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GO! GO! NYAGOブロック!
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【NYAGOでも、カプギア!】
「おーっ、NYAGOブロックだ!」
すっげー! とお目目もキラキラ、声を響かせたのは
源 竜世
です。
「やあ、キミもビルダーさんだね! キミはなにを作ってくれるんだい?」
「うーん。そうだなー」
NYAGO人形の言葉にひょいと首を傾けて、考え込んでいたのもほんの一瞬のこと。
竜世はうむっと大きくうなずきまして、
「どうせなら、この世界で一番強いの作りてえ! 強くて優しいの!」
「強くて優しいの?」
「そう!
スターライトナイト
だ!」
大切な相棒、カプセルギアのスターライトナイトをNYAGOブロックで再現したなら、そりゃあもうカッコよくて頼りがいがあるに違いありません!
竜世はさっそくブロックを拾い集めながら、かちゃりかちゃかちゃ。ああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返しながら、ひとつひとつのパーツを組み上げていきますと。
「っしゃあ、できたー! って、でっかくなった!?」
ででん! 出来上がったNYAGOブロック製スターライトナイトはあっという間に竜世の背丈を軽く超えるサイズに成長して、ぎゃおー! っと鳴きました。
自分の手で作り上げたカプギア……まあNYAGOブロックではありますけれど、これが再現度もなかなかです。細部はいろいろ違ってたりしますけれど、それもご愛敬というものでしょう。
胸にこみ上げてくる嬉しさに、竜世はふと思います。
「……兄ちゃんも、こんな気持ちで組み立てたのかなー」
自分にスターライトナイトを送ってくれたお兄ちゃんのことを思い浮かべて、なんだかおセンチな気分……なんて、そんなのもやっぱり、一瞬のことでしたけれど。
「よし! みんなのカプギアも作ってやるかー!」
竜世は張り切って、忙しく手を動かし始めました。
町の真ん中にて、たまたま顔を合わせた
マリエッタ・ラシュリエ
と
タイラ・トラントゥール
。
ふたりの目的は、どうやら同じであるようです。
「まずは、インフラ整備よね」
「同感だな」
町並みを眺めてみますと、仲間たちが建物を充実させてきているものの、まだまだ侘しい田舎町といった風情です。
マリエッタとタイラはそこへ、町の発展には欠かせない要素を付け加えていくことにしました。
「あなたは、なにから手を付けるつもりなんだ?」
「そうね。路面電車を走らせるのはどう?」
タイラの問いに、マリエッタはぴ、と人差し指を立てて言いました。
「一時期は、交通の妨げになるからって理由で廃止されるケースも多かったけど、近年は環境に優しい公共交通機関として再評価されてるわよね。この町にはぴったりじゃない?」
「しかし、路面電車は架線でごちゃごちゃとしてしまわないか?」
「大丈夫! 車両を蓄電池式にすればいいのよ」
「ふむ。なるほどな……」
真剣な意見交換を経て、マリエッタは路面電車の路線を敷くことにしました。
あわせて、車両のデザインと駅、その他関連施設はデザインを統一し、街の景観にも気を使います。
「このブロックは……ここかな? これはこっちね。よし、完成!」
形にこだわりながらブロックを組み合わせていきますと……かちゃり、どどん! ずららーっと並んだ線路の上を、ちょっぴり丸っこくて可愛らしい、愛嬌たっぷりな路面電車が走り始めました。
NYAGO人形たちもさっそく嬉しそうに駅へとやってきて、お行儀よく並んでいます。町の交通網が回り始めた瞬間でありました。
いっぽう、同じくインフラ整備施策を進めるタイラはと言いますと。
「この町はまだ発展途上だ。あまり地上に集中してしまうと、いずれ渋滞の原因にもなってしまうかもしれない」
ふむ、としばし熟考して、タイラもやがてかちゃかちゃとブロックを合わせ始めます。
かちゃり、ぱちぱち。ぱちり!
「……よし。いい出来だ」
ででーん!
