森なら動物も色々といるに違いないのです!」
洞窟の有無を一応は調べようとした修だが、はっきりとはしなかったのだがこれならば問題はないだろうと感じていた。
それに強く同意するのが美咲紀だ。今こうして満喫している森林浴だけでも十分に満足できる要素はあるし、何よりも。そう、大の動物好きである美咲紀からすれば何よりも動物を見れるかもしれないというのは大きかった。
「リスとか見れるといいなぁ。鹿でもいいのよ」
「ははは。こいつは仮に洞窟が見つかっても帰りに少し動物を探して散歩した方が良いかもしれないな、八神」
「美咲紀の動物好きは筋金入りだからなぁ」
まだ見ぬリスや鹿に想いを馳せる美咲紀を見て、健と修はそんな風に言葉を交わす。
「遠藤君は動物とか好きですかぁ? 私、大好きなのですよー」
「少なくとも嫌いじゃあないな。家の近くに良く見る猫とかいるけど撫でたりするし」
「おぉ、猫……。猫もいいですよねぇ……」
にこにこととても機嫌がよさそうに笑う美咲紀。
それだけに、もし動物が見れなかったら落ち込んだりするかもしれないと修と健は感じていた。動物達には是非とも出て来て貰いたいと切に願うのであった。
「って、おっ!?」
「どうした、遠藤?」
「どうしたのです?」
「いや、あれあれ」
健が何かに気付き、少し離れた場所を指差す。木々の間に見えるそれはどうにも洞窟のように見えた。
「あっ」
「もしかして、あれなのですか?」
「行ってみよう!」
修の一言を合図に三人は高揚する気分を抑えれるようにして前へと進む。
「わぁあ」
「こりゃまた凄いな……」
「本当にこんな洞窟があるとはなぁ」
美咲紀が洞窟内の至るところにある結晶や鉱石を見て目を輝かせている横で、修と健は驚きに目を開いていた。
リアクションに違いがあるのは、パワーストーン的な物に対する心惹かれるかどうかの違いかもしれない。
「不思議な洞窟だから、可能かどうかは解らないけどとりあえずマッピングしてみよう」
「まぁ、こんな洞窟だからこそ基本は大事にしないとな。万が一って事もあるし。あぁ、椿さんは俺が気にかけとくから八神はそっちに集中してくれ」
「あぁ、悪い、頼む」
ゴソゴソとバッグを漁ってマッピングを行う為の道具を取り出す修に健はそう声をかける。
美咲紀はすっかりこの洞窟の石達に夢中なようなので、気にかけておかなければ勝手にどっかに行きそうだと思ったのだろう。
「よし、それじゃ行こう!」
「了解。椿さん、行くよ」
「うーん、透明~緑色、赤いのは何だかレアな感じがするです!」
「って、早速聞いてねぇ!?」
準備が出来た修がそう言うとそれを聞いた健が美咲紀へと声をかけるもののすっかり石に夢中でスルーである。
「あー、もう。ほら、行くよ」
「ほわわ、遠藤君! 石の中に何か見えます! 素敵な金木犀の樹です! いい香りもします。この秋も好い花達と出会えそうな予感!」
「金木犀ってどんな樹だっけか……?」
仕方なしに美咲紀の手を掴んでから誘導するように修の方へと美咲紀を連れて歩く健。
そんな状況でも美咲紀は石の中に見えるビジョンに夢中であった。
「あっ、シュー君、こんな自然の中で勉強道具を広げるとは何事なのです。というか何故そんなもの持ってきているですか!?」
修がマッピングしながら洞窟を探検し、美咲紀が様々な石に夢中になり、それを何とかフォローしていく健という構図の冒険も一旦は休止中。
お弁当を食べて一服していると、修が徐に参考書を広げ始め、それを見た美咲紀が声を上げる。
「いやぁ。何て言うか、ないと落ち着かなくてね」
「遠藤君! 遠藤君からもシュー君に何か言うのです!」
「つっても、八神は割といつもこんな感じだぞ? 何せ八神の宝具は参考書だからな」
「どんな参考書!?」
「あー、それなら仕方ないのです」
「何でそれで納得した!?」
洞窟の中に響く和気あいあいとした掛け合い。
正しく青春と言える光景はこの後も続く事となる。
最後に、洞窟を出た後、リスや鹿を見る事が出来た美咲紀がテンション上がりまくりになったという事だけをお伝えしておこう。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
暑い時の遊び方のリアクションをお届けいたします。
ここのところ、毎年毎年、夏にはどこそこで炎天下ですというニュースが流れますね。
冬でもあまり雪が降らないところにずっと住んでいる身としては寒いのよりも暑い方が得意なのでまだマシですが、そうでない方には辛い事が多いかと思います。
夏にはしっかりと水分や塩分の補給を忘れずにしたいところです!
さて、次はどのようなシナリオが良いかなと考えながら、今回はここまでとさせて頂きます。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月06日
参加申し込みの期限
2019年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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