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【星幽塔】第九階層 サルベージ!
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●エピローグ
沈没船で見つかったロボットや宝箱の数々は、時間をかけて引き上げられることになった。
過去を知るのに貴重な遺産なので、大半は調査に回されることとなったが、それぞれ気に入ったものをひとつ、サルベージのお礼としてもらえることとなった。
桜は、アクセサリ作りの参考になりそうな星型のナットのような金属パーツを貰った。
メリィとリリエルは、お揃いのイルカ型の金属のバッチ。
修は、商品だったらしくダース詰めされていた、懐中電灯に似た形の水中トーチ。
ティオレはジャンク品の中で辛うじて装飾品かと思えた金色のリングチェーンベルト。ついでに、
「これも貰っていいかい?」
そう言って貰った装飾付きの南京錠。こちらの方が価値があるかもしれない。
真白は、ロボットの眼球じゃないかしら、というような金色の金属球。
サキリは月の刻印の入った銀色の金属片。研いで柄を付ければそのまま切れ味の鋭いナイフになりそうだ。
オルカは、引き上げ品からではなく、赤銅色の髪をしたパートナーと自分お揃いの耳飾りを作れるように、第九階層でしか見られないという、内側が海色をした白く美しい巻貝を。
亮は解体の時に貰った肉と牙。
解体作業にずっと立ち合い、その姿や骨格を目に焼き付けていたエリオットも、骨の一部を貰った。(一部でも抱えるほど大きかった)
こうして、沈没船のサルベージ作業は一段落した。
冒険者たちは、港の酒場で亮や漁師たちが作ったダンクレオステオス料理が振舞われた。
「刺身、カラアゲ、なんでもあるぜ」
腕によりをかけた料理に舌つづみ
その夜は長いこと、笑い声と歌声が島の港町を包んでいた。
とてもよい夜だった。
◇
その後。
サルベージの日から数週間経ったある日のこと、サルベージに関わった冒険者たちが、隠し階層にある工房『クレイドル』に招待された。
「ロボットの修復が終わったんだよぉ~」
クレイドルには、サルベージに携わった第九階層の
ピエロット・アリス
のほかに、工学に強い第二階層の
アヴィケンナ・マラータ
、常に巨大な全身甲冑に身を包む第五階層の
ナイト・オブ・リブラス
もいた。彼らも多忙な中このクレイドルに足を運んで、錆を落としたり、全身を組み立てたり、リブラスの甲冑にも使っている潤滑油を差したり、磨いたりするのを手伝ってくれていたのだ。
ロボット回収直後からクレイドルでの作業チームに加わってきた修が、作業エプロン姿で立ち上がった。
「見てくれ」
そういって促した先には、ピカピカに磨かれた金色のボディが横たわっている。
初めに見つかった腕も装着され五体満足。たった今、作られたばかりであるかのようだ。
真白は駆け寄ってロボットの頬を撫でてみた。ひんやりと冷たく滑らかだ。
「お話もできる?」
残念ながら、とアヴィケンナは首を振る。
「自律する人工頭能を備えていて、人格もあったと思うんだ」と修は言う。
幻視の光でみた過去の記憶の中で、このロボットは明らかに自分の考えを持ち、行動していた。
「基盤みたいなものもあったんだけど、あまりに長い事水に浸かりすぎていたし、俺たちの世界の技術とも違うしで歯が立たなくてさ。でもいつか、目覚めさせてみたいよ」
「ああ、それにしてもロボットだなんて! やっぱりオーパーツだったよ~。こういう技術、第九階層には……ううん、星幽塔にはないもの。どこから来たんだろう? 他にもロボットがいる世界かな? すっごくロマンチックで夢が広がるね~」
ピエロットは一同にお礼を言う。
「今回は本当にありがとうね~」
皆が帰ったのち、アヴィケンナはそっとリブラスに耳打ちした。
「あいつに聞けば何かわかるかもな」
「あいつ、とは?」
リブラスは聖なる騎士のポーズを決めて、聞き返す。
「ああもう、うっとおしいな。あいつと言えばあいつだよ。
月影塔から来た人形の魔女
さ」
アヴィケンナはロボットを見つめた。
金色のロボットは瞼のない目を開けたまま眠っている。
<了……?>
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あとがき
担当マスター:
笈地 行
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございます。笈地です。
素晴らしいサルベージ作戦、ありがとうございました!
らっかみが始まって以来ずーっといつかやりたいと思っていた沈没船サルベージ。
ピエロットじゃないですが、浪漫ですよね~。書けて楽しかったです。
第九階層の清々しい青空と海原の中、沈没船の引き上げは無事成功。
ダンクレオステウス対応も、追い払う方、倒す方いろいろいらっしゃったんですが、
アクションを集めましたら(あ、これ、倒されちゃうわ)という感じで、
まるまる、島へのお土産になりました。
協力してくれた島の人々も、このお土産を報酬代わりに、大満足したことでしょう。
冒頭の噂話で出てきますように、これまでも打ち上ったりしていて、
ダンクレオステウスは最後の一匹というわけではないので、
海のどこかで繁殖していることと思います。
さて、このお話、続きがでちゃうかもしれません。
それはもしかしたら舞台はここではないアソコになるかも……?
そのときはぜひまたご参加いただけたら嬉しいです。
それではありがとうございました! 笈地でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月25日
参加申し込みの期限
2019年03月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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