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夜、三夜湖の畔にて ~1000年に一度開く扉~
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●お三夜さまの眷属見習い
月の光を浴びて光る、夜の三夜湖。
その畔であわあわとしているのは、和風の装束を身に纏った、銀色の髪の少年だ。
「ど、どど、どうしよう……もしかして、失敗? うっ、胃がぁ……」
へたり、胃の辺りを押さえてその場にしゃがみ込んでしまった少年の元へと、
「だ、大丈夫……?」
と、
恵御納 夏朝
は急ぎ駆け寄った。
「えっと、僕の名前は、えみな・かーさ、です。君は……?」
「僕は、その、睦(むつ)と言います……」
少年――睦へと、夏朝はここを訪れるに至るまでの事情を、掻い摘んで説明する。
その話を聞いているうちに、睦は、徐々に落ち着きを取り戻したようだった。
「そっか、お三夜さまが皆さんをお通ししたってことは、僕、今のところは失敗してないんだ……」
睦の独り言を耳に捉えて、
楢木 春彦
は「ん?」と首を傾ける。
「今回のコレにお三夜さまも関わってんのか?」
「へ? あの、お三夜さまをご存じなんですか?」
「うん。
お三夜まつりの時
に、ちょっとご縁があったんだよぅ」
春彦の言葉に瞳を瞬かせる睦へと、
呉井 陽太
は柔らかく声を投げた。
そうでしたか、と応じる睦の顔に、ちょっとほっとしたような笑みが乗る。
「でしたら、皆さんも今宵の大切なお客人です。その、先程は取り乱してしまい、失礼しました……」
「そういえば、『失敗』というのは、どういうことなのでしょう?」
柳内 みこと
が問えば、睦は、面映ゆげに首の後ろを掻き、
「実は……今夜、お客人の皆さんをきちんともてなせるかに、見習いを卒業できるかがかかっているんです」
「見習い?」
その単語を聞き逃さず、小さく首を傾けたのは
仙藤 紫
だ。
「はい。僕、お三夜さまの眷属……の、見習いなんです」
「へー。じゃ、今日は睦にとっては試験みてーなもんか」
春彦の言葉に、こくり、睦が頷く。
睦の背後から声が聞こえたのは、それとほぼ同時だった。
「でしたら、睦さんが見習いを卒業できるよう、力になりたいですね……」
ぴゃっと睦が跳ねる。
彼が振り返った先、皆の視線の先に立っていたのは、
ヨタカさん
を連れた
御巫 時子
だ。
「あら? 驚かせてしまいましたか……?」
ろっこんでカラスの姿に変じて、皆を見守りながら三夜湖に辿り着いていた時子。
手頃な木の陰で変身を解いて皆の前に現れたのだが、睦は、突然の登場に目を白黒させている。
「危なっかしいな、睦は」
と、
八神 修
が柔らかく苦笑した。
「確かに、ちょっと弄り甲斐がありそ……あ、いえ、何でもないですよー」
屋敷野 梢
は軽やかな調子でそんなことを言って、それから、
「ところで、『お客人』って何者なんでしょー?」
顎に人差し指を宛がい、オリーブ色の眼差しで睦を捉える。
睦が、ぴしりと姿勢を正した。
「お三夜さまから指名を授かり、異世界へと旅立たれた御遣いの子孫の皆さんです!」
この返事に、
卯木 衛
と
壬生 由貴奈
はパッと顔を見合わせる。
衛の瞳に散る煌めきが、由貴奈の黒の双眸にも鮮やかに映った。
「! 由貴奈さん!」
「うん、三夜湖で御遣い様……となれば、やっぱり来るのはあの子たちだよねぇ?」
「ですよね! うわー、うわー!」
興奮を隠すことなく、衛は声を華やがせる。
ある絵本のことを思い出し、「客人が翼獣のカイくんたちだったら……」と今宵の集まりに参加した衛。
(ほんとにカイくんたちなんだ! 超うれしい!)
口元をゆるゆるさせる衛を、由貴奈は、あたたかな目をして見守っている。
「またミケたちと会えるんだねぇ、たのしみたのしみー」
「俺も! めちゃくちゃ! 楽しみです!」
衛の声が踊るように跳ねた、その時。
「! 湖が……」
紫が、落ち着いた、けれど確かな驚きの乗る声を零した。
皆が、彼女の視線の先を追う。
三夜湖の底から、オーロラのような光が湧き出始めていた。
「わ、わ! じ、時間です!」
睦の声には、隠しようもなく緊張の色が滲んでいる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月10日
参加申し込みの期限
2019年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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