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夜、三夜湖の畔にて ~1000年に一度開く扉~
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●宴も終わりて
子翼獣達とのボール遊びで、すっかりへとへとになっているのは
八神 修
。
体力に自信がないわけではないが、
「……まだ子供とはいえ、野生のエネルギーはやっぱりすごいな……」
という具合である。
やっと休めるとばかりに湖の畔に腰を下ろした修は、
「……ん?」
子翼獣達が、訴えるような眼差しで自分を見つめているのに気付いた。
「……なあ、睦」
「はい、何でしょうか、修殿?」
「闇に紛れて、高空を飛ぶのは可能かな」
修の言葉の意を、睦はすぐに察したようで、
「……九夜山の上空なら、今宵は、お三夜さまのお力が働いているかと」
と、少し考えた末に、応じた。
「わかった。九夜山の上空から、はみ出さなければいいんだな」
「はい。でもこれ、ギリギリの提案ですからね! 絶対、絶対ですよ!」
「ああ、わかってるよ。……皆、そういうわけで、隠密ミッションだ。皆なら出来るよな?」
みぃ! みぃ! と嬉しげに鳴く子翼獣達。
そうして、修は翼獣ヨクの背に跨り、子翼獣達と共に夜の空へ舞い上がった。
(子供達に忘れられない思い出と、良い経験を……)
と、胸の内に願いながら。
はあ、と案じるような息を吐く睦へと、
楢木 春彦
はにやりと笑みかける。
湖畔に残った翼獣リブの子供達の相手をしながら、悪戯っぽく。
「睦、結構思い切ったな」
「……御使いの皆さんに楽しんでいただきたい気持ちは、僕も同じですから」
心臓バクバク言ってますけど! と拳を握る睦の様子に、春彦は、また笑った。
「色々ありがとな、睦。お前の力なら、大丈夫だろ」
「っ……! あ、ありがとうございます、春彦殿!」
「んな畏まるなって。あ、リブ達にも、そろそろ挨拶しといた方がいいか? また会えて嬉しかったぜ」
再会の時と同じように頭をわしゃわしゃと撫でれば、くくる、と、リブが鳴く。
「オレもだよぅ、ムク」
と、
呉井 陽太
も、翼獣ムクをそっと抱き締めた。
屋敷野 梢
は、膝の上で丸まる子翼獣のぷーちゃんを、優しくなでなで。
「今日はお疲れでしたねー。すっかりお兄ちゃんが板についてた気がします」
梢の言葉に、いかにも嬉しそうに胸を反らすぷーちゃん。
自分より幼い子翼獣達の面倒を見るぷーちゃんは、変わらず頑張り屋さんで、そして頼もしかった。
(また会えたとは言え、次会えるという保証はないんですよね……)
だからやっぱり、お別れは寂しい。けれど。
「……うーん、でもまたきっと会えますね。縁は深いですし!」
梢がそう言えば、ぷーちゃんはにこにこと目を細めて、「みゅう!」と元気良く鳴いた。
卯木 衛
と
壬生 由貴奈
は、並んで、煌めく湖を見つめていた。
翼獣カイと翼獣ミケも、勿論一緒だ。
「硝子みたいにキラキラできれーい。ここからミケたちが来たんだねぇ」
「なんか……ほんとに繋がってるんだなって思うと、じーんとしちゃいますね」
しみじみと呟く衛の手を――由貴奈は、そっと握る。
「へ? あ、あの……!」
「ねぇねぇうーちゃん、湖の上で、ちょっと踊ってみないー?」
「って、え!? 踊りですか!?」
大好きな人に手を繋がれては、「YES」以外の返事はない。それなのに、
「前にお出かけした時からうちらがどれだけ仲良くなったか、ミケとカイくんにも見せてあげないとねぇ?」
なんて茶目っ気混じりに微笑まれたら、何だかむずむずしてしまうのは何故だろうか?
(あっ、これ、あれだな!?)
衛が思い浮かべたのは、結婚式の情景だ。
親友に見守られての結婚式というのは、まさに、こういう気恥ずかしさを孕んでいるんじゃないだろうか。
(いや、やったことねえけど、結婚式!)
ぐるぐると考えていたら、「どうしたの?」というふうに、由貴奈が首を傾げたから。
衛は我に返ったようにくしゃっと笑って、そんな由貴奈の額に、己の額を寄せた。
「仲がよすぎて、カイくんたち、びっくりしちゃうかも」
キスは、ホントに結婚式みたいだからお預け……の、はず。たぶん。きっと。
湖の底に、オーロラがたゆたう。
蛍火もあわあわと光って湖畔に彩りを添える、そんな、一夜のお話。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月10日
参加申し込みの期限
2019年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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