地上には、マリエッタの路面電車が走っています。その路線を邪魔せず、かつよりたくさんのお客を運ぶことのできる交通機関……そう! モノレールです!
「うわぁ、これはいいね! 電車もモノレールも、町のいろんなところに早く行けて便利だよ~!」
空を走るモノレールは、路面電車ともデザインを合わせて、ばっちり街へと溶け込んでおります。見上げたNYAGO人形たちからも、大絶賛でありました。
と、そこへ。
「あーっ、タイラ! すっげーの作ってるじゃん!」
「む、竜世か。お前も来てたのか……って、なんだそれー!?」
なにやら上空、モノレールの向こうからやってきた竜世が乗り込んでいるものを目にして、タイラはびっくり仰天です。
ずごごごごごご……!
「それは……スターライトナイトか!?」
「へへー、カプギア作ったんだ!」
竜世のスターライトナイトを始め、人型鳥型動物型、実にさまざまなカプギアたち……それは竜世が乗って飛べるくらいの巨大サイズな、NYAGOブロック製カプギア軍団! でありました。
「見ろよ、
バルティーグル
だってちゃーんといるんだぜ!」
「なにっ?」
よくよく見ると、ふたりの友人たちのカプギアを再現した作品たちの中には、タイラのバルティーグルの姿もありました。こちらも再現度は悪くありませんし、随所に竜世のこだわりを感じる造形です。
けれど、そこはやっぱりタイラのこと。内心感心しつつも、くにゃりと眉をひん曲げて、
「おい、ボクのバルティーグルはもっと格好いいぞ」
「えーっ? いい出来だと思うけどな~」
「ふん、お前のセンスではこんなものだろうがな。まあいい、ちょうどいいところに来た。ちょっと手伝え、竜世」
くいとタイラが示したところには、これまた巨大な建造物がでででんどどん!
「すっげえ、なんだこれ!? タイラが作ったのか!?」
「ああ、向こうの線路の上へ渡す陸橋だ。お前のカプギア部隊で運んでくれ」
「おう、まかせろー!」
元気いっぱいな竜世の号令ひとつ。NYAGOカプギアたちがこぞって陸橋へ取りつき、よいしょっ! と持ち上げ運びます。
道路には誰かが作った自動車なども走り始めていて、その数は増えるばかり。いずれ起こるであろう渋滞の解消に、タイラの陸橋は大変役立つことでしょう。
「……案外使えるじゃないか。アイツが作ったものも」
カプギアたちへ指示を飛ばす竜世のハリキリぶりに、タイラはどこか可笑しそうに、小さく笑みを浮かべました。
少年たちふたりが仲良く? インフラ整備を続けるのを眺めつつ。
マリエッタはといいますと、公園を作成中です。町の中心部にひとつ、郊外のほうにもうひとつと、ふたつに分けて建設し、それぞれに特色を設ける予定です。
市街地には市街地なりに、郊外には郊外にふさわしい公園の形というものがあり、置かれている設備や自然環境なども異なります。前者には子どもたちが遊ぶための遊具を豊富に設置し、後者には湖にボートを浮かべ、キャンプ場もあり牧場もあり……などなど。マリエッタの構想はふくらみます。
「あら?」
ふと彼女は、足元にひとつのブロックを見つけて、拾い上げました。
それはほかとはちょっぴり違った、クリアで透明なブロックです。おそらく、窓かなにかに使われているパーツでしょう。
「……そうだわ!」
透明パーツを見つけた瞬間、マリエッタの脳裏へ、ぱあっ……! と浮かび上がるイメージがありました。
「ひとつくらい、実用性のない建物があってもいいわよね?」
マリエッタは透明パーツをかき集め、ブロックをどう組み立てるべきか、どんな形のパーツを使うべきか……なんてイメージを頭の中で固めつつ、歩き始めます。
あのNYAGO人形たちも、きっと喜んでくれることでしょう。その瞬間を想像すると、うきうき、わくわく。マリエッタの足取りも、自然と弾んでしまうのでした。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月21日
参加申し込みの期限
2019年02月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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